ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2019コーチングスタッフ —不安・不満編—

FA騒動ですっかり忘れてしまいましたが、来年のコーチ陣についての見解の続きを書いていきます。


次は不安や不満に思う点です。





・西口ブルペンコーチ、阿部1軍打撃コーチまさかの残留

私が一番不満に思っていることは小野投手コーチ就任ではなく、西口さんのブルペンコーチ残留です。



西口さんがブルペンコーチとして何か仕事をしている話は聞いたことがなく、むしろ中継ぎ投手が大炎上しても平気でハイタッチや中継ぎの炎上に先発に期待するなど責任のヘッタクレのない仕事ぶりには怒りさえ覚えたことがあります。


ブルペンでもただ眺めているだけで、これなら素人の私がやっても変わらないレベルです。そもそも西口さんは先発で結果を残した人ですから、ブルペンコーチそのものに適性がないと思います。


個人的には一度指導者から離れて違う視点から勉強して欲しいと思っていましたが、最低でも2軍投手コーチへの配置転換は絶対条件なはずです。それすらせずに無能な役職で放置したコーチ人事には、一体何をどう考えたらその決断に至ったのかが理解出来ません。




それでもまだ西口さんは生涯ライオンズの選手であり、丁重に扱わなければいけない人物であることは分かりますが(それでもブルペンコーチ残留は本当に謎です)、阿部さんの残留には一体何のメリットがあるのかがこれまた私には理解が出来ません。


阿部さんも今年一年で打撃コーチとしての仕事はないと見ています。今年は嶋コーチの陰に隠れて何もなかったですが、来年に関しては責任を問われる可能性も出てくると思います。打撃コーチに関しては、赤田コーチに全てが託される形になりました。





・なぜ小野投手コーチ就任?

現場で結果を残したと言えるのはせいぜい2008年のリーグ優勝の成績のみ(防御率2位)ぐらいで、特に中継ぎ起用の下手くそぶりはものすごく際立った投手コーチだったと記憶しています。小野投手コーチがだれか育成したとか優秀な実績があるという話も聞いたことがないので、土肥コーチかそれ以上にやばい可能性が高いです。



なぜ現場復帰が決まってしまったのか。可能性の一つには渡辺SDの一声が入ったと推測出来ます(渡辺政権の投手コーチでしたので)。あくまでも推測の域です。


別に渡辺SD推薦枠をなくせとは言いませんが、推薦枠を設ける以上はその人選は適当にしないでくれと言いたいです。



こうなったら小野投手コーチがフロント経験で何か変わってくれたことを祈るしかないです。現状では来年もチーム投手成績はリーグワーストを記録する可能性が極めて高いですが。






・馬場コーチの後釜

個人的には非常に高く評価している馬場コーチがヘッド格に異動しました。それはそれでいいのですが、後任の黒田コーチにはかなり高い能力が求められます。


普段の練習などは馬場コーチも介入出来るのでそんなに心配はいりませんが、試合では走塁コーチとしての判断はかなり重要になってきます。


馬場コーチもやや無茶振りな判断をした場面はありましたが、基本は積極的な姿勢で走塁コーチはやってほしいと思います。黒田コーチの能力が不明瞭なだけ、不安な部分はあります。





・新米の松井稼頭央2軍監督

松井稼頭央2軍監督に関しては期待しているファンの方が多いかと思います。もちろん私も松井稼頭央2軍監督には頑張って頂きたいと思っていますが、敢えてこの機会に不安に思っている部分を指摘させて頂きたいと思います。


何が不安なのか。それは指導者として未知数な部分が多く、さらに指導者として大成するにはかなり時間がかかるのではないかという不安です。


指導者としては実質1年目であり、そんな1年目から完璧に全部こなせるなんて思っていませんし、そんなハイレベルなことを求めてもいません。

しかし、今年の2軍成績は悲惨なことになっていて、野手の育成もですし投手なんて早急に育ててくれないと来年は大変なことになる可能性が見込まれます。


その中で、松井稼頭央2軍監督はノックに悪戦苦闘するなどして、まずは自身の指導者能力の基礎を鍛えなければいけない段階です。報道を見ている限りでは手探りながらも試行錯誤で指導を行っていることに関しては好印象ですが、やはりノックが出来ず、おそらく試合全体の中でどうやって戦う、そして勝ちに行くといった采配もこれから勉強しなければいけない段階なので、指導者としてはまだまだひよっこの状態でしょう。



しかし、今の2軍のチーム状況はそんな余談を許せるレベルにはなく、とにかく潮崎さんが潰しまくったツケを早急に支払わなければいけない状況です。そんな悠長に松井稼頭央2軍監督自身の指導者育成をしている場合でもないわけです。



松井稼頭央2軍監督には自身とチーム全体の育成を一緒に行って欲しいと思います。冒頭でハイレベルなことを求めないと言っておきながら、かなりハイレベルなことを求めてしまいました笑。逆にこのハイレベルな要求がクリア出来たのであれば、辻政権の後の松井稼頭央政権も安心して見ることが出来ると思います。






・2軍投手コーチは大丈夫?

現時点では仮定の話とさせて頂きます。理由は後で述べます。



2軍投手が壊滅している状態なので、勿論2軍投手コーチの責任を問われてもおかしくない話になります。しかし、杉山コーチ、許銘傑コーチともに残留となりました。



許銘傑コーチは郭俊鱗投手の関係で切れないことはまだ分からなくもないですが、杉山コーチまでもが残留となってしまってはやはり手抜き人事ではないのかと疑ってしまいます。



この2人の指導能力に疑問を持つのはただ単に2軍投手が育っていないだけでなく、1軍から降格した投手が再び上がってきてからも不安定な投球を披露し続けていることに関しては、2軍投手コーチは投手の状態を把握出来ていないのでないかという疑いも浮上してきます(特に十亀投手、武隈投手、増田投手は再昇格してからも不安定な投球ばかりでした)。




ではなぜ仮定の話にしているのか。それは2軍の崩壊を招いた最大の原因は潮崎さんであり、投手出身の指導者だけあって、投手の指導にも大きく関わっていた可能性が高いからです。


来年からは松井稼頭央2軍監督となります。おそらく投手のことは投手コーチに任せると思われます。となると、来年からは成績の良し悪しは全て投手コーチの責任になります。2軍投手コーチに関しては、来年の結果で判断したいと思います。






長くなりましたが、かなり不安や不満な部分が多いコーチ人事になったと思います。FAで選手が流出する中でこのコーチ人事で大丈夫なのかと心配なのが正直な本音です。






よければポチっとひと押しお願いします!