ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

8/29(木)西武×楽天第22回戦 —またもや起きた逆転サヨナラ勝ち 色々あるがゲーム差を守る大きな1勝—

5-4でサヨナラ勝ちです。今季7度目のサヨナラ勝ちを決めました。



先発は榎田投手。初回は1アウトから西巻選手にヒットを打たれましたが、後続は打ち取りました。初回はストレート主体で力で押していました。


2回です。先頭の銀次選手は秋山選手のナイスプレーでセンターフライ、1アウトからウィーラー選手に死球を当ててしまいますが、ペゲーロ選手は外角低めを攻めて見逃し三振、内田選手はストレートでセカンドフライに打ち取りました。


3回です。1アウトから田中選手にヒット、西巻選手に四球で1,2塁のピンチとなります。島内選手の打球は金子侑司選手のファインプレーでアウトとしますが、今江選手にやや真ん中に入ったストレートをレフト前に運ばれて失点します。この回は相手もストレートを狙ってきて、森選手も少し配球を変えて欲しかったと思います。


4回は三者凡退に抑えます。ペゲーロ選手はインコースのストレート、内田選手はチェンジアップでそれぞれ空振り三振に抑えました。その後6回まで0に抑えます。


同点に追いついた直後の7回です。先頭のウィーラー選手にヒットを許します。ペゲーロ選手は空振り三振に抑えますが、もう球数が100球目前です。ここで内田選手を迎えます。



最後は真ん中に入ったストレートを本塁打にされて再びリードを許しました。ここに関しては打たれた榎田投手よりも、リードをしていた森選手です。5球目にチェンジアップかスライダーの選択肢がなかったのでしょうか?なんかロッテ戦で井上選手に満塁弾を打たれた今井投手の時と同じリードだったような気がします。

これで完全に力尽きた榎田投手は田中選手にも本塁打を打たれて、この回3失点でした。この回で降板しました。



7回119球、7被安打5奪三振2四死球4自責点でした。力押しの投球と変化球も織り交ぜて6回までは順調に進んでいましたが、7回に力尽きた感じでした。しかし、先発の仕事は十分にこなしてくれたと思います。二桁勝利の壁はそんなに低くないものだと自覚してもらい、次の登板も頑張ってもらいたいと思います。



3点ビハインドの8回からは野田投手が登板します。いや、3点ビハインドなら齋藤投手でいいはずですよ。2アウトから銀次選手にヒット、ウィーラー選手に四球でピンチとなりますが、岡島選手は空振り三振で0に抑えました。結果的に勝ったので、野田投手の起用が無駄にならずに済みました。


9回は伊藤投手。三者凡退に抑えました。ストレートは140後半を計測していました。サヨナラ勝ちで2日連続の白星を挙げることが出来ました。近いうちに勝ち試合でも起用してみたいなと思う内容でした。






打線です。9回のハーマン投手が乱調だったから良かったものの、全体としては機能していませんでした。今日は首脳陣の勘違いが多発していたので、その部分を順に指摘していきたいと思います。



①別に右を苦手にしていない辛島投手



今季の辛島投手ですが、右打者よりも左打者に打たれています。後にも書きますが、スライダーよりもチェンジアップの投手なので、落ちる変化球にどれだけ対応出来るかが鍵になります。なので、そんなに右左自体を気にする必要はありません。それなのに、今日は森選手を7番に下げて外崎選手と中村選手をそれぞれ5,6番に上げてしまいました。外崎選手の5番はまだ分からなくもないですが、中村選手を6番に上げるのは完全に自滅行為です。元々チャンスに強い選手でもないのですから、尚更逆効果です。今日もチャンスでまさかの初球を打ち損じて併殺打、8回も犠牲フライは打ったもののボール自体は甘く、完全に打ち損じての結果です。なんで得点圏打率トップの森選手をわざわざ7番に下げてしまうのか、これには理解に苦しみます。


