ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

遂にゲーム差なしまで迫られた西武ライオンズ なぜ失速したのか原因を研究してみる

今日の試合結果で、ゲーム差なしで日ハムに並ばれました。一応は西武が首位をキープしてはいますが、4月終了時点の状態から比べたら、かなりの落ちぶれた結果になっています。


私は首位陥落は時間の問題だと交流戦始まる前から思っていたので、この結果はある意味当然だと思います。では、何故ここまで失速したのか、原因は山程ありますが、なるべく分かりやすくまとめてみたいと思います。




①中継ぎ投手陣の崩壊

これは皆さんもうお分かりだと思います。私も前から散々言ってきましたが、本来勝ちパターンを務めるはずの武隈、野田、平井投手を勝ち負け関係なしで起用、さらに新たな勝ちパターンだったワグナー投手を5点差リードでも平気で起用し続ける、そして守護神増田投手を2日連続で回跨ぎ起用など、疲労という概念を理解していない起用方法のせいで、全員疲労により不調に陥るという、アホな采配で見事に中継ぎ投手陣を崩壊させてしまいました。これにより、本来勝てた試合を落としまくるのは勿論のこと、先発投手をクローザーに配置転換しなければいけないなど、今後の戦略にも大きな影響を与えてしまいました。




②思いの外打てなくなってきた打線

打線を失速の原因にするのはどうなのかという意見もあると思います。正直私もそう思います。しかし、4月の大爆発状態の頃と比べれば落ちてきています。西武ライオンズというチームは、ここ数年は打ち勝つチームなので、打線が投手力をカバーしながら勝たなければいけません。とはいっても、点差がついた時にやみくもに振り出したり、今日みたいに好投手相手に為すすべなく完敗な状態をなんとかしてほしい程度なので、ここはそこまで大きな原因ではありません。




③ベテラン選手の実力度外視の起用

前に私はベテラン選手に関する記事を書きましたが、今日も打てる気配のない中村選手を普通にスタメン起用する一方、炭谷選手はベンチでおすわりさせているなど、本当に勝ちに徹しているのか疑問に残る采配です。このベテラン選手の起用ですが、中村、松井稼頭央選手は手厚くする一方、栗山、炭谷選手の活躍の場をなくしていく理由が、私には全く分かりません。




④捕手というポジションの軽視

これに関してですが、首脳陣は捕手は打てればいいと思っているのではないか、と私は疑っています。ベテラン選手の部分と被りますが、捕手能力の高い炭谷選手は起用せずに、捕手能力の低い森、岡田選手ばかり起用していることが原因で、投手が打たれていることです。

今日の今井投手のリードですが、ストレートにキレがなかったにも関わらず、森選手はストレートを軸にリードして、ペゲーロ選手に本塁打を打たれました。岡田選手も先日のロッテ戦では、満塁の場面で井上選手相手に全球ストレート勝負にいき満塁本塁打を打たれるなど、捕手能力が原因で負けた試合もかなりあります。

森、岡田、炭谷選手の3人ですが、まず打力では

森>>>>>>>>岡田≧炭谷

という形になります。

守備面ですが、炭谷選手は相手の弱点をしっかり把握して、その上で試合の中で投手のボールの状態を確認しながらリードが出来ます。ややコントロールを求めるリードもあるとは思います。肩は文句なしです。たまにポカをやらかすことはあります。

岡田選手は左右に揺さぶるリードが特徴です。肩は致命的に弱いです。スローイングが完璧だったとしても、大抵は走られています。

森選手はパワーリードかなと私思います。肩は強いですが、スローイングにまだ難があるのと、捕球してから投げるまでの時間が長いので、まだ完璧には刺さないレベルです。そもそも盗塁を警戒せずに走られてしまうことがあります。

守備面では

炭谷>>>>>>>>>>>森>岡田

となると思います。

炭谷選手はぶっちぎりとして、何故森選手が岡田選手より上か、捕球ですが、森選手もかなり上達してきて、ほぼ同レベルになりました。リードはお互いに特徴が分かれているので、肩力を見て、森選手が上かなと判断しました。勿論、投手次第では岡田選手が上になることも普通にあると思います。


昨年優勝したソフバンの正捕手である甲斐選手の昨年の打率は232です。今年の日ハムの清水選手の打率は167です。鶴岡選手は282と打っていますが、リード面や盗塁阻止能力は高いです。


私は捕手に関しては、打つよりも守備が求められると考えています。これに関しては目に見えない部分なので、評価が難しいのが正直なところです。しかし、世代交代があるにしろ、ちょっと投手が打たれたのを理由にそれを炭谷選手に押し付けて、早くFAしてくれみたいな起用法には流石に疑問を持ちます。首脳陣も、ここまで打たれた理由を全て投手だけのせいにしているのではないかと、不安になってしまいます。




本当はこの次に首脳陣のことについても書きたかったのですが、予想以上に長くなってしまったので、首脳陣に関してはおそらく月曜日になると思いますが、書きたいと思います。




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