2018シーズン振り返り—チーム投手編—
チーム投手成績を振り返っていきます。投手成績に関しては、悪い所ばかりでもありません。
前回に引き続きデータで楽しむプロ野球さんより拝借しました。
悪い所ばかりではないと言いましたが、基本は悪い成績です。
防御率、与死球、失点、WHIPはワースト1位、奪三振、被安打、被本塁打、与四球、被打率はワースト2位と下位の成績です。
原因としては投手の不調は勿論ながら、投手コーチの実力不足、疲労度外視起用、森選手の捕手起用による炎上などあります。そこの部分を掘り下げたらきりがないので、今回は飛ばします。ここの部分は皆さんも何となくはお分かりだと思います。
さて、悪い所ばかりではないと言いました。その部分は先発QS率です。リーグ優勝出来た要因の一つには、このQS率が関わっていると思います。
QS率に限ってはリーグ2位です。ソフトバンクも日本ハムもQS率は50%を下回っています。つまりは、2試合に1回は先発が6回以上を投げて3失点以内に抑えています。山賊打線だけあって、先発がそれなりに仕事をしてくれれば勝ちは自ずと見えてきます。
先発QS率
菊池雄星 69.57%
多和田 53.85%
榎田 59.09%
今井 57.14%
十亀 50%
菊池雄星投手、多和田投手、榎田投手と3本柱は勿論ながら、後半戦からローテの一角に入った今井投手のQS率は多和田投手よりも上の数字です。十亀投手も思いのほか50%をキープしていました。
後半戦には中継ぎ投手も駒が揃いました。つまりは、先発が6回まで投げてくれれば、残りは3回を中継ぎ投手で継投していけば問題ない話になります。実際の継投とは違いますが、7回野田or平井→8回マーティン→9回ヒースと継投が出来るので、先発の活躍があったことは勝因の一つです。ここに関しては土肥コーチも評価は出来ます。
では、なぜこんなにチーム投手成績が悪いのか。それは他の投手の成績が悪すぎたからでしょう。要するに投手層が薄いことが問題です。2軍でも軒並み投手陣が炎上しているところを見ると、2軍で投手が育っていないことが丸分かりです。今井投手はポテンシャルの高さでここまで成長してきましたが、高橋光成投手は完全に潮崎さんに才能を潰されています。他の投手も高いポテンシャルがなければ育てることが出来ないことを証明しています。
そんな中で、潮崎さんのフロント入りと松井稼頭央2軍監督就任の報道が流れました。ここで一気に流れを変えるチャンスです。とは言え、松井稼頭央2軍監督に投手を育てるのは難しい話だと思うので、ここは2軍の投手コーチの仕事になると思います。杉山コーチでは厳しいような気がしますがね。
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