ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

9/1(土)西武×オリックス第22回戦 —崩れ落ちた勝ちパターン継投 森の粗悪なリードで大逆転負けを喫する—

10-8でサヨナラ大逆転負けです。実に不愉快かつ不穏な空気の流れる敗戦になりました。


今日は私用のため試合が見れたのが8回からでした(なんでよりによって今日はデーゲームなのか)。なので、それまではダイジェストと一球速報を中心に書いていきます。



先発は十亀投手。初回はボール先行ながらも、相手の早打ちで三者凡退に抑えます。


2回です。2塁打と四球と送りバントで1アウト2,3塁のピンチとなります。T-岡田選手のセカンドゴロの間に3塁走者が生還して、先制されます。


援護の入った3回です。1アウトからヒットと四球でピンチとなりますが、ロメロ選手をカーブで空振り三振、吉田正尚選手をセカンドゴロに打ち取って0に抑えました。


5回です。先頭の宗選手に死球を当ててしまいますが、福田選手を投手ライナーで併殺に取ります。しかし、小田選手に四球からロメロ選手にカーブを本塁打にされて2失点です。森選手もむやみやたらにカーブを求めすぎな気がします。


その後6回まで投げきり、降板しました。



6回95球、4被安打3奪三振5四死球3自責点でした。相変わらず四球からの失点が多すぎてイライラしますが、結果QS投球なので最低限の仕事はしてくれました。今日勝ちが付かなかったのはかわいそうでした。





中継ぎに関しては後で書きます。まず打線から振り返りたいと思います。


全体的には8点取りましたが、追加点が取れなかったのが結果的に響いたと思います。でも8点取ったので、あんまり悪くは言えません。


今日は1番源田選手が機能してくれました。1番打者が機能すると、大量得点が見込めることは証明されたと思いますが、あくまでも機能したのは今日だけなので、慎重な判断が求められます。

相変わらず山川選手はチャンスで打てませんね。このままの状態が続くのであれば、今後の起用方針も考えたほうがいいかもしれません。





さて、今日の敗因の中継ぎ投手ですが、まず先に。今日に関しては打たれた中継ぎ投手を責めるのは酷な話です。西口さんがブルペンで何をしていたとかはそんなに関係ないです(ヒース投手に関してはちゃんと見ていたのか問いただしたいですが)。悪いのは森選手の粗悪なリードと土肥コーチの目先しか見ていない投手起用です。順にまとめていきます。




①余裕を持たずに起用して切羽詰まる

まず5点リードの7回から野田投手を起用しましたが、5点リードなら齋藤投手で問題ないはずです。これは例として挙げますが、7回齋藤投手or小川投手、8回伊藤投手、9回平井投手or野田投手なら納得出来ます。仮に7回に齋藤投手か小川投手が打たれたとしたら、そこから勝ちパターンの投手を起用していけばいいだけの話です。

今日の敗因の1つとして、7回に野田投手が1回を投げきれなかったことが原因でした。結果的に平井投手を7回で使ってしまい、8回にマーティン投手が乱調になった際も替えの投手に悩む羽目になりました。



②なぜ8回にマーティン投手を?

これは結果論かもしれませんが、8回は最初から小川投手なら勝てた可能性が高かったです。マーティン投手ですが、状態は昨日と一緒でノーコン状態が改善されていませんでした。次に書きますが、そこに森選手の粗悪なリードも重なってしまい、完全に相手打線に火をつける結果となってしまいました。西口さん以前に、昨日の投球を見ても今日も使おうと思ったのでしょうか。これが野田投手や平井投手がいたら選択の幅が広がっていましたが、先に7回で2人とも使ってしまったせいで、ここでもその影響が出てしまいました。



③粗悪すぎた森選手の幼稚なリード

今日1番の敗因です。論外すぎて話になりません。仮に今日全打席で本塁打を打ったとしても許されないレベルのリードだったと思います。

まず7回の野田投手のリードを見てみたいと思います。



これはロメロ選手に本塁打を打たれた場面です。今日の野田投手は宗選手にスライダーを打たれて2塁打、西村選手にも打ち取ったとはいえ、スライダーを犠牲フライにされています。




