ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

日本ハムと電撃トレード


まさかのトレードにびっくりしてます。ライオンズの佐藤龍世選手、木村選手と日本ハムの公文投手、平沼選手との交換トレードが発表されました。




まずライオンズの両選手ですが、佐藤龍世選手に関してはクビ要素もあるトレードです。昨年の道路交通法違反から再起をかけた今シーズンですが、オリックス戦でチームの歯車を狂わすフィルダースチョイスをやらかして無期限2軍となりました。エキシビションマッチでは1軍でのチャンスも与えられましたが、内野は呉選手が覚醒してサード候補も渡部選手、ブランドン選手がいて内野の控えも山田遥楓選手がいて佐藤龍世選手の出る幕はなくなりました。中田翔選手の一件は単なる偶然でしょうが、地元北海道で野村選手、高濱選手、渡邉選手など同じ内野の右打ち選手と競った方がチャンスがあるのは間違いないでしょう。



他球団ファンも認知している辻発彦愛人枠を代表する木村選手ですが、今年は愛斗選手が覚醒してさらに持病の腰痛も徐々に悪くなり、2軍生活が大半でした。一応はエキシビションマッチでそれなりに結果を出したので後半戦はライトかセンターで競うのかと思いましたが、このトレードはフロントとしても大胆に動いたなと思いました。大田選手の不調で右打ちの外野手がスッカスカの日本ハムではチャンスがあると思います。




正直木村選手は愛人采配だらけとはいえ、いざいなくなると寂しいです。2人ともライオンズ戦以外での活躍は陰ながら見ていきたいと思います。





そして日本ハムの両選手ですが、まず公文投手はライオンズの補強ポイントに合致しています。左のワンポイントリリーフとしての起用が見込まれますが、気になるのは18年を最後に年々成績を落としていることです。今年は防御率3.68ながらも被打率387、WHIP1.91、対左被打率412と防御率詐欺をやらかしています。ストレートとスライダーだけですが、左キラーに必須の曲がるスライダーがないと辿る道が小川投手、佐野投手と同じになってしまいます。



平沼選手はセカンド、ショート、サードを守れる内野手ですが、あくまでも打力メインの左打ち内野手です。一言で言えば劣化呉選手になると思います。打力があると言ってもショートで打率250あるかどうかというレベルです。そのショート守備は下手で、サードは平均的な守備力になると思います。セカンドは守れるらしいですが守ったところを見た記憶がないのでセカンド守備は分かりません。平沼選手に関しては補強ポイントかどうか微妙でしたが、源田選手のいないショートが打率2割程度の山田遥楓選手、次いで熊代選手と打撃が壊滅するので、平沼選手にはそのポジションを補う役割が期待されます。




このトレードですが、現時点での損得の判断がつきません。日本ハムファンの弟からしても木村選手、佐藤龍世選手の獲得は何とも言えん微妙な表情をしていました笑。ただ、これからの成長曲線だけ見たら佐藤龍世選手の伸び代があるのは事実です。ライオンズだとこのままクビ路線にいた佐藤龍世選手ですが、数年後にトレードを振り返ると実は一番活躍しているのが佐藤龍世選手だったりするかもしれない、というのが私の勝手な予想です。






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