ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

交流戦に向けて 投手の駒を増やし役割分担をより明確にして起用するべき!

明日から交流戦が始まります。


交流戦の日程を確認してみましょう。



5/29〜31 広島戦 6/1〜3 阪神戦(ホーム) 6/5〜7 DeNA戦 6/8〜10 巨人戦 6/12〜14 ヤクルト戦(ホーム) 6/15〜17 中日戦(ホーム)



交流戦期間は週6日です。しかも、明日からの広島戦と来週のDeNA、巨人戦はビジターでの試合になります。


ここで一番の懸念材料は投手陣です。(山川選手の不調もですが)


先発ですが、ウルフ選手がバント練習をしていた情報があったので、おそらくローテに残っていると思います。なので、今週は、カスティーヨ、十亀、ウルフ、菊池雄星、多和田、榎田投手の順に登板予定になります。ウルフ、菊池雄星投手がどこまで仕上がっているかが注目ですね。


先発陣は粒が揃ってきました。やはり問題は、中継ぎです。


昨日までの3連戦で中継ぎ陣が崩壊し始めていることは明確です。今後、中継ぎ陣に対して必要な処置を書きます。


①野手の枠を減らして投手の枠を増やす

昨日も書きましたが、松井稼頭央選手を抹消して投手の枠を増やすべきです。現状、リリーフ投手は8人います。ですが、8人では足りません。次にも書きますが、先発投手に完投型の投手がおらず、投手の役割分担がはっきりせず、野田、平井投手は1イニング投げることが多くないので、このまま8人で回していたら、間違えなく8月にブルペンの投壊が起きます。


一番の得策は、一番出番のない松井稼頭央選手を抹消して、下から2軍で結果を出している本田投手をロングリリーフとして登録することです。これが実行されればいいのですが、現実問題どうでしょうかね。。。


と言いますのも、松井稼頭央選手がそこら辺の選手とは扱いが違うということです。昨年、楽天から戦力外となり、実質渡辺直人選手とのトレードとして西武にコーチ兼任で復帰しました。コーチ兼任の時点で戦力として獲得したわけではないのは明確です。最後の花道は西武で飾ってあげましょうという、フロントの温情もあります。


今季、ここまで8試合の出場で打率154、選球眼は辛うじて生きていますが、ボールを芯で捉えることが出来ていません。戦力になっているかと言われたら、はっきりとなっていないと思います。


では、なぜ抹消されないのか。簡単に説明すると、レジェンド枠だからです。


松井稼頭央選手は実績は申し分ないです。今回の復帰を見ると、将来的に監督候補にも入っているのかなと見れます。このような選手をそうやすやすと2軍に落とすことは出来ません。


さらに、営業面でも貢献しています。今季のクラシックユニフォームの試着やグッズでは、浅村選手や秋山選手といった主力選手と一緒に名を連ねたり、フェイスタオルではおかわり君や炭谷選手を抑えて対象選手として作られています。


中日の松坂投手を見て下さい。入団するだけで、メディアが一斉に注目して、しかも中日で日本球界復帰後初勝利を挙げています。松坂投手の登板ではファンもメディアも一斉に注目してくれます。これは1軍にいなければ出来ないことです。極論、日ハムのハンカチ王子や清宮選手は結果が出なくても1軍に出場しただけで、メディアが勝手に取り上げて、注目を集めることに成功しています。



プロ野球は利益が出ないと運営が出来ません。勝つことだけが全てじゃないのが悲しい現実です。特に、西武はオーナーが営業第一人間なので、過去には、訳の分からないタイミングで台湾の事業を無理やり試合にこじ付けたりと迷惑なこともやられました。


こう書くと、松井稼頭央選手が客寄せパンダみたいになっていますが、私は決して客寄せパンダだとは思っていません。


42歳でもあそこまで自分を追い込み、自主練に手を抜かずに未だに現役を続けていることはすごいことです。若手の選手やおかわり君には、是非とも自身の体との向き合い方の参考にしてほしいと思います。


個人的には、今すぐにでも2軍監督を務めてほしいと思っています。現2軍監督があの投壊マシーン潮崎です。2軍でも打高投低が起きているのは、ドラフトの失敗はありますが、2軍監督があれなのも実際にあります。



②投手起用を明確に

①に関しては正直営業の観点が絡んでくるので、今は無理な可能性があります。今すぐにでも出来ることは、投手起用を明確にすることです。



現状、確定しているのはセットアッパーワグナー投手、クローザー増田投手だけです。ワグナー投手のセットアッパーは不安で仕方ないですが、現状一番抑えているのが彼しかいないので、これはやむなしです。増田投手は2日連続で負け投手になりましたが、これは首脳陣の采配が悪いだけなので、動かす必要はありません。


ここからが問題です。まず、武隈、野田、平井投手。この3人は勝ち試合で使うべきです。現状、この3人を勝ち負け関係なしで起用しています。


45試合の中で、武隈20,平井21,野田19試合に登板しています。半分近くの数字です。はっきりと投げさせすぎです。


どうも優勝の2文字が出てきてから、ビハインドの試合でもこの3人を登板させている状態です。これでは8月までには誰かしら最低1人は過労でダウンしてしまいます。


3人とも連投には強くありません。ここは試合状況と投手の状態を加味しながら、起用のタイミングを決めてほしいです。連投は極力控えて、ビハインドの試合での登板は原則NGです。といっても、西口コーチがブルペンで投手の状態が把握出来ているのかが疑問ですが。。


あとは、小石、松本、南川投手。この3人でビハインドの試合は回していきましょう。小石投手は引き続きロングリリーフを担当してもらい、本来なら昨日のような勝ち試合の投手を全員起用した後の延長戦の一番手で登板してもらう投手です。松本投手もビハインドの試合ならある程度任せられる能力があります。南川投手はまだ投げていないのでなんとも言えませんが、まずは敗戦濃厚の試合からの登板になると思います。


この陣容ですと、回跨ぎ出来るのが小石投手だけです。松本投手は回跨ぎには不安があります。なので、先発の本田選手をまずはロングリリーフから登板させたいです。初戦の相内投手を見れば、2軍で結果を出していても、いきなり1軍の先発は務まらないことは証明されています。



負けてしまったことは仕方ありません。大事なことはこの3連戦をなぜ負けたのか、今後の展開で必要なことは何かを首脳陣がしっかり理解することです。このままだと、あの田辺政権が引き起こした悪夢の13連敗。これがまた現実になってしまう可能性だってあるんですから。





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