2024シーズン振り返り 背番号00 J.ヤン
【2024成績】
37試合 防御率5.58 2H2HP 30.2回 32被安打 3被本塁打 35奪三振 奪三振率10.27 19与四球 2与死球 5暴投 21失点 19自責点 被打率.276 K/BB1.84 WHIP1.66
暴投3位タイ
【ルキナ査定】
ランク:C→D
点数:−17点(◎3,◯15,△7,✖︎3,❌5) 前1点+後−17点
年俸:退団(−7500万)
【今季振り返り】
2A3Aの奪三振率16.1、に対してBB/9は脅威の7越え、防御率4点台とロマン以前の地雷臭の匂いがプンプンする中でオリックスとの獲得調査を制して入団、入団会見の奪三振パフォーマンス含めてネタ外国人枠の予感が漂っていました。
練習試合からオープン戦で奪三振パフォーマンスを披露しますが、ピッチャーゴロ処理を疎かにして豊田コーチにブチギレられる、クイックに弱くボール先行からストライク欲しさに腕の振り鈍く投げて打たれる、開幕戦登録直後に体調不良で抹消なども重なり4月半ばまで初登板がズレます。4,5月は7試合で7失点、予想通りのノーコンに加えて長打も打たれまくって敗戦処理すらできずに2軍落ちになります。
しかし6月に再昇格となってから覚醒ゾーンに入ります。交流戦は火消し当番を完璧にこなして徐々に序列を上げていき、日本ハム戦はホールド場面2試合で火消し成功して6月無失点、大宮の試合では田宮選手を空振り三振に抑えてジャンピングパフォーマンス、この「跳んで大宮」がヤン投手のシーズンピークでした。
7月に入りロッテ戦で火消し失敗してからいつも通りのノーコン痛打される投球に逆戻り、8月9試合で防御率8.31でまたも敗戦処理すら出来なくなり、最下位決定後も無駄に1軍帯同を続けて、結局ロッテ戦で1アウトも取れずにKOされたのがライオンズラスト試合となりました。
【総評】
6月だけモイネロ投手でしたかね。あとはロマン枠通りのハズレ外国人投手でした。確かに奪三振能力は高かったです。ストレート平均球速152.6km、対右被打率.216と何故か左より右を得意にしていました。球のキレ自体は本物だと思います。
しかしノーコンは覚悟していましたが、それ以外の部分に課題が山積みすぎました。まずクイックでフォームを崩す癖ですね。ランナーなしの被打率.211、得点圏被打率.400、ピンチに弱くボール先行からストライク欲しい場面で腕の振り緩めて投げるので素人目から見てもありゃ打たれて当然になります。加えて被打率も非常に高く、フライアウト確信しても余裕でホームランも何回かありました。キレはある一方で球質は軽いかもしれません。これだけ課題のある投手に7500万払って最後まで外国人1枠で計算したのも渡辺久信の見る目のなさでした。
【退団後】
ドミニカウインターリーグのキャンプに参加している情報があったので、そこで頑張って次の所属先を探すことになりそうです。課題は多いですが奪三振能力は間違いなく本物なので、次の所属先で奪三振パフォーマンスを発揮してくれればと思います。
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