ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2018選手通信簿 #33山川穂高 —山賊打線の新たな4番打者 調子乗っちゃって〜で量産した本塁打 4番打者の真髄—



2018年シーズン成績

打率:281 安打:152 二塁打:24 三塁打:1 本塁打:47(☆1位) 打点:124(2位) 得点:115(☆1位) 三振:138(ワ1位) 四球:88(2位) 死球:16(3位) 犠飛:2 併殺打:5 出塁率:396(5位) 長打率:590(2位) OPS:985(2位) 得点圏打率:310 失策:14(ワ1位)





主な獲得タイトル(判明次第追記します)

・最多本塁打賞(初)

・月間MVP(3,4月、9,10月度)






•守り抜いた4番の座

大砲として覚醒した1年となりました。途中で不調はありましたが、それでも辻監督からの信頼は厚く、全試合で4番として出場しました。本塁打もほぼ3試合に1本打つペースで量産していき、念願の本塁打王のタイトルも手に入れることが出来ました。





•本塁打だけではない打撃の良さ

打率281に対して出塁率396、四球88と選球眼の良さも光ったと思います。本塁打だけでなく、アウトにならず後続にしっかりと繋がる役割も果たせたのではないかと思います。





•守備には課題あり

その一方で失策数はリーグワースト、当たり前ながらゴールデングラブ賞は獲得出来ませんでした。山川選手の場合は凡ミスが多く、さらにグラブトスも下手な部類に入ります。守備には課題が山積している結果となりました。







【2019シーズンに向けて】

•目指すは50本塁打

まず個人的な目標としては、50本塁打を目指した上での2年連続本塁打王のタイトルだと思います。そのためには、今シーズンでの課題を解決していくことが重要になってきます。




•好不調の波を減らせるか

山川選手はどちらかというと好不調の波は大きい方だと思います。特にずっと4番打者としているので、不調になるとそれだけで打線が沈黙してしまう恐れもあります。


不調になるとかなり考え込んでしまうタイプだと思いますが、その際は長打を捨て、ボールはしっかりと見極めるという基本に戻って欲しいと思います。赤田コーチがこけてしまったらもう打撃コーチは当てにならないので、山川選手自身の管理も重要になっていきます。





•変化球への対応

今シーズンの変化球の成績は、やはりカーブが241とまだまだ低い打率でした。しかし、それ以上にフォークが183という酷い成績でした。


相手球団も山川選手のことは徹底的に研究してくるはずです。長距離砲なだけあって、落ちる変化球に弱くなるのはやむを得ない部分は確かにあります。しかし、変化球への対応を疎かににしてしまっては来年以降結果を残すのは難しくなると思います。自身の弱点もしっかり把握して欲しいと思います。





•忘れてはいけない選球眼

今シーズンの山川選手は大きく見て2回の不調期があったと見れます。一度は5月、二度目は8月です。


その中で5月は出塁率376あったので問題ありませんでしたが、8月は出塁率294と選球眼を失う形となりました。


特に8月に関しては中村選手の復活の影響か、本当に長打しか狙わないという自分勝手な打撃から起きた不調とも見れます。4番打者はあくまでも4番打者なのであり、本塁打しか狙わない4番打者はチームにとって不必要な存在だということを常に自覚して欲しいと思います。






•守備の強化

ここに関してはもう練習しかないでしょう。とにかくノックを受けて凡ミスをなくすこと、そしてトスの練習もちゃんとやって下さい。






•家族の支え

この部分にも触れておきたいと思います。山川選手といえば、本塁打を打った日は奥様からステーキがご褒美されるという話はファンの中でも有名な話です。


ステーキはそれでいいのですが、なんかの記事でか、山川選手は家族の支えがあってこその結果だと言っていた記事を見たことがあります。


思い返せば、入団1年目は体重110kg近くで寮に入寮、練習ではちょっとしたランで肉離れを起こして田邊前監督がブチギレる、さらにコーラなどの炭酸飲料も飲んだりとアスリートとしては完全にアウトの自己管理でした。それが結婚してからは奥様の支えもあって、食事管理や生活習慣が大幅に改善されたことも覚醒した要因の一つにあるのではないかと思います。


今後も家族のためにも頑張って欲しいと思います。







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