CS総反省会(追記有り)
現在燃え尽き症候群に陥っていますが、大まかにCSでの反省点を挙げていきたいと思います。
・5試合44失点の投手陣
これに尽きます。指導者がどうとか起用がどう以前に、投手自身のだらしなさが酷すぎました。まともに投げれていたのがヒース投手、平井投手、郭俊鱗投手ぐらいです。短期決戦においてこれだけ打たれたら打線だってカバーしきれません。投手の皆さんはCS敗戦の責任を痛感して、来年に向けてまた一からやり直して下さい。
・ロングリリーフ
ロングリリーフが最初は十亀投手だけでした。その十亀投手も2試合で二桁失点と論外の内容でしたが、それ以降にロングリリーフを補充しませんでした。昨日は榎田投手がベンチに入りましたが、そもそも初戦の時点で十亀投手を抹消して郭俊鱗投手を2戦目からロングリリーフで起用していたら、多少は変わっていたはずです。ここは土肥コーチの采配のまずさが出てしまいました。
・投手の炎上に油を注いだ捕手陣
3人ともです。これは炭谷選手も該当します。基本的に下位打線相手にも逃げてしまい、結局四球でランナーをためて自滅した場面が多々ありました。捕手自身も投手の炎上に対処しきれなかった部分はありました。
・投手の調整は本当に万全だったのか
榎田投手が試合前に不安を口にしていましたが、先発が誰一人としてQS投球を達成出来なかったことを考えると、その疑問は浮上してきます。菊池雄星投手とウルフ投手はともかく、多和田投手、榎田投手、今井投手はポストシーズンの経験はほとんどないはずです。ここら辺をしっかり調整を促すことが出来ていたかにも疑問は残りました。
・おすわり君のサード起用
私が打線に関して、この1年で一番不満というか納得のいかない部分はここです。5戦目に関してはどうしても起用したいなら7番起用するべきだと言いました。そこはクリアしています。ただ、指名打者での起用だと明言しました。現状の中村選手に守備を任せるのは危険すぎます。昨日も相手打線が果敢にバントを試みたのはウルフ投手だからというのもありますが、サードが穴になっていることを分かっているからです。CSでも中村選手のまずい守備は多々ありました。打撃では最後に本塁打を打ちましたが、基本は守備で全部マイナスになっています。レギュラー格で一番足を引っ張った野手は間違いなく中村選手です。
CSに限らず、栗山選手は守備に就かせないは途中ですぐに守備固めや代走と交代するのに対して、中村選手は一向に守備も代走も出さずに最後まで試合に出場し続けました。守備力Gの選手を最後まで守らせる利点はどこにあるのでしょうか?ここに関しては本当に首脳陣の考えが理解できません。
橋上さんの退団が発表されました。ここに関してはまた別途述べる予定ですが、個人的にはプラスに捉えています。橋上さんの退団によってこの栗山選手と中村選手との起用の差がなくなるか否か、来年注目していきたいです。
・先頭打者を封じられる
中村選手同様に、秋山選手も不調で苦しんだ選手の1人です。打線がやや沈黙した原因はここでした。先頭打者が封じられたことにより、得点の起点が作れなかったからです。とは言え、昨日は中村選手同様に、1番打者としての意地は見せてくれたと思います。秋山選手を責める人はいないはずです。私も秋山選手を責める気にはなりません。この選手がいなかったら、西武の優勝はなかったのですから。
・封じられた機動力
個人的にはむやみやたらに走らなかったことは評価していますが、それでもリーグダントツの機動力を活かすことが出来なかったのは事実です。普段通りの野球をすると辻監督は仰っていましたが、やはり監督自身も緊張していたのだと思います。
・ソフトバンク寄りの審判
昨日の物議を醸した盗塁の場面もですが、基本的にソフトバンク寄りの判定が多かったです。これはかなり試合をやる上で厄介事でした。
盗塁に関しては個人的にはセーフだと思いますが、アウトを下した審判団の原因を考えると
・砂が舞ってベースが見えなかった
・秋山選手がスライディング時に減速していて、ベースに到達までに時間を要した(秋山選手の盗塁の下手な原因はここです)
・一度アウトの判定を出してしまった
・二度も覆すことは審判団のプライドがどうとか勝手な事情を持ち込んだ結果、アウト判定にした
こんなところだと思います。ここに関しては突っ込んだところでキリがないので、やむなしとします。
しかし、基本的に西武の攻撃時にやたらストライクゾーン(特に外角低め)が広くなったり、昨日もウルフ投手の時だけストライクゾーンが狭くなったりと、本当に公平な判定を下しているのかが大いに疑問です。個人的には盗塁よりもこのストライクゾーンに苛立ちを覚えました。
・最後の最後に出た橋上さんの悪癖
昨日の高橋礼投手のコントロールが良かったのは事実です。しかし、スタミナに難があることと目が慣れてきたら攻略出来ることを加味したら、早打ちよりも粘って球数を費やす方が攻略するには得策なはずです。しかし、西武打線は早打ちに徹しました。攻略するのに5回まで費やした原因はここにあります。分からない、初めての投手相手に好球必打作戦しか出せないから、橋上さんは無能だと私は主張しています。まさに昨日の試合ではそれが出ました。
来年からは真のデータ野球を理解しているヘッドコーチを連れて来て欲しいです。辻監督推薦枠でも構いませんから、有能な人物が来てくれないと、戦力ダウン必須の来シーズンを乗り越えるに当たって、かなり厳しくなります。
朝起きてから心の中にポッカリと大きな穴が空いている状態です。それだけ今年は全力で応援していたのだと自覚しています。しばらくは無気力な状態が続きそうな気がします。
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