ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

コア4FAの行く末予想 外崎修汰編

今年から外崎選手、森選手、山川選手、源田選手のコア4のFA移籍問題が浮上しています。それぞれFA移籍の可能性がどのくらいあるか、独断と偏見で見ていきます。まずは7月にFA権取得した外崎選手です。




【ここまでの今季成績】※8/8時点

101試合 打率.226 6本塁打 31打点 10盗塁 出塁率.303 長打率.345 OPS.648 対右打率.183 対左打率.340

今期推定年俸 1億400万



今年はセカンド守備ではリーグトップの数字を叩き出す一方、打撃は今年も低打率に悩んでいます。顕著なのが対右打率で、根本的に右投手が打てません。球種別で見るとスライダーとフォーク打率.167、SFF打率.143と外低めは苦手にしています。打撃に関しては3年連続で変わってないので、これ以上の復調は難しい見込みになっています。


ただ、8月に入ってから1番起用が的中して、6試合ながら打率.300打っています。これが続く保証はどこにもないですが、首位をキープする上で外崎選手の活躍が重要なポジションになっているのは間違いないでしょう。





【FA移籍予想確率:30%】

FA移籍予想は3割ぐらいかなと、これから理由を言いますが、あくまで今年は残留するのではないかと思っています。




・他のFA選手と被る

今年の内野手FA権取得選手を見ると、ロッテの中村奨吾選手と中日の高橋周平選手がいます。高橋周平選手は成績が悪いので今年は残留しそうですが、中村奨吾選手はFA市場の目玉になるのは間違いないでしょう。中村奨吾選手も数字はパッとしませんが打撃なら間違いなく外崎選手より上、打てるセカンドが欲しい球団は外崎選手よりも中村奨吾選手を優先して争奪戦に発展しそうです。ですからまず中村奨吾選手がFA宣言するか、それとも残留するかで話が大きく変わってきます。



・FA価値を上げるなら今年は我慢した方が良いのでは??

仮に中村奨吾選手が複数年契約でロッテ残留としましょう。そうなれば外崎選手にも注目が集まります。しかし守備はゴールデングラブ賞ながらここまでの打率2割前半の選手に大型契約を提示してくる球団があるかどうか、なんでも欲しがる巨人や東北ロッテライオンズなんかはそんな事お構いなしの可能性もありそうですが、その可能性は低いのではないかと思います。そうなると、今年はFA権行使を我慢して来年確実な成績を残してからのFA権行使の方が金額的な部分は満足のいく数値になると思います。




・普通にライオンズ残留の方が将来安泰では??

正直コア4の中で優先順位は一番下です。しかし情に厚い渡辺GMのことなので、外崎選手に対してもお金はないながらも誠心誠意な対応と最低限の複数年契約は用意するのではないかと思います(秋山選手獲得予定資金からいくらかは流れると思います)。そして将来を考えれば満足のいくまで現役を続けて、引退後の面倒も見てくれるライオンズに残った方が絶対に安泰なのは間違いないです。FA移籍したはいいものの、低打率で守れるけど打てないセカンドで移籍先のファンから批判される可能性が高く、最終的に守備固めで複数年契約終了後に戦力外通告の可能性が高いです。あとは外崎選手がどう判断するかです。




・移籍先は阪神が最有力か

まず楽天ですけど、内野が飽和状態で外崎選手が来ると浅村選手ファーストで鈴木大地選手が外野コンバートになるので、楽天の可能性は低いです。また次の機会ですが、楽天が狙うのは森選手だと思います。


仮に移籍するなら、まず最有力候補は阪神です。内野守備が糸原選手と中野選手でボロッボロ、打撃はもちろんですが草野球守備状態の二遊間強化には外崎選手はうってつけの存在です。問題は右投手に弱い低打率を阪神ファンが我慢出来るかどうかです。


次に何でも欲しがる巨人ですね。「仁志の呪い」以降なかなかセカンドレギュラーが現れていません。今年ようやく吉川尚輝選手がセカンドレギュラー定着してくれましたがスペ体質なので、バックアップとしての獲得候補になります。ソフトバンクも地味に右打ちの内野手、とりわけ二遊間を守れる選手が不在なのでFA補強候補に入りますが、ソフトバンクは間違いなく山川選手一択なので外崎選手はスルーする可能性が高いです。あとは安達選手の高齢化と太田選手の伸び悩みでセカンドが少し不安なオリックス、逆に中村奨吾選手にFA移籍されたら代わりに外崎選手で何とかしようとするロッテとかもなくはない話です。





【FA流出した際の対策案】

これは残留してくれれば関係ない話ですが、最悪の事態を想定してのお話になります。FA移籍でサヨウナラになった際の次年度以降どうするかのお話です。


打撃に関しては何とかなると思います。セカンド経験者も呉選手と山田遥楓選手がいますし、長谷川選手や滝澤選手もセカンドコンバート出来る力は秘めています。候補自体はいるので、万が一の場合は育成しながら穴を埋めるという形で何とかなると思います。


問題はセカンド守備です。実際にこれが最大の懸念で、ミスは少なくないですが外崎選手の守備だけで勝った試合があるくらいに貢献度が高いので、いなくなってからセカンド守備が穴だらけになる予感がします。呉選手は平均値より少し下、山田遥楓選手もほぼ肩だけで内野守備をこなしているので、この2人だと「外崎選手だったら」と思うような守備が毎試合1つ出てきそうです。長谷川選手はミス前提で起用しながら伸ばしていく(実際にセンター守備は場数踏んで広くなりました)、滝澤選手で何とか守備の穴は埋めてくれそうかな、といった予想です。





【まとめ】

外崎選手に関しては今年は様子見で単年契約で残留と予想します。仮に渡辺GMから複数年契約の打診があってそれを飲んでくれればFA行使なく複数年で残留、ここから1番起用で成績を伸ばしてリーグ優勝に貢献したら満を辞してのFA権行使になると思います。なので残り2ヶ月次第でまだまだどうなるか分かりません。大前提で中村奨吾選手のFA次第で大きく変わってくるので、まず中村奨吾選手の動向に注目です。



当然のことながら、現実的に4人全員残留なんて都合の良い話があるわけないですが、4人とも残って欲しい前提があっての今回の考察です。






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