ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

過去のドラフトを振り返ってみよう—2017年—

東京五輪が本格的に始まりました。賛否両論ありますが個人的には水泳と陸上は興味があるので見ます。他の競技も暇があったら多分見ます。ここに辿り着くまでの上層部は問題だらけだと思いますが、単純にスポーツをやってたら見るのでそこは普通に応援します。男子4×100mリレー、大学駅伝ファンからしたらフルマラソン、相澤選手や伊藤達彦選手、三浦選手のトラック競技は絶対に見たいです。



で、肝心の五輪野球ですがそもそも野球の世界大会はWBC以外興味がなく、ましてやセンター近藤選手とか故障明けの千賀投手ぶっつけ本番とかセカンドとライトを3人呼んでサードとセンターは1人だけ(ファーストに至っては専任0)、とプロスピ選出して練習試合で負けたのに稲葉監督自身が打撃練習して目指せ金メダルとか舐め腐っているだけなので、五輪野球はどうでもいいです。選手は頑張ってくれればいいですがライオンズからしても平良投手はともかく源田選手のサード起用とか本当に迷惑なだけです。




ということで、このブログで五輪野球は触れないので2軍戦以外のブログネタがなくなりますが、大学駅伝や陸上に触れてもいいですが野球ブログで1ヶ月野球以外のことをやるのも違うので、前に自粛期間中にやっていたドラフト振り返り企画を深掘りすることにしました。






参考までに過去にやったドラフト振り返り企画はこんな感じです。今回はまず指名してから3年経過した2017年ドラフトの暫定評価をしたいと思います。




【2017年ドラフト指名】

◯1位 齊藤大将 投手 明治大 左投左打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

32試合 1勝4敗2H 37.1回 20奪三振 防御率7.71

⚪︎ランク:E



この年のドラフト1位は齊藤大将投手です。競合してオリックスが抽選権を獲得した田嶋投手は先発5本柱の1人として活躍しています。あの時田嶋投手を指名出来ていれば、、、仮に田嶋投手だったらあと2年でB以上の評価は出来たと思います。


当時のライオンズは超深刻な左腕不足ということで意地でもサウスポーが欲しい背景から、齊藤大将投手がハズレドラ1で指名されました。しかし、蓋を開ければスライダーは良いものの球威はなくコントロールが壊滅、加えて弱メンタルでちょっとしたことですぐにダメになるなど、ドラ1としてはあり得ないレベルの大外れ選手でした。スライダーだけで1勝はしましたが、トミー・ジョン手術で来年育成落ちが確定しました。おそらく来年のシーズンオフに戦力外通告です。いくら深刻な左腕不足の背景があったといえ、このドラ1指名は中崎投手以来の黒歴史です。




◯2位 西川愛也 外野手 花咲徳栄高 右投左打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

15試合 1安打 4打点 打率042

⚪︎ランク:E



花咲徳栄高校で甲子園優勝メンバーとしてドラフト2位指名されました。怪我の治療のため試合出塁まで時間がかかりましたが、まだプロ通算1安打ながら打撃センスの高さは垣間見れるものがあります。今年は1軍で20打数無安打と1軍の壁に当たっていますが潜在能力としてはここからまだまだ伸びるものがあります。





◯3位 伊藤翔 投手 徳島インディゴソックス 右投右打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

47試合 3勝3敗2H 79回 42奪三振 防御率3.76

⚪︎ランク:E



高卒から独立リーグ1年でドラフト指名されて1年目に3勝を挙げるなど、最初は期待されましたがその1年目がピークなのでは説がある選手です。その後は白星を挙げることが出来ずに、自慢のスライダーのキレが落ちて相対的に能力が落ちていき乏しい結果が続いています。今年も敗戦処理やロングリリーフで少し結果を出しましたが、いざ先発をやらせたらまともにアウト1つ取れずにKOなど散々なものです。昨年は12試合で6暴投して目指すのが暴投王になるなど、迷走を極めている感じです。




◯4位 平良海馬 投手 八重山商工高 右投左打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

121試合 4勝2敗60H13S 116.2回 137奪三振 防御率1.62

⚪︎獲得タイトル

・新人王(20)

⚪︎ランク:A



この年のドラ1は誰ですかと聞かれたらもう平良投手でいいんじゃないですかね笑笑。2年目のシーズン終盤に突如として覚醒したパワー投手ですが、昨年はセットアッパーとして54試合で33H、防御率1.87と大活躍して新人王のタイトル獲得、今年は開幕から39試合連続無失点とプロ野球記録を樹立してセットアッパーにクローザーと大活躍、五輪野球にも選出されて日本球界を代表する選手にまで成長しました。将来的にメジャー挑戦も囁かれ始めしたが、本当にそれだけの才能のある選手なのは間違いありません。





◯5位 與座海人 投手 岐阜経済大 右投右打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

19試合 2勝5敗1H 55.1回 30奪三振 防御率5.20

⚪︎ランク:E



貴重なアンダースロー投手ですが、與座投手もプロ入り後は怪我でトミー・ジョン手術となり一時は育成落ちしました。そこから支配下に復帰して昨年は先発で2勝を挙げました。その後は大炎上して今年は便利屋での起用ですが、2軍戦で7回無失点に抑えるなど適性は先発な気がします。後半戦の先発候補争いの1人です。




◯6位 綱島龍生 内野手 糸魚川白嶺高 右投左打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

7試合 打率000

⚪︎ランク:E



最初2年は2割ちょっとしか打てずに大丈夫かなと思いましたが、後輩選手が続々と入ってきて奮起したか、昨年から打撃の成長が見えて、今年は一時的に1軍昇格があり、3打席立つことが出来ました。2軍では打率285でフレッシュオールスターに選出されましたが腰痛のため辞退、腰痛は年々面倒な持病になりかねないので、注意が必要になります。成長はしていますが内野は激戦区なので、少ないチャンスをものにしないといけません。





◯育成1位 高木渉 外野手 真颯館高 右投左打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

19試合 8安打 2本塁打 6打点 打率143

⚪︎ランク:E



育成指名ながら圧倒的な打撃センスでレギュラー争いまで辿り着きました。率は低いですが流し打ちでホームランを打つなど、センスだけなら森選手に近いものがあります。しかし、1軍では無駄な三振が多く守備に課題を残すなど、こちらも1軍の壁に当たっています。ポテンシャルはありますから、育成からレギュラーに成り上がった選手の1人を目指してもらいたいです。育成指名なので少し活躍するだげ評価は一気に上がります。




◯育成2位 齊藤誠人 捕手 北海道教育大岩見沢高 右投左打

⚪︎1軍通算成績 18年〜

1軍出場なし

⚪︎ランク:E



こちらも育成指名から支配下契約を勝ち取りましたが、そこから1軍出場にたどり着けません。守備力はありますが致命的に打撃が弱すぎます。今年は2軍で打率207ですがこれでもまだ打っている方です。岡田選手をはるかに下回る打撃能力では1軍捕手は難しくなります。





総評:D

現時点で大当たりなのは平良投手だけですが、まだ途中段階なのでここから評価は上がるはずです。B以上の候補は西川選手、高木選手の外野手争い候補の2人です。與座投手もCまでは辿り着く力はあるはずです。一方で伊藤投手はせめてDは行ってもらいたいです。下位指名と育成指名が素質があって西川選手の結果次第では上位指名が大外れという可能性もなくはないです。





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