ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

箱根駅伝予選会振り返り

本当は振り返りをしない予定でしたが、今年の予選会は酷暑の影響でここ数年で一番の大波乱祭りだったので、簡単に振り返りだけ行います。




1位 立教大学

素晴らしい安定感でした。馬場選手、林選手、國安選手はじめ上位10人目が137位でこの酷暑の中で唯一崩れることなく走り切りました。高林監督も上手くまとめたと思います。今年は初シード権も本格的に狙えるのではないでしょうか。



2位 専修大学

いやはや、ここまでの大躍進は全く予想出来ませんでした。まずここまで不発だった留学生で、マイナ選手が3位で大幅な貯金に成功、新井選手と上山選手も20位台で3本柱で大きく順位を底上げできました。10人の一番下が170位で今回酷暑が最も味方に付けることに成功した大学だと思います。



3位 山梨学院大学

専修に続いて山梨学院も大躍進でした。キピエゴ選手が2位で貯金に成功、阿部選手がいきなり45位に入ったのは楽しみですね。日本人選手も100位以内に4人入って留学生頼みから脱却したのも上位進出に繋がりました。



4位 日本体育大学

発表の時の涙は連続出場のプレッシャーもありましたが、おそらく手応えが例年なら通過ギリギリだったからでしょう。二本柱で山崎選手と平島選手が終始前で走って20位以内、田島選手も33位で一部崩れた集団走も余裕でカバーすることができました。



5位 中央学院大学

流石はエース、吉田礼志選手は最初から単独走で難しい展開でもしっかり日本人トップで走りきりました。近田選手も18位で続いたのは大きいですね。今回多くの大学でリタイアが出ましたが、中央学院は150位以内で10人まとめたのも良かったと思います。



6位 中央大学

やっぱり油断禁物ですね。この酷暑にいきなり1年生5人走らせる布陣は一歩間違えれば大惨事です。今回バランス良く走ったのもあり6位で踏みとどまれたのは良かったですが、藤原監督も全日本見据えすぎて箱根予選冷や汗かいたのは反省材料でしょう。


ただ、今回50位以内で1年生が3人入ったのは収穫が大きいと思います。岡田選手は24位でチーム2番手の走りは期待が高まりますね。白川選手と阿部選手も主力としてしっかり走れたので全日本に向けて切り替えていきたいです。



7位 日本大学

キプケメイ選手が全体1位、この酷暑で61分切りで走り切った実力ですね。山口月暉選手が大ブレーキでしたが大仲選手が34位で走ったのも良かったですね。箱根予選も安定感が増してきました。



8位 東京国際大学

今年もエティーリ選手は不発でした。暑さに弱いですかね。全くペースが上がらず、さらに楠木選手が脱水で途中棄権となり昨年と同じ流れ、にはならずに今年は日本人選手の底上げで予選通過まで持ち上げました。佐藤選手と大林選手が30位台に入ったのは助かりました。



9位 神奈川大学

宮本選手が途中棄権となり主力がほぼ全滅、そんな中で酒井選手率いる集団走が最後まで崩れなかったことが首の皮一枚繋がりましたね。中野監督も就任1年目で下馬評を上回る予選会ダブル突破は良かったのではないでしょうか。



10位 順天堂大学

浅井選手が日本人2位と大奮闘、エースとしての仕事をしました。海老澤選手、古川選手と続いて吉岡選手以下が厳しかったですね。1秒差に助けられて箱根予選会ギリギリで突破、しかし今年は総監督のパワハラ問題からチーム内ガタガタで箱根本戦は大きな不安が残ります。




11位 東京農業大学

大健闘ではあるんですけどね。栗本選手が46位と奮闘、植月選手も74位で粘りましたが原田選手と深堀選手かもうちょっと順位上げられていれば、と思ってしまうほどに1秒差が痛かったです。今回チーム上位4人に前田選手加えた来年は今年のリベンジを果たすしかないでしょう。



12位 明治大学

集団走は悪くないですが、森下選手はじめとするエース格が全滅して貯金を全く稼ぐことなく、集団走も神大より下なので予選落ちになりました。そもそもスカウトのレベルからして集団走で稼ぐとかの話ではないはずですけどね。今年予選会全敗では山本監督も引責辞任は避けられないのではないでしょうか。



13位 国士舘大学

滑り込み狙いも遂に途絶えました。カマウ選手が20位で貯金出来ず、日本人選手は西田選手、川勝選手、横田選手は粘りましたが6番手以降150位以下に沈み離されてしまいました。今回は10人揃えるのが難しかったですね。



14位 東海大学

ここ数年で一番無惨な予選落ちでした。ロホマン選手が残り30mで倒れ込み前に進むことができず途中棄権(その後AED使ったとのことなのでこの棄権判断は正しいです)、そして次のチーム10番手が396位の越選手なので当然ながら総合タイムで大きく話されて予選落ちになりました。花岡選手や檜垣選手の走りを箱根本戦で見れないのは残念ですね。


今回はアクシデントのダメージがデカすぎたので仕方ないですが、創価に編入してから出雲で区間賞の走りをした吉田響選手を見ても、東海も明治同様に指導法などが上手くいっているのか不安が残りますね。両角監督もそろそろ限界ではないかと思います。



15位 流通経済大学

これは健闘した部類だと思います。森川選手が27位と大健闘、学生連合の走りも楽しみになります。留学生が不発の中で日本人選手でそこそこの走りができたました。ほとんど4年生なので来年また仕切り直しですが、一つ成果として残せたと思います。



16位以下

駿河台はペースプラン失敗でしょう。序盤飛ばして中盤以降暑さに多くの選手がやられたと思います。麗澤大は工藤選手と鈴木選手の二本柱に東選手も続きましたが、ネイヤイ選手が失速してそこから日本人選手も失速しました。あとは明治学院が19位に入ったのは健闘したかもしれません。


東大大学院の古川選手が序盤から飛ばして最終的にも60位で学生連合に選ばれそうです。こちらの走りも注目になりそうです。





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