ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2022シーズン振り返り 背番号35 若林楽人

【2022成績】

28試合 打率.207 95打席 87打数 18安打 18塁打 3打点 5得点 34三振 4四球 2死球 2犠打 3盗塁 1盗塁死 出塁率.258 長打率.207 OPS.465 得点圏打率.167




【ルキナ査定】

ランク:C→D

年俸:1300万(−100万)

※1220万(−180万)





【今季振り返り】

悪夢の前十字靭帯損傷でシーズン終了した昨年、春季キャンプからリハビリを重ねて、4月には2軍戦出場出来るまで回復しました。辻監督は身長な判断をして若手外野勢が軒並み沈む中で我慢を重ねて、交流戦の阪神戦で1年振りに1軍出場に復帰しました。その試合でマルチ安打で勝利に貢献、交流戦は打率.270、巨人戦で逆転タイムリーでお立ち台に上がるなど、復帰当初はまずまずの活躍をしました。


しかし、昨年に比べて全くと言っていいレベルで見極める気0の決め打ちフォロースイングで三振を量産していたところに不安がありました。その不安が的中するように少ししてからすぐに打てなくなり、交流戦後少ししてから抹消となりました。


酷かったのが後半戦、これまた軒並み若手外野勢が怪我やらコロナやらで離脱を余儀なくされて、調子を戻していない若林選手が1軍再昇格します。しかし状態が全く上がっていない中での昇格で打てるわけでもなく、スタメン出場しては三振を量産して守備でもフライを見失って落球やら後逸やら連発、期待していた多くのファンを失意の底に落としました。さらに後半戦の辻発彦愛人采配も重なり、2軍でホームランを量産している高木選手を差し置いて1軍スタメン出場が続き、首位攻防戦となるソフトバンク戦で1番スタメン起用、終盤のチャンスで代打すら出さずに強行出場させたのには唖然となりました。辻政権最後の愛人枠として、多くのファンの反感を買う形で不本意なシーズン終了となってしまいました。





【総評】

間違いなく靭帯損傷で野球人生を狂わされたシーズンでした。足に不安があっての長打一本への打撃改造が大失敗でした。長打狙いを口にしていたのが冗談かと思いましたが、それを本気にしていたとは思いませんでした。長打一本狙いの決め打ちフォロースイングの結果は1軍長打0、打率=長打率という本当の単打マシーンになってしまいました。大振りスイングになった結果インコースへの振り遅れが大きく目立ち、外の球をちょこんと当ててシングルヒットが限界でした。IsoD0.05、ボール球見極め率55.37%と選球眼も非常に悪く、長打は打てない率は残せない出塁出来ない守れない、全てに悪循環を残す形になってしまいました。





【来季に向けて】

全部一からやり直しです。幸いなのはまだやり直しが効く段階にいることです。ポジティブに考えれば今年取り組んだことが大きく間違いだったと気付けましたから、1年目活躍した打撃スタイルに戻すことができます。若林選手も足がまだ完治とはいえず、盗塁もヘッドスライディングしているので足に不安があると思います。ですからまずは足を時間かけていいのでしっかり治すことです。そして最悪走れないにしてもそれを長打一本狙いでカバーするのでなく、基本は率を残して出塁することです。若林選手に二桁ホームランは求めませんから、まずは良かった時の状態を打撃スタイルとして確立することからです。


レギュラー争いから一歩後退しましたが、松井監督が掲げるスピード野球には若林選手の足は大きな武器になるはずです。後退した立場からしっかり自分の武器を見失わずにアピールを続けていきたいです。





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