さらにこれは今季のロメロ選手の球種別成績です。スライダーも率が低いですが、とにかくストレートに弱い選手です。ところが十亀投手の時もでしたが、変化球で攻めていき、見事に2本塁打打たれました。おそらく最初にカーブで空振り三振に抑えた時に変化球でいけると勝手に勘違いしたのだと思いますが、その時点で相手の得意不得意を把握していないことを証明されています。ロメロ選手の得意不得意を理解せずにこれまで打たれているスライダーを要求して、本塁打にされました。これは森選手が悪いと思います。




そしてこれは8回にT-岡田選手に2点本塁打を打たれた場面です。一体何を考えて全球ストレート勝負をしているのやら。。。昨日の岡田選手のリードを見た方は分かると思いますが、昨日はチェンジアップで追い込んで、最後はストレートで中島を併殺打に打ち取りました。今日だったら、5球目にチェンジアップを要求したら打ち取れた可能性はありました。何で全球ストレート勝負で挑んだのかが理解出来ません。しかも小川投手の時は外一辺のリードでした。抑えた小川投手が良かったから助かったものの、少し小川投手が悪かったら、間違えなく8回の時点で同点に追いつかれていました。

とにかく、今日の1番の敗因は森選手の相手の得意不得意を理解せず、投手の良い悪いボールも把握せず、挙げ句の果てに長距離打者相手に全球ストレート勝負など馬鹿げたリードが原因です。本当に今日に関しては猛省して下さい。反省文の提出を義務づけてもいいレベルです。




④なぜ炭谷選手を最後まで使わなかったのか?

流石に首脳陣も今日の森選手のリードはヤバいと思ったのか、9回に森選手を下げました。ところが、代わりに起用されたのは岡田選手です。はっきり言いますが、岡田選手より炭谷選手の方が守備力は数段上です。パワプロで例えるなら、炭谷選手の守備力はAかB、岡田選手の守備力はEだと思います。ここに関しては、炭谷選手のFAを計算しているフロントの圧に首脳陣が屈したとしか考えられません。

まずヒース投手ですが、変化球が甘すぎてロメロ選手と吉田正尚選手にスライダーを連続で打たれてしまいました。結局変化球が投げられなくなり、ストレート一本待ちだった中島に狙い打ちさせられて、万事休すとなりました。

ここで疑問です。ヒース投手の状態はどこで把握出来たのでしょうか?今日の岡田選手を見た限りでは、ロメロ選手と吉田正尚選手に打たれた時点で把握した様子だと思います。西口さんがブルペンで全く把握していないのは間違えないでしょうから、そうなってくると、捕手の瞬時の判断力が問われます。ここに関しては炭谷選手が群を抜いています。岡田選手にはまだまだ足りない能力です。

炭谷選手ならどうなっていたか、これは私の勝手な予想ですが、例えば最初にナックルカーブも交えてリードしていたか、はたまた同じピンチの場面で最初は1球ボールを外して様子を見るか、勿論岡田選手同様に打たれた可能性は高いと思いますが、守備力の高い炭谷選手を残して負けたことには悔いが残ります。またフロントの余計な圧が試合を妨害したと思います。






こんな情けない敗戦で、ソフトバンクと日本ハムにチャンスを与えてしまいました。しかも最後に打ったのはあの裏切り者の中島とは。ヒーローインタビューでも嬉しそうにしている様子を見せられてしまっては、私は非常に不愉快な気分になりました。この記事を書き終わった今でも未だに機嫌が悪いままです。とにかくイライラしています。




明日は西武が今井投手。オリッカスが西投手です。もうこうなったら今井投手に託すしかありません。何としてでもオリックス戦の負け越しだけは避けないといけません。




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