ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

10/17(日)西武×楽天第25回戦—ナベU6回無失点にマー君から5得点も平良の存在の大きさを痛感する辛勝—



6-5で勝利です。渡邉投手が6回無失点に抑えましたがそんな都合良くいかずに、最後は1点差まで追い上げられての辛勝です。平良投手の存在を痛いほど痛感する結果となりました。




【投手陣】

・渡邉投手 6回4被安打5奪三振4与四球無失点

崩れそうになったポイントは3箇所です。まずは初回、1アウトから鈴木大地選手にヒットを打たれて、浅村選手をカウント3-1と歩かせる雰囲気から中途半端に止めたバットに当たってピッチャー併殺打に抑えます。


次は4回、またもや鈴木大地選手にヒットを打たれて、1アウト1塁から連続四球で満塁のピンチとなります。島内選手、岡島選手はフルカウント勝負にしますが決め球が決まらずに歩かせます。この絶体絶命のピンチでしたが茂木選手が初球のすっぽ抜けSFFを強引に引っ張るだけのピッチャー併殺打に抑えます。これは本当にラッキーな併殺打でした。


最後に6回、2アウトから島内選手に粘られて四球に岡島選手にヒットで1,2塁となり、茂木選手に低めのストレートを上手く打たれましたがギリギリライトフライに抑えました。最後は100球近くなりガス欠でしたがなんとか抑えて無事に6回無失点で投げ切りました。


トータルで見るとカットボールの精度が良かったこと、カーブが決まれば緩急として有効な変化球になったことです。今日の6回無失点は浅村選手と茂木選手がやらかしてくれたことが大きく、ストレートとSFFは抜け球が多く、課題の自滅癖も紙一重で発動寸前でした。今年1年は色々と経験出来ましたので、課題をオフシーズンに一つでも多く克服して、来年は1年間ローテーションを守ることを目標にしてもらいたいです。本当に最後に勝ちが消えなくて良かったです。




・水上投手 0.1回2被安打1被本塁打1与四球3失点

いきなり渡邊佳明選手に四球、辰己選手にフォークをレフト前に運ばれて1,2塁、大田選手のセカンドゴロで併殺打取れずに1,3塁から山﨑選手に高めの釣り球(なんで釣り球??)をレフトスタンドへのホームランとなり3失点しました。


間違いなく今季ワーストの内容です。寒さの影響か分かりませんが球速、キレ、コントロール全部壊滅しました。残り試合はなんとか防御率2点台をキープして欲しいです。



・公文投手 0.2回1被安打無失点

1アウト走者なしの場面で登板、鈴木大地選手にヒット、浅村選手はまたもやピッチャー併殺打かと思いきや公文投手が捕球出来ずにセカンド投げれず2アウト2塁となりましたが、島内選手はレフトフライに抑えました。嫌な流れをとりあえず断ち切ってくれました。



・武隈投手 1回1奪三振無失点

岡島選手はスライダーで空振り三振、茂木選手はピッチャー返しの打球を弾きますが外崎選手がカバーしてセカンドゴロ、横尾選手はストレートでセンターフライに抑えました。武隈投手に関しては何も心配していません。残り試合はセットアッパーとして頑張ってもらいましょう。



・ギャレット投手 0.2回1被安打4与四球2失点

3点差で9回登板、先頭の辰己選手に四球で全てを覚悟しました。パスボールで進塁させてから銀次選手にヒットで1,3塁から暴投で失点、山﨑選手と鈴木大地選手はゴロ2つでなんとか2アウト1塁となりましたが、そこから三者連続四球で押し出しとなり降板しました。


ストレートでカウントが取れずに変化球攻め確定となります。それは誰が見ても分かることなので、楽天打線は変化球は徹底して見切ります。その結果は三者連続四球で押し出しとなりました。まさにストレートが通用しないから勝ちパターンが無理というのはこういうことです。そしてベンチも交代させるのが遅すぎます。どう考えても島内選手の四球で限界でしたが岡島選手の押し出し四球まで投げさせる意味はないです。ここまで判断が遅いのを見ると、明日以降も9回投げさせるのではないかという不安があります。



