ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/1(土)巨人戦第2回戦—歓喜 渡辺久信采配ズバリ ナベUの恩返しがサヨナラ勝ちで報われる—



4-3でサヨナラ勝ちです。勿論又木投手を打てなかったことや球際に弱い守備など反省点はあります。しかし松井稼頭央だったら絶対負けていたであろう今日の試合、渡辺監督になって怒涛の勝ちパを攻略し続けてのサヨナラ勝ちです。今日は渡辺監督の采配も光るところがあり、今後に向けて希望が見えた試合でもありました。





【投手陣】

◎渡邉投手 7回6被安打4奪三振1与四球2失点

3回までパーフェクト投球、これまでのノーコンとは桁違いにゾーン内に強い球をしっかり投げ込む投球を披露します。これは今日は期待出来るぞという非常に素晴らしい一巡目への投球です。4回に丸選手に先頭打者ヒットを打たれますがヘルナンデス選手を3球三振、吉川尚輝選手を初球で併殺打で3人で終わらせました。


5回連打と送りバントで1アウト2,3塁、これまで失点するパターンですが渡邉投手は開き直って腕を振ってウレーニャ選手をストレートで見逃し三振、小林選手は外一辺倒で最後カットボールでライトフライ、このピンチを0に抑えたのは内海コーチへ見せた成長の証でないかと思います。


しかし6回、先頭打者ヒットを打たれてから丸選手の打席でエンドラン、打球は二遊間真ん中で源田選手がベース踏んで6-3の併殺打コースをまさかのトンネルでセンター前ヒットで0アウト1,2塁、そこから満塁になり吉川尚輝選手にSFF打たれてライト前ギリギリの打球で一塁走者のスタートが遅れてライトゴロで失点、岡本選手の犠牲フライでこの回2失点、7回は古賀選手の牽制球もあり7回2失点のHQS投球でしたが勝つことは出来ず、それでも最後サヨナラ勝ちで負けが消えたのは良かったです。


十分に内海コーチへの恩返しの投球になったのではないでしょうか。これまでゾーン勝負出来ずに四球で逃げまくる投球でしたが、今日は開き直ってしっかり腕を振って150km超えのストレートを投げることが出来ました。源田選手のミスがなければ7回無失点でしょう。恩師の前で成長した姿を見せたことで、一つ自信にしてこれから頑張って欲しいと思います。




△佐藤隼輔投手 0.1回3与四球1失点

1点差になりますがストレートがすっぽ抜けてご挨拶四球で自滅しました。これが佐藤隼輔投手の最大の課題です。ここを改善してくれないと安心して送り出せないです。



◯平井投手 0.2回無失点

1アウト満塁で登板、岡本選手はスライダーでタイミングを崩してはいましたがそれでも犠牲フライを打たれてしまいました。大城選手はセンターフライに抑えて最低限の仕事はしてくれました。



◯田村投手 1回1奪三振1与四球無失点

泉口選手に四球スタート、バスターエンドランで1アウト2塁から小林選手はフォークで空振り三振、立岡選手もフォークでショートフライ、直後のサヨナラ勝ちで今季初勝利となりました。




【野手陣】

当然渡邉投手を勝ち投手にしなきゃいけない試合なので、サヨナラ勝ちも反省が必要です。又木投手も打てない投手ではないですが、初物という理由で細かい変化球にタイミングを狂わされている選手が多かったです。ただ、勝ちパを打ち崩したというのが大きな違いですね。特に9回は全員で逆方向の意識を持って確実にミートしていく意識はこれまでなかった光景です。当然渡辺監督になったことで打席での指示や狙いが出ていたということでしょう。これまでとは違う試合を見せて弱いながらも希望が見えたサヨナラ勝ちでした。




・源田選手 4打数2安打1四球

3出塁の活躍、特に9回は先頭打者でバルドナード投手から徹底した粘って最後レフト前ヒット、これでバルドナード投手の出鼻を挫いたことが大きかったです。最後にキャプテンとしての仕事を果たしました。


しかし6回の守備はこれまでの源田選手では絶対取れていた打球です。あれで渡邉投手が危うく負け投手になった事実も大きいです。今年の源田選手の守備指標はそんな良くなく、そういうのを見ても滝澤選手の起用も考えたくなってしまいます。



☆滝澤選手 1打数1安打2四球2犠打1盗塁

今日は最高評価です。守備、バント、出塁、盗塁全部こなしてくれました。滝澤選手も逆方向へのヒットを増やしただけでなく、選球眼の改善も見られてこれなら納得して2番を任せたくなります。



◯外崎選手 3打数1安打1打点2四球

初回のチャンスもタイミングは取れていました。7回にきっちりレフトへのタイムリーヒットで最低限の打点は記録しました。



・中村選手 4打数1安打1四球

2出塁ですがチャンスで3タコが痛いですね。やはり4番で勝負弱いのが難点です。



◯蛭間選手 5打数1安打1打点

4打席チャンスで打てず、渡邉投手が負け投手になりかけましたが、最後バルドナード投手のストレートを逆方向に運ぶタイムリーで渡邉投手の負けを消しました。こういうところで打てるというのが蛭間選手の持っている力になりますね。


ネタバレすると、5月の点数はマイナスになっています。理由の一つは今日の打撃内容ですが、基本ボール球追いかけての凡退が多く、四球がほぼないので点数的に伸びなくなっています。指標もボール球スイング率が40%超えと異常な数字になっています。現状指標以上の好成績なのでどこかで落ちる危険は高くなっています。



△岸選手 3打数無安打

ここ数試合は外の変化球を意識しすぎている感じです。この内容で3打席で代打を出した渡辺監督の判断はすごかったです。



・佐藤龍世選手 2打数無安打2四球

2四球選びました。どん底から抜けていますがいかんせん滝澤選手と元山選手が結果を出し始めたので佐藤龍世選手も立場が危うくなってきました。



・古賀選手 4打数無安打

ノーヒットですが守備で強肩で一塁走者をアウトにしました。



△金子侑司選手 3打数無安打

当てるだけの凡退でした。左投手相手に外野でスタメン起用する選手がいないのが課題になっています。




☆元山選手 2打数2安打1本塁打2打点

8回西館投手、岸選手の代打で出場してソロホームランを打ちます。ここでまず代打の判断が凄いですね。松井稼頭央じゃ絶対しないですし、やるにしても若林選手しかないですからね。その流れで9回のチャンスも一二塁間を抜けるライト前ヒット、ヘルナンデス選手がもたついたことでサヨナラ勝ちになりました。


この采配センスが渡辺監督ならではですね。元山選手は次がヤクルト戦なので凱旋スタメンも見たいですね。平沼選手離脱のピンチをチャンスに変えて欲しいと思います。



・コルデロ選手 1打数無安打

代打出場しますが空振り三振に終わりました。





よければポチっとひと押しお願いします!