ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7/29(日)西武×ロッテ第16回戦 —完全に勝たせてもらった試合 ドラフト1位の嬉しいプロ初勝利—

9-3で勝利です。何がともあれ5連勝です。



先発は榎田投手。2回まではパーフェクトに抑えます。


4点の援護が入った直後の3回。先頭の岡選手を四球で出塁を許しますが、田村選手を併殺打で打ち取って2アウトとします。しかし、ここから連打を浴びて、藤岡選手にレフト戦への2塁打を打たれて失点します。尚も2,3塁のピンチですが、中村奨吾は初球を打ち上げてもらい、ファーストファールフライで最少失点に留めました。


さらに2点の援護が加わった4回。先頭の井上選手に四球、角中選手に2塁打で0アウト2,3塁のピンチを迎えます。伊志嶺選手はサードゴロに抑えますが、岡選手は四球で満塁、田村選手は死球で押し出しで失点します。ここで降板しました。



3.1回77球、4被安打1奪三振4四死球2自責点でした。立ち上がりは良かったですが、3回から変に力んでカウントを悪くして自滅しました。初球がボール入りだと間違えなく抑えられない状態でした。球審のストライクゾーンの狭さや森選手との相性もあるとは思いますが、点差はあるのですから、もっと強気な投球を見せてくれないと困ります。榎田投手にはやっぱり炭谷選手とのバッテリーのほうが良い結果を期待出来ると思います。



1アウト満塁の大ピンチで齋藤投手が登板します。ここは鈴木大地選手は浅いレフトフライ、平沢選手はスライダーで空振り三振に抑えました。左打者相手に最高の結果を残しました。

5回も続投します。藤岡、中村奨吾選手に連打を浴びて失点、さらに井上選手に四球で0アウト1,2塁のピンチとしますが、角中、伊志嶺選手は抑えて、最後は満塁になりながらも田村選手を3球三振に抑えてプロ初勝利をあげました。勝負所のスライダーは良かったです。1失点はしましたが、よく頑張ったと思います。プロ初勝利、おめでとうございます。


3点リードの6回は野田投手が登板します。今日はコントロールがノーコン気味ではありましたが、相手の早打ちに助けられて0に抑えました。


7回は平井投手。井上、角中選手は共に初球ボールスタートでしたが抑えることが出来ました。榎田投手も平井投手のようにカウントを調整する投球を見せてほしかったですね。


8回はワグナー投手。初球から岡選手に死球を当ててやばいと思いましたが後続は併殺打に打ち取って、結果三者凡退でした。


リードが6点になり、9回は武隈投手が登板します。本調子ではないですが、三者凡退に抑えました。登板過多だったヒース投手を休ませることが出来て良かったです。



今日は中継ぎ投手の奮闘もですが、早い回から榎田投手を降板させた首脳陣の采配も良かったと思います。あのまま榎田投手を続投させていたら、おそらく試合展開が分からなくなっていたと思います。




打線です。結果的には9点取っていますが、内容はそんなに褒められたものではありません。


今日は回ごとに見ていきたいと思います。まずボルシンガー投手ですが、調子は悪かったと思います。ストライクとボールがはっきりしていましたし、どこかハリがあるのか分かりませんが、本人も背中か腰辺りを気にしている様子を見せていました。


まずは1回です。2アウトから浅村選手はストレートをコンパクトに打って2塁打、山川選手は4球の四球で1,2塁のチャンスを作ります。しかし、森選手が追い込まれてからボール球のナックルカーブを打ってしまい、ここは0点で終えます。


2回です。外崎選手は4球の四球、栗山選手はレフトへのヒットで0アウト1,2塁のチャンスを作りますが、中村選手は空振り三振、斉藤選手はサードゴロで1,3塁、秋山選手の打席で斉藤選手が盗塁を仕掛けますが田村選手の完璧なスローイングで3アウトとなりました。この盗塁自体は否定しませんが、仕掛けるなら絶対に決めてくれないと困ります。


3回です。1アウトから源田選手が内野安打で出塁、浅村選手はナックルカーブを打ち上げるもラッキーなヒット、山川選手は外の変化球を我慢できずに空振り三振、森選手は内野安打で満塁とします。ここで外崎選手がフルカウントからスライダーを打ち上げてしまい完全にセカンドフライでチェンジでしたが、なぜか捕球直前でセカンドの中村奨吾選手がライトに譲ってしまい、記録は外崎選手の2点2塁打となりました。これで完全に集中力が切れたボルシンガー投手を栗山選手がナックルカーブをレフトへ流し打ち、この回4点を取ります。


4回です。先頭の斉藤選手はファーストゴロでしたが、ファーストの井上選手がゴロを取り損ねてエラーで出塁します。出鼻を挫かれたボルシンガー投手は秋山選手に四球を許します。ここで源田選手がキッチリ送りバントを決めて、今日2安打の浅村選手が今日3本目となるヒットで追加点を取りました。これでボルシンガー投手をKOさせました。



これで見れば分かりますが、どれも相手のミスで点を取りました。4回はともかく、3回は完全に相手の守備が助けてくれました。ボルシンガー投手に対しては各打者合う合わないがはっきりしていました。合わない打者が打線を遮っていましたし、相手守備のミスがなかったら試合結果は大きく変わっていたと思います。



浅村、森、栗山選手は猛打賞でした。浅村選手はボールにしっかりコンタクト出来ていました。気が付けば打率が306まで上昇しています。


森選手は打撃は良かったですが、今日もリードがイマイチでした。配球よりも、ミットの構えがいつも際どいところに構えています。あれじゃ投手は投げにくいです。しかも今日の球審はストライクゾーンが狭く(特に低めのゾーン)、なおさらストライクカウントを取るのに苦労しますが、それでも普通に際どいところや低めに構えたりとボールでOKみたいな構えになっています。本人はそんなつもりではないのは分かっていますが、もう少し球審のストライクゾーンを把握してリードをしてくれないと困ります。


栗山選手は今日は3安打5出塁と大活躍でした。流し打ちや選球眼といった、本来の栗山選手の姿を見ることが出来ました。


源田選手はヒットに送りバントと得点に絡む活躍が出来ました。守備は安心して見ていられます。外崎選手もヒットと打点は得した感じですが、それでも2四球は評価します。


秋山選手は無安打でした。明らかなボールに無茶振りするなど、選球眼まで低下しています。7月は打率3割を切るかもしれません。


山川選手も無安打でした。ボルシンガー投手の変化球にタイミングを狂わされていました。あれでは打てません。点差がついてからも打てる気配はありませんでした。


中村選手も最後にタイムリーヒットを打ちましたが、他が酷すぎましたね。ボルシンガー投手のナックルカーブに全くタイミングが合わず、完全にバットとボールが離れていましたね。相性とか全く見ずに起用しているので当然の結果です。守備もあわやの大暴投だったり相変わらず打球に飛びつけなかったりと非常に危なっかしい守備でした。それでもフロント+首脳陣のお墨付き選手なので、何でもかんでも起用は当分続きそうですね。


斉藤選手も追加点のチャンスで打つことは出来ましたが、やはり序盤のチャンスで打てなかったことと盗塁失敗は良くないです。




一番大事なことは勝利です。内容はどうであれ、勝てたことは本当に良かったです。日本ハムとのゲーム差を広げることが出来ました。今週からは勝負の6連戦が控えています。




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