ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

8/17(金)西武×日本ハム第15回戦 —菊池雄星エース失格の烙印 不穏な空気が流れる敗戦—

5-3で敗戦です。痛い敗戦となってしまいました。



先発は菊池雄星投手。初回です。西川選手は3球三振に抑えますが、相性の悪い松本選手にフェンス直撃の2塁打を打たれます。さらに近藤選手は四球で1アウト1,2塁のピンチを迎えます。中田選手はストレートで高いバウンドのショートゴロ、レアード選手は外角低めに決めて3球三振に抑えました。今日はストレートが150km以上出ています。


2回です。1アウトから打率1割台の渡邊選手にスライダーを本塁打にされて失点します。さらに2アウトから中島選手に投手への内野安打と菊池雄星投手の送球エラーで2塁のピンチとなります。菊池雄星投手も中途半端にファーストな投げるから送球エラーになってしまいます。ここで西川選手に高めに浮いたストレートをレフトフェンス直撃の2塁打にされてこの回2失点です。この回は打力のない選手に本塁打を打たれたり送球エラーからの失点など、菊池雄星投手が時折やらかす凡ミスが出た回でした。


4回です。先頭の鶴岡選手に初球を打たれて2塁のピンチとなりますが、前の打席打たれた渡邊選手にはスライダー、清水選手にはチェンジアップで空振り三振、中島選手はスライダーでセカンドゴロに打ち取りました。この回は変化球主体の投球でした。


その後6回まで0に抑えます。中盤は変化球主体に切り替えて相手打線を抑えていきました。


勝ち越した直後の7回です。先頭の中島選手にショートへの内野安打で出塁を許し、盗塁も決められて2塁のピンチとなります。2アウトまでいき、近藤選手を迎えます。



ここで抑えれば一気に勝ちが近づく場面、菊池雄星投手も気合が入ります。ボール先行ながらもストレートで押していき、フルカウントまで持ち込みます。勝負の6球目でしたが、なぜかカーブを投げて外崎選手が飛びつくも間に合わずに同点に追いつかれます。この配球は疑問です。ここはストレートで押すかチェンジアップかスライダーで四球覚悟の空振り三振狙いでいかないといけません。炭谷選手は裏をかいてのカーブを要求したのかもしれませんが、今日そんなに良いわけでないカーブをここで要求するのは間違えだと思います。

ここで打たれた菊池雄星投手は完全にガス欠になります。中田選手とレアード選手には決まらなかったチェンジアップを打たれて逆転を許します。この回で降板しました。



7回127球、11被安打8奪三振1四球3自責点4失点でした。今日はチェンジアップが良かったですが、本人の悪い癖や凡ミスや炭谷選手の配球ミスなど不運な部分もあったと思います。ただ、ストレートやスライダーで抑えきれずに、しかも打たれてから気落ちしているのは大きなマイナス点です。守備もドラ1ルーキーの齋藤投手のほうがよっぽどしっかりしています。そもそもの基本が出来ていませんでした。


今日の投球を見て、私は菊池雄星投手をエースとは認識しないことにしました。今季の西武ライオンズのエースは多和田投手です。打たれてはいけない選手への本塁打に中途半端な送球エラー、しかも同点に追いつかれてから粘ることすら出来ずに逆転を許す、これのどこがエースと言えるのでしょうか。菊池雄星投手には今季始まってからずっと期待していましたが、改善の気配は全くないです。多和田投手はソフトバンク戦の背信投球から立ち直り、今では圧巻の投球を披露しています。菊池雄星投手も前の日本ハムの投球から立ち直らなければいけないはずでしたが、一向に迷走しています。いつまで経っても中途半端な投球から脱却出来ません。

