ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

9/27(木)西武×ソフトバンク第22回戦 —稀代の天才打者秋山翔吾 11連勝でM3 目指せ本拠地胴上げ!—

7-5で逆転勝ちです。勢いそのままに11連勝となりました。




先発は郭俊鱗投手。初回です。先頭の上林選手にいきなり初球を打たれてヒットで出塁を許します。牧原選手は送りバントを試みますが、郭俊鱗投手がバウンドしながらもセカンドに送球して1アウトを取ります。ここは送りバントをしてくれて助かりました。グラシアル選手の打席で盗塁とヒットで1,3塁となります。柳田選手は投手ゴロで3塁走者の牧原選手をアウトにしました(この際に、牧原選手は負傷交代となります)。デスパイネ選手は四球で満塁となり、中村晃選手を迎えます。



森選手がテンパって全球ストレートでいきましたが、これまで変化球を織り交ぜてきたことが功を奏してか、中村晃選手は変化球を意識してストレートを打ち損じてくれて、ショートゴロに抑えることが出来ました。ここは結果論でしたが、森選手のリードは良かったと思います。

初回から慌ただしいですが、ストレートは150近くを計測しています。ボール自体はいいものもあるので、今後の投球に注目が集まります。



2回はフォーク系のボールを使っていき、3回はチェンジアップでタイミングを外していき、それぞれ三者凡退に抑えました。



4回です。先頭の柳田選手に4球で四球を与えます。デスパイネ選手もカウント3-0としますが、4球目の外角低めのストレートに手を出してもらい、ラッキーなショートゴロ併殺打で2アウトを取ります。しかし、ここで中村晃選手に高めに浮いたチェンジアップを捉えられて、本塁打を打たれました。いくらソロ本塁打とは言え、併殺打で2アウトからこの失点は嫌な失点です。



5回です。2アウトまでいきますが、またここから崩れます。上林選手はカウントを取りにいったストレートを狙われて2塁打、明石選手はまたボール先行でいき、結局浮いたスライダーを打たれてタイムリーヒットで失点します。グラシアル選手にもヒットを打たれて、ここで降板しました。




4.2回82球、6被安打2奪三振2四球2自責点でした。メンタルの強い投手なら0点でいけたと思います。いいボールもありましたが、結局は自分のメンタルの弱さです。スタミナ切れの感じもありました。それでも試合をぶち壊さなかったことは評価します。来年も残留するのであれば、相内投手と齋藤投手と一緒にメンタルトレーニングをするべきです。




2アウト1,2塁のピンチで小川投手が登板します。柳田選手はタイミングを外してファーストゴロに打ち取りました。ファーストカバーも良かったです。


6回も続投です。デスパイネ選手は打ち取りましたが、中村晃選手にヒットを打たれてここで降板しました。出来れば5回で降板しても良かった気がします。でも今日は頑張ってくれました。




1アウト1塁から平井投手が登板しますが、これが大きな問題でした。松田選手は四球、高田選手はファーストゴロでしたが山川選手のエラーにより1アウト満塁のピンチとなります。ここで甲斐選手を迎えます。



4球目までは何とか投げれていましたが、5球目にインコースに要求したスライダーが思いっきり真ん中に入り、それを狙っていたかのように打たれて走者一掃のタイムリー2塁打で逆転を許しました。森選手のリードも読まれていた感じでしたし、そもそもなんでここで今日投げれていなかったインコースに要求したのやら。ここは森選手の捕手としての未熟さが出てしまったと思います。

平井投手も今日はコントロールがアバウトすぎましたし、ボールのキレが失われています。ここに来てこの状態だと、残りの2試合をどう起用するかが難しくなります。




尚も1アウト2塁のピンチで野田投手が登板します。上林選手は死球を当ててしまいますが、明石選手は逆球のストレートが相手の裏をかいて見逃し三振を取ることが出来ました。




尚も2アウト1,2塁のピンチで増田投手が登板します。打席にはグラシアル選手を迎えます。



ここで森選手がギャンブルリードをし始めます。なんと2球続けてインコースにストレート要求をします。グラシアル選手は仕留めきれずにファールで追い込みに成功。最終的には外角低めのスライダーで空振り三振に抑えました。これも結果的には森選手のギャンブルリードが功を奏しました。


