ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

交流戦を振り返って見る —投手編—

交流戦ですが、西武の6位が確定しました。パリーグでは5位という成績でした。



ここで、交流戦の成績を投・打に分けて見ていこうと思います。尚、阪神×オリックス戦がまだ残っているため、成績の順位に関しては暫定順位とさせて頂きます。



まずは投手から見ていきましょう。




チーム投手成績

防御率4.59(11位)、セーブ4(5位タイ)、奪三振119(9位)、被安打152(6位)、被本塁打(7位タイ)、与四球75(11位)、被打率248(5位)、QS44.44%(7位タイ)

※セーブ数以下は、データで楽しむプロ野球さんから拝借しました。



成績を見れば分かりますが、上位の成績がありません。QS率も半分なく、2試合に1回は先発が6回3失点を投げきれずに、中継ぎへの負担を増やしています。被打率は決して高くないですが、与四球がワースト2位と、自滅している部分が多いと見ることが出来ます。



次に個人成績を見てみましょう。尚、個人成績に関しては、データで楽しむプロ野球さんのものを元に、足りない部分を計算して数字を算出しました。そのため、私自身も間違えている可能性が高いため、この数字自体が絶対なものではないことをご了承頂きたいと思います。




・先発

菊池雄星 3先発2勝0敗 防御率0.86(1位) 21回20奪三振5四球 被打率155(1位) WHIP0.76(2位)


カスティーヨ 4先発3勝1敗 防御率3.63 22.1回13奪三振8四球4死球(1位) 被打率156(2位) WHIP0.91


十亀 3先発1勝0敗 防御率5.30 18.2回11奪三振7四球 被打率280 WHIP1.56


多和田 3先発0勝2敗 防御率5.24 17.2回15奪三振6四球 被打率235 WHIP1.29


榎田 2先発1勝1敗 防御率5.36 10.1回8奪三振7四球1死球 被打率225 WHIP1.60


ウルフ 2先発1勝0敗 防御率4.15 13回8奪三振3四球 被打率250 WHIP1.15


今井 1先発1勝0敗 防御率0.00 6回6奪三振2四球 被打率227 WHIP1.17




菊池雄星投手が頭3つほど飛び抜けています。防御率は交流戦1位、被打率も1位、WHIPも2位とMVP級の活躍をしています。カスティーヨ投手も交流戦始まってから先発投手陣を支えてくれました。危険球退場した試合以外では全て白星を上げています。意外にも、被打率は2位です。死球がワースト1位なのは良くないですが、十分に頑張ってくれたと思います。今井投手も1試合だけでしたが、よく頑張りました。ウルフ投手も及第点としましょう。

逆に残念だったのが、多和田、榎田、十亀投手。3人とも中継ぎが打たれたり采配ミスがあったりと、不運が重なってしまった部分もありました。しかし、多和田投手が交流戦0勝はいささか良くありません。本来は右の柱にならなければいけない投手です。リーグ戦再開したら挽回してもらわないと困ります。




・中継ぎ

ワグナー 0勝0敗5H 防御率4.34 10登板8.1回7被安打5奪三振7四球1死球 被打率233


増田 0勝2敗4S 防御率9.00 8登板7回17被安打6奪三振2四球 被打率459


松本 0勝0敗 防御率5.48 7登板6.2回8被安打6奪三振5四球 被打率308


小石 0勝0敗 防御率2.17 6登板8.1回3被安打4奪三振7四球1死球 被打率115


武隈 0勝1敗 防御率17.50 5登板3.2回9被安打2奪三振4四球 被打率474


平井 0勝0敗2H 防御率17.50 5登板3.2回6被安打4奪三振3四球 被打率375


大石 1勝0敗1H 防御率0.00 4登板4回4被安打3奪三振0四球 被打率250


野田 0勝1敗3H 防御率25.00 4登板1.1回3被安打2奪三振7四球 被打率429


ヒース 0勝0敗1H 防御率0.00 3登板3回3奪三振1四球 被打率0


南川 0勝0敗 防御率15.38 3登板2.1回5被安打2奪三振1四球 被打率417


田村 0勝0敗 防御率0.00 2登板3回4被安打1奪三振 被打率308



まあ悲惨な結果なのがよく分かります。中継ぎだけで4つも負けています。交流戦始まってからずっと1軍にいて結果を残した投手は小石投手だけでした。野田、平井、武隈、ワグナー投手は交流戦の間に抹消され、松本、増田投手も防御率が大変なことになっています。数字を見れば分かりますが、この状態の投手を勝ちパターンで起用し続けていた首脳陣にも問題があることがよく分かります。何度も書いていますが、西口コーチの指導能力もないも同然の結果です。そんな中で、大石、ヒース投手が新たな勝ちパターンとして機能し始めたことが唯一の救いです。この2人だけは、絶対に疲労で潰してはいけません。基本は3点差以内の勝ち試合で起用、ビハインド起用は厳禁です。当たり前のことですが、先日のDeNA戦で2点ビハインドで大石投手を起用している首脳陣なので、また同じ過ちをするのではないかと不安で仕方がありません。



明日は打撃成績についてまとめてみたいと思います。



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