ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2018シーズン振り返り—チーム守備編—

打撃、投手と振り返ってきましたが、今度は守備を振り返りたいと思います。




まず、成績自体は守備率、失策数共に最下位です。これ自体は勿論改善していただかないと困りますが、そんなに悲観的になる必要はないとも思います。これは後で説明します。





簡単に規定超えの選手と比べると、やはり失策数と守備率は共に下位の成績になっています。





個人成績を見てみましょう。ファーストではほとんど山川選手が守っていたので、ほぼ山川選手の独壇場です。失策14は多いですね。トスが下手なのはありますが、一番は凡ミスが多いところだと思います。これに関しては本人の性格も反映しているような気もするので、気を引き締めてくれとしか言えません。とにかくトスの練習だけは絶対にお願いしたいです。



セカンドもほとんど浅村選手が守っていました。失策数、守備率共に物足りない気がしますが、浅村選手のファインプレーで助けられた場面も多々あります。守備の要であることには変わりありません。



ショートは全試合源田選手が守りきりました。最後はエラーが増えて11失策でしたが、今年のゴールデングラブ賞は間違いなく源田選手でしょう。



問題なのはサード。最終的には中村選手が一番守備の機会に多く就きましたが、なんと守備率が953。980でも物足りないと言われる中で、この数字はヤバイです。今年は守備範囲の縮小とスローイングの不安定さが露呈されました。今後はコンバートも視野に入れる必要もあります(とは言え、山川選手がファーストにいるので、難しい話です)。



外野に目を向けると、秋山選手が意外にも4つもエラーをしています。照明が目に入ったミスは確かエラーには分類されてないような気がするので、これは意外でした。木村選手は1度に2回のミス(捕球ミスと送球エラー)があったので、これが失策を増やしました。斉藤選手は元々一歩目が遅かったりで、特にカスティーヨ投手の時にはとんでもないミスをやらかしました。



捕手では森選手が一番守備の機会が多かったです。今年は基礎的な部分では大幅な成長が見えました。中盤辺りから捕逸がチラホラあったので、そこは来年に向けての課題です。岡田選手も守備率1.000で終われたことは好材料です。



投手に関してはチラホラエラーが記録された投手はいます。守備が上手いと個人的に思った投手は榎田投手と齋藤投手です。特に榎田投手に関してはゴールデングラブ賞を受賞してもいいレベルだと思います。

そんな中でなんとエラーが5つも記録した投手が。菊池雄星投手です。元々凡ミスの多い投手ですが、今年は守備でもいい加減にしろと言いたくなるミスを連発しました。メジャーに行くのであれば、こんな凡ミスなんかしている場合ではありません。






さて、成績が最下位でも悲観することはないと言いました。その理由はUZRです。このUZRとは簡単に説明すると、同じリーグの選手と比べてどれだけアウトを奪うことが出来たか、という意味です。数字が高ければそれだけ良いということです。


昨年ですと、源田選手がリーグトップの数字17.0を記録しています。2位の安達選手の13.9を大きく上回っています。失策が20を越していたために投票が避けられたと思いますが、UZRでは昨年ゴールデングラブ賞を受賞した今宮選手の4.3を大きく上回っています。浅村選手は昨年1.6でしたが、3位以下は全部マイナスを記録していたので、広島の菊池選手に次ぐ2位、パリーグでは1位の数字です。




今年のUZRはまだ出ていないのでここら辺はまだ何とも言えませんが、確か9月辺りでは山川選手がプラスを記録していたと記憶しています。源田選手は間違いなくトップの数字だと予想出来ます。浅村選手もプラスになると予想します。逆に中村選手は大幅なマイナスを記録するの思われます。




今年のゴールデングラブ賞に関しては浅村選手、源田選手、秋山選手は絶対に獲得して欲しいです。





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