2018選手通信簿 #6源田壮亮 —打ち破った2年目のジンクス 若獅子の進化は続く 歩み続けるセンターラインの要—
2018年シーズン成績(ワはワーストの意味)
打率:278 安打:165本(5位) 二塁打:27本 三塁打:9本(2位) 本塁打:4本 打点:57点 得点:92点(5位) 三振:101 四球:48 死球:4 犠打:14 犠飛:6(4位タイ) 盗塁:34(3位) 併殺打:7 出塁率:333 長打率:374 OPS:707 得点圏打率:287 失策:11(ワ5位タイ)
主な獲得タイトル(判明次第追記します)
・ゴールデングラブ賞(初)
•2年目のジンクスは関係なし
2年目のジンクスが心配されたシーズンでしたが、そんなことはただの心配性なだけで終わりました。昨年に比べて軒並み成績が上がるという最高の結果でした。
•新人から2年連続のフルイニング出場達成
これは本当にすごい記録です。一度もベンチに座らずに試合に出場し続けるという疲労の概念を完全に度外視した記録です。今年も疲労で一時期打撃成績や終盤にエラーを連発してしまいましたが、必ず途中で盛り返してくれました。疲労に対する対応能力も上がった1年だったと思います。
•大幅に失策を減らして文句なしのゴールデングラブ賞
昨年の21から半分近く失策を減らしました。UZRも30.8と断トツの数字を叩き出し、賞だけでなくチームの守備の要として貢献してくれました。
【2019シーズンに向けて】
•さらなる打撃技術の向上
ここまででインコースへの対応は大幅に強化されました。源田選手の飛躍した一番の要因はこのインコースへの対応技術だと思います。
次は出塁率を上げることだと思います。ボール球見極め率が72.44%(規定打席超え41位)とやや物足りない数字です。理想は80%超えですが、まずは75%を超えて欲しいと思います。盗塁王を目指すのであれば、出塁率を上げることは絶対条件です。
•エラー数一桁
終盤にエラーがかさんでしまい、11失策となってしまいました。それでも中盤までは安定した守備を見せてくれただけに、最後まで守備での集中力やミスを減らすことが出来るかが鍵を握ると思います。
•3年連続フルイニング出場へ
ここまでくると、辻監督もただの不調でスタメンを外すことは出来なくなると思います。そのためには不調もさながら、疲労への対処もさらに重要になってきます。元々太りにくい体質らしく、夏場には体重キープがかなり大変だという話があります。1年目は卵かけご飯で凌いだらしいですが、食事管理にも気をつけて欲しいと思います。
さらにもっと心配なのが怪我です。秋山選手や浅村選手以上に源田選手は替えのきかない存在なので、怪我しにくい丈夫な身体作りにも気を配れればと思います。
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