【2022成績】

・2軍成績

60試合　打率.297　239打席　219打数　65安打　13二塁打　1三塁打　80塁打　16打点　27得点　35三振　11四球　2死球　4犠打　3犠飛　3盗塁　2盗塁死　1併殺打　出塁率.332　長打率.365　OPS.697　得点圏打率.280　9失策

【ルキナ査定】

ランク:E→E

年俸:700万(現状維持)

※700万(現状維持)

【今季振り返り】

春季キャンプと紅白戦から昨年ボロボロだった内野守備で好プレーを見せて、2年目として着実に成長の跡を見せてくれました。オープン戦打率1割に沈み長谷川選手と同じタイミングで登録抹消、当初は実力不足の抹消かと思ったら4月に文春砲で実は年末年始に未成年飲酒喫煙していたことが球団にバレての謹慎処分だったことが発覚、長谷川選手と一緒に春先の問題児ツートップとして、今年も不祥事と向き合う羽目になりました。

そこから支配下契約に1軍お立ち台まで昇り詰めた長谷川選手と対照的に、山村選手は1年間2軍で反省することになりました。しかし2軍では一時期打率3割をマークするなど高打率をキープして最終的に打率.297、昨年驚異の26失策だった守備も最終的に一桁失策まで減らすことが出来ました。これで未成年飲酒喫煙を許すことにはなりませんが、不祥事からここまで結果を残したというのは一定の評価をして良いのではないかと思います。

【総評】

高卒2年目で2軍で3割近い数字を残したというのは評価ポイントだと思います。ただ、2軍でホームラン0と長打を捨ててミート型になり、出塁率も打率に比べたら少なく、早打ちミート型にモデルチェンジした可能性があります。確実に率を残す点では成果が出ましたが、これだと1軍投手の球威に力負けする可能性もあるだけに、もう少し長打が増えれば1軍での活躍も近づくのではないかと思います。

【来季に向けて】

率にプラスして長打を増やせるかどうかです。そして来年は1軍プロ初ヒットも目標にしたいです。守備力は大きく向上しましたが、源田選手や外崎選手、滝澤選手を差し置いて二遊間で使いたいかと言われたらそこまでではないです。二遊間起用を考えるなら来年は2軍で徹底した守備練習になります。サード起用なら場合によっては1軍デビューが大きく近づくかもしれません。内野4ポジション守りましたが、便利屋にせずにどこで守らせるかを決めた上で、打撃と守備を伸ばしてもらいたいです。

不祥事の禊は1軍で活躍してからです。次不祥事を起こしたら問答無用でクビです。文春砲に関しては長谷川選手と違い、立派に法の線を越した山村選手を内々に処分で済ませるフロントの判断に疑問が残りますが、逆に見ればそれだけフロントから期待されているということです。周囲への裏切りの反省と支えてくれた恩返しを来年以降少しずつ返していかないといけません。

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