https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180716-00000049-spnannex-base

記事では菊池雄星投手と森選手のバッテリーが形成されると報道がありました。これはスポニチアックス、サンケイスポーツが報道しています。

将来的なことを考えれば、森選手も一流投手とのバッテリーは大きな経験になると思います。その観点で見れば、この起用はありだと思います。

しかし、しかしです。この起用には色々と言いたいことがあります。

それは炭谷選手の存在です。先日は送球エラーで決勝点を献上するという大チョンボをやらかしましたが、それでも捕手能力は非常に高いです。私は炭谷選手への高評価が揺らぐことはありません。

しかし、捕手能力よりも打力を見ている首脳陣からの評価は高くなく、さらにはフロントの圧も加わり、炭谷選手の出場機会がかなり限られてきています。

打てる捕手は魅力です。これは西武ファンに限らず、野球ファンが期待していることです。森選手も捕手能力は少しずつ上達してきています。特にバウンド処理や捕球の面は素人が見ても上達が分かります。それでも相手打者の得意不得意を頭に入れて、投手のボールの良し悪しを試合の中で把握して巧みにリードする炭谷選手の存在は、最低でもあと3年は超えられない壁だと思います。

個人的には菊池雄星投手と森選手のバッテリーは反対ですが、条件付きで賛成にします。

それは榎田投手とウルフ投手とのバッテリーを復活させることです。個人的には多和田投手もと思いましたが、2人とも将来がまだまだあるので、このバッテリーは崩さなくていいかなとも思います。なので、榎田投手とウルフ投手は炭谷選手とのバッテリーに戻してほしいと思います。ずっと炭谷選手をベンチに座らせるというトンチンカンな采配をするのであれば、それは勝ちを捨てにいってると判断してもおかしくない采配です。

正直言って、森選手を評価してというよりも炭谷選手下ろしを目的としているようにしか見えません。捕手は打撃よりも守備力が前提ということを理解していないことがこの采配からは簡単に見受けられます。リーグワーストの防御率の全てが投手と投手コーチの責任ではありません。捕手能力も大きく関わってきます。森・岡田選手ではリード面は炭谷選手より大きく下回っています。盗塁阻止もそうです。森選手を育てることよりも、今季は優勝第一に考えてくれないと困ります。

これだけは断言出来ますが、菊池雄星投手と森選手のバッテリーが実現した時点で、炭谷選手のFAは確定だと言えます。仮にFA宣言したらどの球団が獲得しに来るかはまた別で予想しようと思いますが、そんな記事を書きたくないのが正直な本音です。リード面を評価するのは容易ではないですが、それを正当に評価出来ない首脳陣、フロントのレベルの低さが防御率最下位や毎年のFA流出の原因であるとも言えます。

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