9/1(日)日本ハム戦第20回戦—元山で始まり元山で締めくくる 大逆転の日曜3ヶ月ぶり勝利—
6-5でサヨナラ勝ちです。5回まではいつもの敗戦パターンでしたが、6回から意味のある初球攻撃で追いつき、最後負けたかと思いましたが奇跡のサヨナラ勝ちでした。中盤以降は久々に納得のいく攻撃もありました。金子侑司選手引退発表から流れを変えたいです。
【投手陣】
・武内投手 5.1回6被安打1被本塁打3奪三振1与四球3失点
いきなり水谷選手にご挨拶四球、牽制タッチアウトかと思ったらまさかのボーク判定で2塁進塁、石井一成選手はファーストゴロですが元山選手が三塁悪送球して0アウト2,3塁、清宮選手はインコースツーシームで空振り三振、レイエス選手は三遊間のタイムリー内野安打で失点、さらにパスボールで1アウト2,3塁で郡司選手はファーストゴロでホームアウト、2アウトまでいきますが上川畑選手に決め球が落ち切らずにタイムリーヒットで失点、ご挨拶四球以降は味方に足引っ張られまくって早々に終戦ムードです。
3回もヒットと清宮選手のピッチャー返しを武内投手が弾いて送球逸れて内野安打で0アウト1,2塁、レイエス選手と郡司選手は打たれましたが正面のフライ、上川畑選手はファーストゴロで何とか無失点、4,5回は三者凡退に抑えて何とか立て直しを見せます。
しかし6回、レイエス選手にカーブ続けたところを打たれてソロホームランで失点、郡司選手も高めストレート打たれて二塁打、送りバントを決められたところで交代、6回はガス欠して失投祭りでした。負け投手の流れでしたが直後に追いついたとで負けは消すことが出来ました。
修正能力は見せましたし、失点も味方のエラーばかりで気の毒でした。しかし全体的にコントロールを乱す場面は増えてきたと思います。まず先頭打者へのご挨拶四球は反省点です。なんやかんやで勝ち星は今井投手に追いつかれて、9,10月で3勝出来るか微妙、さらに金村投手も猛追を見せているので新人王に黄色信号が点灯し始めています。
◎水上投手 0.2回無失点
1アウト3塁で登板、万波選手はシュートで追い込んでから外スライダーでショートゴロ、松本剛選手はシュートでサードゴロで火消し成功、3点ビハインドの火消しですがこの火消しが勝ちに直結したので◎評価になります。
◯甲斐野投手 1回1与死球無失点
1アウトから水谷選手に死球、石井一成選手のところで代走浅間選手が盗塁を仕掛けて炭谷選手はストライク送球しますが打者と被ったところで滝澤選手が捕球出来ず逸らしてエラーで3塁のピンチ、そこから石井一成選手に粘られて12球目の真ん中SFFを打たれましたがセカンドライナー、なぜか飛び出した浅間選手が戻ることなく併殺となりラッキーな無失点でした。球速は申し分ないですが空振りが取れないところがビハインドエースになっています。
◯平良投手 1回1被安打2奪三振1与四球無失点
清宮選手はボール先行から空振り三振、しかしレイエス選手は空振り取れず四球、郡司選手に内野安打で1アウト1,2塁、上川畑選手は粘られてからインスラで空振り三振、万波選手は初球ストレートでセカンドゴロで無失点でした。
✖︎アブレイユ投手 1回2被安打1奪三振1与四球2失点
松本剛選手にど真ん中ボール判定されて四球、送りバントとショートフライで2アウト2塁から上川畑選手に初球スライダーを打たれてタイムリー三塁打、清宮選手にも初球ツーシーム打たれてタイムリーで2失点、初球の入りが甘すぎました。負け投手のはずでしたが記録したのはまさかの白星、先発の勝ちを消したわけではないので構わないですが、評価は✖︎です。
【野手陣】
5回までは北山投手のストレート待ちから初球変化球ストライクで凡退祭り、選べもしない四球なりきの消極的な攻撃で終わる展開でした。しかし6回から長谷川選手の初球攻撃から流れが変わりました。単純に北山投手がバテたのもありますが、滝澤選手の四球から相手も勝負を焦って初球甘く入ってきたところにしっかり対応しました。7回の攻撃や9回栗山選手まだ繋いだのでこれで負けたら仕方ないという流れまで行ったのは久々じゃないですかね。今日に関しては渡辺久信愛人采配が的中したのでライオンズファンの手首は粉砕することになりました。
