6/19(土)西武×ロッテ第11回戦—ド派手にやらかすマリン新喜劇場と球際に強いライオンズ守備陣 守備力が大きく左右した試合結果—
7-2で勝利です。ロッテのお笑い劇場かのような数々のやらかしに助けられましたが、ライオンズも投手陣の頑張りに加えて守備力の高さが勝利に繋がりました。
【投手陣】
・今井投手 7回4被安打2奪三振4与四球2失点
今日もノーコンスタートで荻野選手に四球、ここでマーティン選手を迎えます。
ストレート5球投げてカウント2-2からの6球目のチェンジアップがど真ん中に来ますが打ち上げてファウル、さらに7球目のカットボールもど真ん中でしたがこれも打ち上げてライトフライ、無茶苦茶危険な変化球2球でしたがマーティン選手が打ち損じてくれて大助かり、ここが今日のターニングポイントだと見ています。ここで長打を打たれていたら負けていた可能性もありました。
その後もストレートはノーコンでしたがロッテ打線は前に飛ばすことが出来ずに凡打を積み重ねていきます。2回の藤岡選手の併殺打から流れに乗って5回までノーヒット投球、今日はカットボールの精度が良く、暴れるストレートの制御変化球として機能しました。
しかし6回、高部選手にインコースのカットボールをフェンス直撃の二塁打でノーヒット終了、そこから1アウト3塁から暴投で失点、ノーコン今井投手らしいマヌケな失点でしたがそこから四球とヒットで1,2塁となりましたが追加点は許しませんでした。
100球越しても続投となった7回、安田選手のセンター前の打球を源田選手の好プレーでアウト、そこから藤岡選手に二塁打、佐藤選手はセンターフライで2アウトまでいきましたが高部選手に同じコースの変化球を打たれてタイムリーヒットで失点、ここは森選手含めて前の打席のフィードバックをしてもらいたかったですが最後は荻野選手をショートゴロに抑えて7回投げ切りました。
ストレートはノーコンでしたが球威は問題なし、その中でカットボールで凡打を積み重ねていく打たせて取る投球でロッテ打線を抑えました。チェンジアップ、スライダー含めてストレートとの緩急差も見せることが出来ました。そして100球越して変化球は甘くなりましたがストレートの球威が落ちなかったのはタフネスぶりを証明出来たと思います。やらかしまくったロッテ守備と比べてライオンズの守備は今井投手の好投をしっかり援護しました。これで5月から負けなしの5勝目となりました。
・十亀投手 1回1奪三振無失点
マーティン選手をフルカウントからインコースのストレートで見逃し三振、中村奨吾選手、角中選手はスライダーで打ち取って三者凡退、ご挨拶の四球なく素晴らしい投球でした。
・渡邉投手 1回1被安打1与四球無失点
5点差となり平良投手を温存して渡邉投手の出番、さすがに少し緊張したか1アウトからヒットと四球で1,2塁となりますが加藤選手をショート併殺打で無失点に抑えました。まずは結果が出て一安心です。少しずつ勝ちパターンへの階段を上り始めています。
【野手陣】
いきなり6得点スタートでしたが山賊打線というほど打っていません。初回は4安打1四球で6得点、呉選手の併殺打かと思われたゴロをレアード選手が後ろに逸らし、ランダンプレーで柿沼選手が投げなくていいものをなぜか投げた挙句に下に投げて安田選手が捕れずに後ろに逸らす、8回の追加点も含めて全体で4失策となかなかお目にかからないやらかしの数々を見てしまいました。
そんな中でなかなか点が入らずに地味に追い上げられて最後に平良投手を使いそうになりましたが最後の最後に源田選手のタイムリーヒットが出ました。この1点は非常に大きい1点でしたが打線としてはギリギリまで追加点が取れなかったのは反省点です。
・岸選手 4打数1安打
なんとかレフト前にヒット1本でしたが内容があまりなく最後に代打を出されました。そして守備でも結果的にレフトゴロでしたが源田選手に任せればいいものを無理に捕りに行って落としているのはダメです。
・源田選手 5打数3安打1打点
やはり源田選手がいるいないで全然違いますね。先制点の口火となる三塁打を打ち最後に貴重なタイムリーヒット、守備でも好プレーに併殺プレーも完璧にこなしました。存在の大きさを実感しました。
・森選手 5打数1安打1本塁打2打点
犠牲フライでもいいところでバックスクリーンへ運ぶ2点ホームランを打ちました。圧巻のホームランでした。
・山川選手 2打数無安打2四球
4番に戻りましたがチャンスではサードライナー、内容は悪くないですが4番に戻る以上は勝負強さが求められます。明日は得点圏で打たないといけません。
・栗山選手 4打数2安打
疲れ気味ですがマルチ安打2本で繋ぎの役割を果たしました。
・呉選手 4打数1安打
チャンスでレアード選手のエラーで得点に絡みました。セカンド守備では好プレーがありました。
・スパンジェンバーグ選手 4打数2安打1打点
今日は低めを打ってタイムリー二塁打含むマルチ二塁打を打ちました。
・愛斗選手 4打数無安打
ノーヒットでしたが2失策で2出塁しました。当たりが正面なので、ここで変に力まずに打撃を崩さないでもらいたいです。
・金子侑司選手 3打数無安打1犠打
ノーヒット2三振ですが別に想定の範囲内です。そろそろ川越選手にもスタメンチャンス与えてもいいのではないでしょうか。
・中村選手 1打数無安打
1アウト2塁の場面で登場するも空振り三振、着払いスイングで頼もしさのかけらもなかったです。
このチームの問題は今日良かったことが1日で全て忘れ去られることです。今日のロッテのやらかしが明日ライオンズで再現とか普通にあり得るので、ここは気を引き締めないといけません。
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