ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

8/19(日)西武×日本ハム第17回戦 —キャプテンの逆転満塁弾 首位攻防戦を勝ち越し今季最大のゲーム差に広げる—

7-4で2試合連続の逆転勝ちです。厳しいと予想された首位攻防3連戦で勝ち越すことが出来ました。



先発はウルフ投手。1アウトから西川選手にチェンジアップをライト前ヒットにされます。2アウト2塁となり中田選手を迎えます。初球のツーシームをセンター前に運ばれて失点します。中田選手もインコースにはこないと踏んで打ったように見えました。さらにレアード選手も今日精度の低いカーブを3球連続で要求して、危ない打球でしたがレフトフライに抑えました。この回は岡田選手のリードも酷かったです。


同点に追いついた2回は0に抑えます。この回からは使えないチェンジアップとカーブを控えてほぼツーシームのリードになりました。幸いにも速球の球速はまずまず出ています。


4回です。1アウトからレアード選手に四球、田中賢介選手にヒットで1,2塁のピンチを迎えます。鶴岡選手はツーシームで空振り三振に抑えて2アウトとします。ここで渡邊選手を迎えます。



カウント1-0からなぜか今日精度の低いカーブを2球要求します。これで3-0とカウントを悪くしてしまいます。フルカウントまで持ち込みましたが、最後は真ん中に入ったツーシームをセンター前に運ばれて失点しました。これは岡田選手のリードが悪かったです。確かにストレート系に強い渡邊選手で前の打席にツーシームを打たれてはいましたが、だったらカットボールやストレートでもいいのでカウントを取りにいかなければいけない場面でした。精度の低いカーブで3-0にした場面で、この打席は負けたも同然でした。


再び追いついた5回はヒットを打たれながらも三者凡退に抑えます。この回もほぼツーシームで抑えました。


6回です。そろそろスタミナの不安が出てくる場面です。先頭の中田選手にヒットを打たれ、1アウトから田中賢介選手は内野安打で1,2塁のピンチとなります。速球の球威も怪しくなってきました。ここで鶴岡選手を迎えます。



3球目以外は外一辺のリードです。鶴岡選手もインコースはこないと踏んで、6球目のツーシームをライト前に運ばれて逆転を許しました。これで完全に集中力が切れて、渡邊選手にもツーシームを打たれて4点目を取られます。ここで降板しました。



5.1回112球、10被安打5奪三振1四球4自責点でした。今日は変化球の精度が低いせいで、速球主体で攻めるしかない状態でした。何度か膝を気にしている仕草もあって、そもそも万全な状態だったのかが疑問でした。来週のソフトバンク戦をどうするのかが気がかりです。



1アウト1,2塁のピンチで武隈投手が登板します。ストレート主体で攻めていき、中島選手と浅間選手を連続三振で抑えました。


7回も続投です。ところが西川選手には四球、近藤選手にヒットを打たれて降板しました。やっぱり信用出来ない状態です。そろそろ小川投手を試してもいいと思います。この状態で1軍にいられても困ります。


0アウト1,2塁のピンチでまた平井投手が登板します。土肥コーチの反省のなさには怒りを越して呆れかえってしまいます。中田選手は3球三振で1アウト。スライダーがすっぽ抜けたのが逆に良かったです。レアード選手はフルカウントから四球で満塁とします。田中賢介選手はフルカウントから変化球を捉えられましたが、ファーストライナーで併殺打となり、奇跡的にこの回を0に抑えました。ボールのキレが全くない状態でした。いよいよヤバイかもしれないです。


逆転して3点リードとなった8回です。ここでマーティン投手が登板します。ところが今日はノーコンぶりが露呈されました。鶴岡選手は四球、渡邊選手は変化球で空振り三振に抑えますが、中島選手と浅間選手には連続四球で満塁のピンチとなります。ここで西川選手は変化球でタイミングを狂わせて最後はストレートで3球三振、近藤選手はチェンジアップでファーストゴロに打ち取りました。今日はマーティン劇場で心臓に悪かったですが、辛うじてコントロール出来ていた変化球を炭谷選手が上手くリードしてくれて、何とか0に抑えました。


9回はヒース投手。昨日と同じで中田選手から始まります。四球は出しましたが、最後は鶴岡選手をスライダーで空振り三振に抑えて試合を締めくくりました。昨日よりは球威が落ちていました。ヒース投手にも疲れが出ているかもしれません。



勝ちはしたから良かったものの、またビハインドで平井投手を起用していました。今日の平井投手も復帰後はワーストと言えるほどボールにキレがなかったです。これも便利屋起用し続けた首脳陣の責任です。次のロッテ3連戦は全部休ませるぐらいのことはしていいと思います。





打線です。相手先発のマルティネス投手もウルフ投手同様にマウンドと相性が悪かったのかは分かりませんが、投げる時にフォームを崩したり膝を気にしたりと集中している様子はなかったです。球数を費やした終盤にチャンスは来るはずだと予想出来ました。


今日のヒーローは間違えなく浅村選手です。初回はマルティネス投手のカーブをすくい上げて本塁打、7回は公文投手のストレートを読んで逆転満塁弾と2本塁打5打点と大活躍でした。昨日活躍出来なかった分を今日しっかり活躍してくれて良かったです。


金子侑司選手も7回は1点差に詰め寄るタイムリーヒットを打ちました。辻監督も途中でバントからヒッティングに切り替えたと話していましたが、その判断は正しかったです。そもそも金子侑司選手はバントが苦手なので、3回の場面も送りバントよりも打たせて進塁打の方が良かったと思います。


外崎選手もマルティネス投手から本塁打を打ちました。にしても外国人投手からよく打ちますね笑。このまま外国人投手キラーになってほしいですね。


秋山選手は1安打2四球と最低限の仕事はしましたが、まだ強振癖は直っていないです。もう少し様子は注意深く見たいですね。


中村選手は相変わらずチャンスメイクとしては大活躍です。栗山選手も代打出場から四球で繋げました。中村選手は疲労には気をつけてほしいです。栗山選手も代打だけでなく、指名打者起用も考えてほしいです。


今日は捕手として出場した2人は明暗が分かれました。岡田選手は打撃では2塁打を打ちましたが、その後の走塁ミスでチャラとなりました。リードもよく分からない場面でカーブを投げさせたり外一辺のリードになったりとウルフ投手を上手くリード出来なかったです。前回のウルフ投手の投球を見ていないので何とも言えませんが、単純に前回はウルフ投手が絶好調だっただけかもしれません。

その一方で、炭谷選手のリードは非常に良かったです。特にストレートが全くコントロール出来ていなかったマーティン投手には変化球を主体にして渡邊選手と西川選手を空振り三振に抑えたのは、間違えなく炭谷選手のリードがあったからです。まだまだ炭谷選手を上回る捕手は出てこないと改めて思いました。



源田選手、山川選手、森選手は無安打でした。源田選手はアウトになっても粘っていたのでそこは評価します。満塁の場面では少し硬くなりすぎていましたね。最初にボール球を振ってしまってからより慎重になってしまって、カットしてほしかったボールを見逃してしまいました。山川選手、森選手は今日はデカイ当たりを狙いすぎていました。また次からは打ってほしいと思います。





初戦を落とした時点で厳しいかと思われましたが、結果的に勝ち越すことが出来ました。これで日本ハムもほぼ終戦になりかけましたが、次の3連戦次第ではソフトバンクが新たな首位攻防争いの候補となってくる可能性があります。来週のソフトバンク3連戦も注意したいと思います。





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