交流戦振り返り 投手陣
さて、今シーズン4勝と史上最低勝率で終わった交流戦を振り返りましょう。投手陣も活躍した投手はいますが、結局投手王国と言っている割にはという感じの結果で1失点したら負けという惨状では点数を伸ばすのが難しかったなという結果になりました。
◎1位 隅田投手 14点(☆1×2,◎1×2,△1×2)
3試合 2勝1敗 防御率1.59
交流戦1位は隅田投手です。中日戦で8回無失点、広島戦で完封勝利としっかり無失点に抑えてチーム勝利数の半分は隅田投手でした。交流戦はセリーグ相手に変化球が機能していたので、エース級の活躍が出来たのはよかったです。
◯2位 ヤン投手 10点(◎2,◯4)
8試合 防御率0.00
リリーフで高点数を叩き出したのはヤン投手です。交流戦8試合無失点、全てビハインドですが課題のノーコンがなんと8試合無四球、火消しはパーフェクトにこなしたので交流戦のリリーフエースになりました。
◯3位 今井投手 7点(◎1×2,◯1×2+1,△1×2)
3試合 2敗 防御率2.61
ヤクルト戦9回2アウトで交代、これが全てです。何度も言いますがこの試合で今井投手と心中しなかった渡辺久信が全ての元凶です。ここからチーム崩壊を起こして今井投手もこの試合の勝ちが消えて、広島戦も7回2失点で負けました。隅田投手同様に頑張ってくれましたが勝てずに悔し涙を流した姿が本当に酷でした。
・4位 渡邉投手 4点(◎1×2,△1×2)
3試合 2敗 防御率3.72
巨人戦で7回2失点の好投で内海コーチへ成長した姿を見せることができました。その後も粘りの投球はしますが最後粘りきれずに打たれて勝つことは出来ませんでした。
・中村祐太投手 3点(◯4,△1)
6試合 防御率1.42
ビハインド1,2番手として失点は1試合だけでした。広島戦では150km計測して、ヤン投手と一緒にリリーフ陣を支えました。
・豆田投手 3点(◯3)
7試合 防御率0.00
豆田投手も地味に交流戦は無失点です。ヤン投手や中村祐太投手と違い完全な敗戦処理での起用なので評価はそこまで上がらないです。まだ高めの抜け球は気になりますが、一時期のドン底に比べたら状態は良くなっています。
・武内投手 2点(◯1×2)
1試合 1勝 防御率0.00
中日戦で6回途中無失点で勝ちましたがその後体調不良で抹消となり1試合だけの登板でした。
・菅井投手 2点(◯1×2)
1試合 1敗 防御率3.60
ヤクルト戦でプロ初登板、結果は負けましたが悪条件が重なる中で最低限の投球を見せて今後に期待を持たしてくれました。
・佐藤隼輔投手 0点(◎1,◯1,△1,✖︎1)
5試合 1H 防御率15.43
極端ですね。中日戦で火消し成功、その後巨人戦で2試合連続1イニング投げきれずに登録抹消、そこからDeNA戦で2試合連続火消し成功でプラマイ0の点数になりました。
・本田投手 0点(◯1,△1)
2試合 防御率0.00
本田投手も最後に昇格してきて無失点ですが連投したら1イニング投げきれずでまだ信頼がないです。
・田村投手 −1点(◯2,✖︎1)
5試合 1勝 防御率0.00
巨人戦サヨナラ勝ちで4勝の内訳に入りました。そこから阪神戦はエラーが絡んで3失点、これで抹消になってしまいました。
・松本航投手 −1点(◯3,△1,✖︎1)
6試合 1敗1H 防御率1.80
ヤクルト戦でサヨナラ負けから2試合連続失点、その後立て直しましたが結局敗戦処理みたいな扱いになって何のためにリリーフ転向したのか大いに疑問が残ります。
・與座投手 −2点(◯1,△1×2+1)
3試合 1敗 防御率3.86
リリーフから中4日で急遽先発起用、ボロボロながらもなんとか2失点でしたが内容が悪くて抹消となりました。
・ボー投手 −2点(△1×2)
2試合 2敗 防御率4.50
交流戦は粘りましたが中盤に粘り切れずに打たれて2敗しました。
・上田投手 −2点(◯1,✖︎1)
3試合 防御率6.00
プロ初登板で早速ツーラン打たれてほろ苦デビュー、その後2試合無失点ですが腰痛になり結局3試合だけの登板でした。
・青山投手 −2点(△1×2)
1試合 1敗 防御率3.38
投球は悪くなかったですが、最後みっともないエラーで負けてマイナス評価になりました。
・増田投手 −3点(✖︎1)
1試合 防御率18.00
復調してなかったですが怪我人続出で無理やり1軍昇格、2失点して即2軍落ちとなりました。
△アブレイユ投手 −4点(◯2,✖︎2)
5試合 1敗2S 防御率4.15
ワースト3位、中日戦で2Sですが既に地雷の予感がしていました。にも関わらず渡辺久信はヤクルト戦で9回2アウトからアブレイユ投手を投げさせて同点に追いつかれる大失態を犯しました。その後出番が無さすぎて最後2試合ビハインドで投げましたがそこでも打たれて守護神失格となりました。
✖︎平井投手 −7点(◯1,✖︎1,❌1)
5試合 1H 防御率12.00
ワースト2位、最初良かったですがヤクルト戦でスリーラン打たれてから一気に化けの皮が剥がれました。広島戦で自分で首振って投げた球を打たれて大炎上、そして増田投手と一緒に抹消となりました。
❌高橋光成投手 −14点(△1×2,✖︎2×2)
3試合 3敗 防御率5.79
5月に続いてまたワースト1位、そして5月同様に1位の稼いだ点数を全部食い潰しました。調子は良くなっても打たれることに変わりはなく失点を重ねています。このまま投げてもマイナス点数重ねる一方になっています。
【総評】
基本的に1失点したら負けなので厳しいですね。隅田投手の頑張りは今回も高橋光成投手が食いつぶして、リリーフ評価もヤン投手と中村祐太投手のビハインド投手の評価が中心でした。他の先発と特に本来勝ちパを担わなきゃいけない投手が全然活躍出来ていません。加えて人員不足も重なってまだ調整不足の投手を無理やり1軍昇格させなきゃいけないこと多く、余計に火に油を注ぐ結果になりました。投手は今後も1失点したら負ける前提の戦いを強いられるので非常に難しい投球になると思います。
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