②辛島投手への攻略法を分かっていない橋上さん

もう本当に何度も橋上さんのコーチ能力の低さは指摘していますが、いつまで経っても同じ系統の投手にやられているからダメな訳です。

辛島投手は豪速球で抑える投手ではなく、チェンジアップなど、変化球を低めに集めて抑える投手です。いわゆる軟投派投手なわけです。力はないですが技術的に勝負してきます。攻略するには落ちる変化球(主にチェンジアップ)を振らずに見送るだけです。それが出来るか出来ないかで大きく変わってきます。今日も低めのチェンジアップに手を出しての凡退が多々見られました。おそらく選手任せの好球必打作戦だと思いますが、選手個人で低めの変化球に手を出して凡退してしまっては打ち崩せるわけないです。ここまで来ると、今日に関しては私がヘッドコーチをやった方が打てるのではないかと疑うレベルまできています。本当にデータ野球は何なのかと問い正したくなるレベルです。



③結果しか見てなかった1,2番起用

今日も1番源田選手、2番秋山選手でしたが、機能したのはハーマン投手が乱調だった9回だけで、それ以外は全くと言っていいほど機能していませんでした。この起用は大失敗だと断言します。

何で昨日はそれなりに機能したのか、それは単純に源田選手が則本投手と相性が良かっただけだからです。今日も源田選手は2度も初球に手を出して凡退やファールで粘らずに簡単に凡退など、1番打者のやる打撃ではないです。1番打者となると打率以上に出塁率が求められます。出塁率326しかなく、しかも四球を選ばない源田選手を1番にしてしまっては、チャンスの起点が作れなくなってしまいます。

秋山選手も打順を動かすと打てなくなる選手です。相変わらず凡打の内容は悪いですが、少しずつボールを見極められるようになりました。守備も好プレーがあるなど、復調には向かっているような感じがします。

流石にオリックス戦には戻すと思いますが、今の源田選手には1番は務まりません。荷が重すぎです。個人的には1番秋山選手、2番森選手or外崎選手が面白いと思っていますが、2番源田選手でもいいので、絶対に秋山選手は1番に戻してほしいです。これじゃ3番浅村選手からチャンスを作らなければいけない状態になってしまいます。



④また起きた主審のとんでもストライク判定



これは8回2アウト2塁での森選手での打席です。生で見ていた人は分かると思いますが、4球目はボールでした。あれは間違えなくボールです。これがストライク判定された時は家の中でデカイ声で「ふざけるな!」と叫んでしまいました笑。それだけの誤審です。ベンチで橋上さんはマジかよの苦笑い、辻監督もやや抗議していましたが、もっと厳しく抗議して欲しかったと思います。

そういえば、この前のオリックス戦でのとんでもストライク判定も森選手の時でした。この時の球審は白井さん、今日の球審は山路さんと確かに曰く付き球審ではありますが、ここまで続くと森選手にも何か原因があるのかと疑ってしまいます。見た目はチャラチャラしていますが、それだけで嫌われているとかなっていたらかわいそうとしか言えません。森選手も捕手の時に球審に媚びを売るなり礼儀正しく接するなど、少し対策を練る必要があるかもしれません。




⑤裏をかいた秋山選手の盗塁

私は散々ベンチの采配を批判し続けていましたが、今日は良かったところは評価したいと思います。橋上さんのことを評価するのはおそらく今回が初だと思います。




これは3回の浅村選手の打席で秋山選手が盗塁を決めた場面です。この前の4球目で秋山選手はスタートを切っていました。元々盗塁の下手な秋山選手だったため、次は来ないだろうと相手バッテリーは油断します。その裏をかいて5球目に盗塁を仕掛けて成功しました。これには私も驚きました。



次は9回の山川選手の打席です。ここもカウント0-2と追い込まれた状況でした。この場面もまさか0-2から来ないだろうと油断した相手バッテリーの裏をかいて盗塁を仕掛けて、結果的にサヨナラ勝ちに繋げた大きな盗塁となりました。この2つの盗塁を決めた秋山選手と首脳陣は大きく評価したいと思います。




なんとかゲーム差6をキープすることが出来ました。打線が元気なため、最後まで諦めることのない野球を続けることが出来ています。ダメなところは改善して、次のオリックス3連戦に挑んでほしいと思います。




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