あと今日は新庄監督も継投策が遅すぎてライオンズのチャンスが多かったです。柳川投手も1ヶ月11登板したら9月あっという間に俺達の仲間入り出来るほどに劣化してしまいました。大谷翔平選手無き日本ハムを3年かけて種まきから花開かせるところまでは上手くいきましたが、やはり勝てる監督ではないですね。多分日本ハムの監督は今年で最後でしょうから、ライオンズみたいに焼け野原状況のチームなら再生させる為にどうかと思いますが西口2軍監督の昇格なんでしょうかね。
・長谷川選手 4打数1安打1四球
後半2出塁でチャンスメイクしました。
・源田選手 1打数無安打
4回の守備で途中交代、右目結膜炎らしいです。症状の程度が分からないので試合出場出来るかは不明ですが、無理する必要はないので治療優先でいいと思います。
◎西川選手 4打数2安打1本塁打2打点1四球
6回に逆球ストレートが得意のインコースだっだので振り抜いてツーランでした。その後四球とライト前ヒットでチャンスを作りました。
・佐藤龍世選手 3打数無安打2四球
2四球選びました。9回の見逃し三振は判定が酷かったです。
◯平沼選手 4打数1安打1四球
金子侑司選手の登場曲を使いました。6回はライト前ヒットでチャンス拡大、7回は水野選手の好プレーに阻まれてタイムリーならずでした。それでも9回のチャンスは四球選んで勝利に貢献しました。
✖︎外崎選手 4打数無安打
郡司選手の好プレーはありましたが、6回1アウト1,3塁でボール先行から狙ったストレート打ち上げて内野フライは酷かったです。流石に9回は代打でしたが、9月は聖域作らずに他の選手にもチャンス回した方が来年につながるのではないでしょうか。
◎元山選手 5打数4安打3打点1失策
初回の悪送球は酷かったです。このエラーでブチギレてこの時点で今日のタイトルは「さよなら元山」の予定でしたが、結果として私の手首は粉々に粉砕されることになりました。
その後はヒットを重ねて6回のチャンスは初球変化球を引っ張ってタイムリーヒット、8回も逆方向にヒットで9回2アウト満塁で3球目を打って右中間へのサヨナラタイムリー、ストライクの球を打ちに行くスタイルで外野まで飛ばせているのでそこはよかったです。まだ渡辺久信愛人枠の域は脱しませんが、今日の活躍であればしばらくのスタメン起用は確約になります。
✖︎蛭間選手 3打数無安打1死球
積極性とボール球に手を出すのを勘違いしています。9回の栗山選手の打席を分析してもらわないと困ります。このスタンスを貫くぐらいなら金子侑司選手にラストチャンスをと思ってしまいます。
△炭谷選手 1打数無安打1犠打
1アウト1塁から送りバント、2点ビハインドでこの采配は仕方ない部分もありますが、作戦として弱すぎます。パスボール含めてポロポロ落としすぎで後半戦の炭谷選手はかなり劣化した動きになっています。
◯滝澤選手 2打数1安打1四球1盗塁1失策
急遽の出場からヒットと四球の活躍でした。しかしショート守備の球際の弱さが目立ちます。源田選手ならというプレーがチラホラあるので我慢して使う必要がありますが、滝澤選手もここからの成長がどれだけ見込めるかが大事になってきます。
・奥村選手 1打数無安打
代打出場でピッチャーゴロでした。
・古賀選手 1打数無安打
途中出場からショートゴロ、エンドラン出なければセンター前ヒットでした。
△山村選手 1打数無安打
9回0アウト1塁で代打出場、ノーコン柳川投手から2ボールで一度タイムが入り、問題はそこからで3球目ボール球ストレートを空振り、4球目ストライクで追い込まれて6球目ボール球ストレート空振り三振、これされたら流石にスタメン起用は無理ですね。ストレート狙いは構いませんがボール球に手を出す展開ではないですよ。アップアップな柳川投手がこれで立ち直って負ける展開でした。最低限野球脳が身に付いてないとこれ以上の成長が望まなくなります。
◎栗山選手 1打点1四球
2アウト満塁で代打出場、2球で追い込まれますがそこからが栗山選手の真骨頂でした。徹底してど真ん中ストレートは振っていきそれ以外は見逃して、フルカウントからの9球目フォークにバットを止めて押し出し四球を勝ち取りました。
これは決して簡単じゃない四球です。打ち行くべき球とそうじゃない球を完璧に区別してアプローチをかけた栗山選手の選球眼が素晴らしかったです。昨日の逆転ツーランだけでなく続けて代打で素晴らしい活躍を見せてくれました。
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