ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5/25(金) 西武×日本ハム第8回戦 —4/18の再現ならず 復調気配はあるものの、敵の好守とベンチの謎采配により勝ちが潰える

8-5で負けました。これで日ハム戦は4勝4敗の5分です。



先発は相内投手。2軍で防御率1.57,3勝を挙げて高木勇人選手を押し退けての起用となりました。


初回、2アウトから近藤選手にヒットを許し、中田選手にど真ん中からど真ん中に落ちる全くキレのないフォークをスタンドに運ばれます。2回にもピンチになりますが、なんとか切り抜けます。


ですが3回、先頭の大田選手に死球を当ててしまいます。ここで大田選手に睨みつけられた後、近藤選手でストレートすらコントロール出来ない状態になります。岡田選手らがなんとか落ち着かせようとしていますが、たかが死球1つ当てたぐらいでひ弱な投球になっては話になりません。結局近藤選手には2塁打を打たれて0アウト2,3塁の大ピンチを作ります。ここで中田選手は真ん中に入った球を打ち損じてショートゴロの間に1点入ります。続くレアード選手は甘いカーブを打ち損じてレフトフライ、1,3塁となり、清宮選手にはど真ん中のストレートを捉えはしましたがライトライナーでなんと最少失点に抑えました。その後も相手打線の打ち損じに助けられて、5回まで投げきります。



5回92球、被安打4奪三振3四死球5失点3という結果でした。よく3失点で済んだなと思いました。内容はひどいですが、私は5回まで投げきれるとは思っていなかったので、今日に関しては合格だと思います。ですが、はっきり言ってまだまだです。見た感じ、変化球の精度、コントロール共に最低ラインです。たまに決まるストレートはいい球もありました。下半身でフォームを固められていないのが原因ではないでしょうか。そもそも、死球1つ当てて縮こまった投球になったり、おどおどしていたりと投げる以前の問題も多かったように思います。次回登板は私は勧めませんが、もしあるなら流石に次はKOされると思います。



問題は中継ぎ陣です。変わった野田投手は先頭の杉谷選手への初球の真ん中スライダーを本塁打にされます。さらに7回、先頭の西川選手へヒットを許して降板します。代わった平井投手が大田選手を打ち取ったあたりが走塁のカバーに入った浅村選手の逆のところへ転がり、1,3塁の場面で近藤選手にとどめの3ランを打たれます。ここは岡田選手もランナーに気をとられすぎていたりと反省部分が多かったです。平井投手はとにかく本塁打を打たれすぎですね。これでは接戦で使いづらくなってしまいます。


唯一の収穫は松本投手。ルーキー時代と比べたらかなり球威が出ていて、成長を感じました。

次は変化球で何か1つウイニングショットがほしいですね。スライダーのキレが良くなれば、さらに活躍の場が広がるのではと思いました。



相手の先発高梨投手は決して本調子ではありませんでした。初回、敵のWPで得点し、2回に岡田選手のストレート狙い打ちで同点とします。岡田選手は相内投手のリードに加え、打撃でもいいところを見せていました。(中継ぎ陣のリードに関しては反省点がありますが)


今日の1つのターニングポイントとして挙げるのは、3回裏2アウト2塁の場面です。コントロールに苦しんでいる高梨投手に対して山川選手が初球を打ち上げてしまった場面です。4回以降、高梨投手は立て直して6回までノーヒットに抑えられました。山川選手の長所の1つは選球眼。あそこでせめて粘った上でのアウトだったらまだ状況は分からなかったかもしれません。



中継ぎ陣の大炎上により、敗戦ムードとなった7回裏、2アウトながら2,3塁として秋山選手が初球を捉えて4点差とします。ここで源田選手の当たりがファインプレーに阻まれたのが惜しかったですね。


8回にも1点取り9回、先頭の岡田選手がヒットで出塁します。ここで代走金子侑司選手が起用されます。打席には金子一輝選手。0-2からの3球目、ここで今日1番の問題プレーが出ます。なんと金子侑司選手が単独スチールを仕掛けます。清水捕手は明らかなボール球を要求していたため、確実に送球してアウトになりました。



3点ビハインドの9回裏、0アウトから出塁して、そのあと1番に繋がる場面、しかも0-2に追い込まれている状況、

ここで盗塁する意味はあるのでしょうか??


岡田選手の本塁打の時も、外崎選手が盗塁失敗しています。外崎選手がいれば2点本塁打です。ここ最近、盗塁失敗があまりにも目立ちます。それだけヒットや四球を無駄にしていることです。


話を戻しますが、9回裏の場面、ベンチがいったいどういった指示を出していたのか、非常に謎です。金子侑司選手の場合、だいたいグリーンライトのサインになっていますが、今日の場面でも同じサインを出していたのなら、はっきりとベンチのアホサインであると断言します。走力が本当に生きるのは、1点を争う本当に僅差の時だけです。辻政権は隙あれば走ることを重要視していますが、むやみやたらに走るのは違います。元々打力のあるチームなので、暴走により打力を消すということを今後起こさないように、今日の9回裏の場面は反省して頂きたいです。




打線ですが、やはり3,4番がチャンスで打てません。浅村選手は良い当たりが出てきて、復調の気配が見えてきました。一方の山川選手。復調のきっかけは掴むのですが、そこから浮上出来ていません。やはり他球団は山川選手の弱点を確実に突いてきています。元々緩急とカーブに弱い選手です。今日も山川選手にはカーブを織り交ぜて、的を絞らせないようにしていました。カーブがきた時の山川選手のクソーという表情が、それを物語っています。幸い、四球は選べています。今後のことを考えても、今は我慢の時かもしれません。



明日は西武は多和田投手、日ハムは上原投手。今日は半ば捨て試合だったので、明日は絶対に勝たなきゃいけません。明日は森選手が捕手出場です。メヒア選手はスタメン起用になります。少ないチャンスをなんとか生かしてほしいです。懸念は左投手だからといって、栗山選手を外して木村選手スタメン起用です。もう確変の終わっている代走守備固めの選手をスタメンにするのは間違えです。辻監督推薦枠として起用されるのが怖いです。そんなことないようにお願いします。




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