今季はメジャーやら優勝やら大変な年であるのは分かります。しかし、それが原因でダメになるのであったら、そもそもメジャーに行くなという話になります。本当にメジャーがかかってダメになっているのなら、メジャーに行ったところで結果は見えています。プレッシャーに弱すぎです。私はメジャーに行くのは反対しませんし、大舞台に挑戦する以上は応援します。ただ、今日みたいな投球しか出来ない投手が本当にメジャーで通用するのか、本人はメジャーに対してどれだけの覚悟があるのか、私にはそれが非常に疑問に思います。一番困るのは生半可な気持ちでメジャー挑戦することです。行く以上は絶対の覚悟を持って欲しいし、それこそメジャーの3Aですらロクな結果を残せずに最後は金で西武を裏切った中島みたいになられたらガッカリです。それだけは避けたいと私は思います。

個人的には私みたいに期待し過ぎているファンがプレッシャーになっているのも原因の1つにあるのかなとも思いました。なので、こんなんじゃエースとは言えないという厳しい意味と一度プレッシャーから解放して原点に戻って欲しい意味の2つの意味合いで、私は菊池雄星投手を並みの投手と認識することにします。次の試合完封勝利したからエース復活とはしません。しばらくは試合結果だけでなく内容も見ていき、エースかどうか判断したいと思います。



1点ビハインドの8回からは相内投手が登板します。先頭の渡邊選手にヒットを打たれて、1アウト2塁として降板しました。今日は1回投げさせてほしかったと思います。


このピンチで野田投手が登板します。中島選手はセンターフライに抑えます。西川選手は四球を与えましたが、松本選手はセンターフライに打ち取ってこのピンチを脱しました。


9回はマーティン投手。平井投手を起用しなかったことは評価します。1アウトから中田選手にチェンジアップを本塁打をうたれました。それ以前に4球連続でチェンジアップを要求している炭谷選手のリードがよく分かりません。さらにレアード選手に死球、鶴岡選手にヒットでピンチとなりますが、渡邊選手はチェンジアップでセンターフライに打ち取りました。この1点で実質決着がついたようなものでしたが、マーティン投手に関しては岡田選手や森選手のほうが上手くリード出来そうですね。今日はマーティン投手の悪い部分が見えました。これを首脳陣がどう判断するのか注目したいです。




打線です。まず言いたいことは、あなた方の選球眼は一体どうなっているのでしょうか?ということです。

毎度のことながら軟投派左腕を打ち崩すことが出来ません。橋上さんの低レベルなコーチ能力もそうですが、今日に関しては選手自身にも大きな問題があります。あまりにもボール球に手を出し過ぎです。ボール球に手を出して凡退を繰り返して、結果的に堀投手を助けてしまう形となりました。ここ最近のタイムリー欠乏症の原因は個々の繋ぐ意識の欠落です。打てないボールを無茶振りしてるから早打ち凡打になってしまうわけで、四球でも繋いで相手投手にプレッシャーをかけることが出来なくなっています。これでは打線じゃなくてただの点です。


本塁打を打ったのは山川選手と中村選手。ともにストライクゾーンのボールを本塁打にしています。こういう打撃を他の選手にもしてほしいです。中村選手はこれで5年連続、通算11回目のシーズン20本塁打達成らしいですね。この記録は賞賛したいと思います。


後は金子侑司選手も今日1軍登録後即スタメンで結果を出しました。6回の攻撃は金子侑司選手の出塁から盗塁と進塁打と犠牲フライで点を取りました。本塁打やヒット以外でも得点出来たことは今日唯一の収穫でした。このまま恐怖の9番打者として機能してくれればと思います。


後はもう知りません。源田選手は犠牲フライは評価しますが、序盤は明らかなボール球を振るなど、上位打線のやる打撃ではないです。外崎選手もチャンスで3-0から打てないボールを無茶振りして凡退、今日の敗因の1つには外崎選手のわけの分からない打撃も原因にありますよ。他の選手も全般的にボールが見えてなかったです。全体的に停滞期に入ってきた可能性があります。




明日は西武が十亀投手、日本ハムは上沢投手です。今日勝てなかったことで一気に3タテを喰らわされるピンチに陥りました。交流戦前の日本ハム3連戦が頭の中によぎります。非常に不安な3連戦の幕開けとなってしまいました。




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