2018ドラフト会議
1位 投手 松本航(右右 日本体育大)
最速155kmのストレートにスプリット、スライダーが武器の投手。2年連続で侍ジャパン大学代表に選出、首都大学リーグではリーグ8人目となる30勝&300奪三振の記録を達成。即戦力投手ではNo.1との呼び声も有り。
予想通り、渡辺新GMのお墨付き通りに単独指名に成功しました。やはり直前までの情報はただのフェイクでした。是非とも新人王を目指して1年目からの活躍を期待したいです。
2位 投手 渡邊勇太郎(右右 浦和学院高)
身長190cmと長身の本格派右腕。最速149kmのストレートにスライダー、ツーシーム、カーブ、スプリットの変化球を投げる。9月に行われたU18日本代表ではスリランカ代表相手に3回無失点6奪三振と大舞台での結果も残している。
牧田投手以降は無駄遣い枠となっている2位指名には、将来性のある投手が指名されました。総合力の高いタイプで、右の本格派としての成長が期待されます。久しぶりの2位での当たりが期待されます。
3位 内野手 山野辺翔(右右 三菱自動車岡崎)
身長170cmと小柄ながらも右左に打ち分ける打撃技術が持ち味。桜美林大では、ロッテの佐々木千隼投手とともに神宮大会準優勝を経験。
山賊打線の大半の選手が指名されている3位枠では、俊足巧打タイプの選手が指名されました。控えの内野補強や浅村選手流出の懸念もあるでしょう。源田選手の例もあるので、1年目からレギュラーの座を目指して頑張って欲しいです。
4位 投手 粟津凱士(右右 東日本国際大)
右のサイドスロー投手。最速145kmのストレートにスライダー、シンカーが武器。大学史上初のドラフト指名選手。
大学3年時からサイドスローに転向して、大きく成長した投手です。潮崎さんを参考にしたらしく、先発、中継ぎとマルチな活躍が期待されます。
5位 捕手 牧野翔也(右左 遊学館高)
甲子園出場はないが、今回夏の石川大会では11打数5安打と打撃では結果を残す。打撃と強肩が持ち味。
ほとんど情報がありませんが、確実に捕手を指名してきました。外野手転向も視野にはありますが、炭谷選手の流出間違いなしの状態なので、なんとか捕手として成長して欲しい選手です。
6位 投手 森脇亮介(右右 セガサミー)
最速152kmのストレートにフォークを投げる投手。今夏の都市対抗野球では、NTT東日本の補強選手として8強進出に貢献。26歳と即戦力としての活躍が期待される。
今年の下位指名即戦力投手枠となる投手です。都市対抗野球の結果からは、リリーフとしての起用が予想されます。なにかと機能していないリリーフB班の穴埋めになってくれればと思います。
7位 内野手 佐藤龍世(右右 富士大)
身長173cmと小柄ながら、3年春リーグでは打率5割、3本塁打、10打点と打撃が持ち味の内野手。いとこは平昌五輪スピードスケート金メダリストの佐藤綾乃選手。
西武と強力なパイプの繋がっている富士大からは、強打の内野手が指名されました。中村選手の劣化がかなり危険水域なので、サードレギュラーの後継者として期待したいです。
育成
1位 投手 東野葵(左左 日本経済大)
最速146kmストレートにスライダー、カーブ、カットボールの変化球を投げる。福工大相手には11奪三振2失点完投勝利を挙げる。
2位 投手 大窪士夢(右右 北海高)
身長198cmの長身右腕。育成の大型選手としての成長株枠。
3位 捕手 中熊大智(右左 徳山大)
大学4年間で首位打者2回獲得するなど、打撃が持ち味の捕手。
【勝手な総評】
私はアマ情報にはかなり疎いので、簡単にまとめます。
ドラフト全体としてはまあまあ良い印象を持ちました。1位は予想通りの松本航投手を単独指名出来るなど、情報戦略は今年も良かったです。これくらいの情報戦略能力をFA交渉でも発揮してくれればいいんですけどね。
毎年無駄遣い枠にしている2位には即戦力投手ではなく、地元の素材型投手を指名となりました。個人的には日本通運の生田目投手(日本ハム3位)を指名するかなと思いましたが、素質に注目した形になったのでしょう。とりあえずこれ以上2位枠を無駄にしたくないので、渡邊投手には頑張って成長してもらいたいです。
3位以降は即戦力内野手、捕手、即戦力投手など、順当に指名していった感じです。
育成選手も3人指名するなど、寮の改修工事がプラスに動いていると思います。
不安としては、捕手でしょうか。炭谷選手の流出がほぼ確実視され、森選手、岡田選手に次ぐ捕手があまり育っていません。中田選手や駒月選手に期待するのは厳しいので、もう少し大型の捕手を指名出来れば尚良かったかなと思いました。
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