・森脇投手 0.1回無失点

1点リードの9回2アウト満塁という場面で緊急登板、明らかなサヨナラ負け展開でしたが打席はここまでチャンスでことごとく凡退している茂木選手なので僅かながら抑える可能性は信じました。そしてストレート2球で追い込みカウント2-2からの7球目のストレートでサードフライに抑えて勝ちました。本当によく投げてくれました。ストレートが通用するだけギャレット投手より期待出来ます。




平良投手がいないことは仕方ないので、明日からは武隈投手と森脇投手で勝ちパターン形成するしかないです。ギャレット投手は勝ちパターンで通用しないことは明白で、前に述べましたが新外国人選手で中継ぎの勝ちパターン投手補強はレフトの長距離砲に並んで必須項目になりました。




【野手陣】

田中将大投手は初回の内容からスライダーが軸になりましたが、そのスライダーが投げるたびに精度が下がって低めに集まらなくなって、打線の凡退続きで集中力を切らして5回途中でKOさせることに成功しました。楽天守備も目立たないところでのやらかしがありましたが、今日は久々に良い感じに攻撃が出来ました。これが続かないのが今年の弱小打線でもあります。



・源田選手 4打数3安打2打点

自打球直後のインコース低めの変化球を上手くすくってタイムリー、さらに岸選手の盗塁を活かすポテンヒットの2本のタイムリーを打ちました。自打球の影響か途中交代となりました。盗塁王は和田選手が走らない限りは厳しいかもしれません。



・外崎選手 5打数1安打

田中将大投手の捕球ミスの内野安打だけです。全体的に変化球に惑わされてストレートを見逃すという悪い内容ばかりでした。



・栗山選手 2打数無安打1打点2四球1犠飛

田中将大投手の変化球を見極めて2出塁、チャンスでは浅かったですが犠牲フライを打って最低限の仕事はしました。



・中村選手 4打数2安打1本塁打2打点

2打席目に初球のすっぽ抜けスライダーを打ち損じて空振り三振に終わりましたが、続く打席では同じスライダーを打ち損じることなくホームランにしました。これで田中将大投手から7本目のホームランと「マー君キラー」としての活躍です。



・山川選手 4打数2安打

レフトへのヒット2本打ちました。



・川越選手 4打数1安打1打点

先制点は川越選手のタイムリーヒットです。フルカウントからスライダーを詰まりながらもショートの横を抜くタイムリーヒットを打ちました。こちらも田中将大投手との相性の良さが見えます。



・岸選手 3打数1安打1四球1盗塁

逆に岸選手は田中将大投手とは相性悪く今日も打てませんでした。その後は四球から盗塁でタッチ空振りにも助けられて、源田選手の貴重なタイムリーヒットに繋げました。



・柘植選手 4打数1安打

ストレートを強引に引っ張るヒットを打ちました。にしてもバントは下手です。采配がおかしくても下手すぎるので、オフシーズンは岡田選手にバントの練習をお願いするべきです。守備面でも投手がテンパると一緒にテンパって変化球で逃げたがるので、最後まで守らせるにはまだ不安の守備です。



・金子侑司選手 3打数無安打1犠打

打てないのは分かりきっていますが、この選手に柘植選手にバントさせてチャンスで打たせようとしたのが辻監督です。明日の現地観戦でも金子侑司選手のスタメンを見なきゃいけないのかと思うと大いに不満があります。西川選手は最後までフェニックスリーグにいなきゃいけないのでしょうか。



・ブランドン選手 1打数無安打

途中出場からショートゴロでしたが守備では前に突っ込んで俊足の山﨑選手をアウトにする好プレーがありました。





明日は今季最後の現地観戦に行きます。最後にせめて勝利を見て現地観戦を終えたいです。





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