7回も続投して、三者凡退に抑えました。ストレートもスライダーも平井投手より良かったです。明日以降起用法を変えてもいいかもしれません。




8回はマーティン投手。やや抜け気味のボールもありましたが、三者凡退に抑えました。




9回はヒース投手。先頭の上林選手はスライダーで空振り三振、明石選手には初球のストレートを打たれてヒット、ここまででストレートの球速は145kmしか計測していません。グラシアル選手は外角スライダーでサードゴロ併殺打コースでしたが、中村選手がボールを握り直してしまい、併殺が取れませんでした(だから守備固めを出せと何度も主張しているわけです)。柳田選手は勝負を避けて四球、最後はデスパイネ選手をライトフライに打ち取って、試合を締めくくりました。




ここで1つ疑問が。ヒース投手のブルペン調整はどうなっているのでしょうか?この前のソフトバンク戦でもそうでしたが、最初はストレートが145kmを計測せずに打たれて、ピンチになってから150kmを計測するようになっていました。今日も150kmを計測したのは最後の打者となったデスパイネ選手の時でした。本人が手を抜いて投球していたなら本人の責任ですが、流石に今日のSシチュエーションで手を抜くことはないはずです。要するにブルペンでの調整が不十分な状態で登板させているのではないかという懸念があります。ブルペン投手コーチが投手の好不調を全く見抜けていない西口さんだけに、この話はあり得る話だと思います。今日は抑えたから良かったものの、ヒース投手のブルペン調整は少し見直すことが必要だと思います。






打線です。全体としては8四球をもらいましたが、決定打が出ずという形で試合終盤まで進みました。その中でも最後の最後に決定打を打てたのは、まさに山賊打線の強さを象徴した試合だと思います。



まさに稀代の天才打者の呼び声に相応しいのは秋山選手。3つの四球を選んで8回の打席に立ちました。



まるでここにスライダーがくることを分かっていたかのようなスイング。一昨日の楽天戦に続き、ここ一番の集中力はもはや別次元のレベルです。平井投手と山川選手と森選手のミスを救う一撃。チームの優勝を大きく引きつける一撃。本拠地胴上げの可能性が出てきた一撃。要するに凄い一打ということです笑。本当に素晴らしい活躍でした。



森選手もここ最近結果の出ていなかった打撃では、初球の狙い澄ましたストレートを完全に捉えて3点本塁打を打ちました。全体的にバンデンハーク投手には合っていました。リードはやはり勝負所のリードはまだまだです。それでも今日は次及点を与えてもいい内容だったと思います。



山川選手もバンデンハーク投手の初球のストレートを捉えて本塁打を打つことが出来ました。しかし、守備では一時逆転に繋がったエラーをしてしまったので、本塁打はチャラになってしまいました。それでも50号目指してまた打ってほしいと思います。



源田選手はチャンスメイクは出来ましたが、二度のチャンスでは打つことが出来ませんでした。守備の安定度は相変わらずです。



栗山選手も自分の持ち味を発揮して1安打2出塁。好調はしっかりキープ出来ています。



あとはそんなに良くなかった印象です。浅村選手は明らかに集中出来ていないような打撃で無安打でした。腰の調子よりも不調に入った気がして、嫌な予感がします。

中村選手も最初の四球は良かったのですが、それ以外は打ち損じて無安打。特に5回の併殺打は相手に流れを渡してしまう打撃になってしまったので、もう少し粘りを見せて欲しかったです。

メヒア選手も無安打。しかし、カーブをやや捉えるなど僅かながら希望はありました。それでも現状は8番で何とか一発を期待するしかない状態です。

金子侑司選手もなんとか内野安打は打てましたが、やはりあの打撃では厳しそうですね。また調子が落ちてきた可能性があります。



それからこの選手にも触れておきましょう。今日現役引退会見をした松井稼頭央選手です。今日はメガネをかけて代走出場しました。やはり本人も満身創痍でやっているのだなというのを実感しました。それでもこの選手が出場したら、球場の雰囲気が変わりました。1軍での出場機会は限られますが、精一杯頑張って欲しいです。





明日は西武が菊池雄星投手、ソフトバンクは千賀投手です。一番勝率の低い初戦で白星を挙げることが出来ました。明日は菊池雄星投手がソフトバンク戦で初白星を挙げてM1となったら、それこそ最高の結果になると思います。







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