2024シーズン振り返り 背番号1 栗山巧
【2024成績】
60試合 打率.226 154打席 124打数 28安打 7二塁打 1三塁打 1本塁打 40塁打 12打点 8得点 23三振 26四球 2死球 2犠飛 1併殺打 出塁率.364 長打率.323 OPS.686 得点圏打率.179
【ルキナ査定】
ランク:C→C
点数:8点(☆2,◎5,◯12,△14,✖︎5) 前4点+後4点
年俸:10000万(−800万)
※8000万(−2800万)
【今季振り返り】
昨年同様に今年は春先のスタートダッシュ失敗、出塁は稼げますが打率が1割台に沈み本人承諾のもとで2軍再調整の決断をします。2軍ではレフトスタメン出場など守備機会も増やして本格的に指名打者以外でのスタメン起用を目指すことになります。
6月のヤクルト戦で再昇格してからいきなり代打でタイムリー二塁打、これで通算400二塁打達成となりそこから交流戦はレフトスタメン起用もこなして6月打率.259、出塁率.388と低迷するチームで孤軍奮闘する姿を見せます。7月に体調不良で登録抹消、そこから8月末に再昇格しますが既に最下位決定となり、チーム事情からして栗山選手は代打のみの出場となります。
しかし、その代打出場で日本ハム戦で逆転ツーランを打ち勝利に貢献、この一発は今井投手の二桁勝利に大きく貢献、歴史的最下位に沈むライオンズファンを勇気付ける一打になります。9月以降も代打出場、元山選手のサヨナラタイムリー、羽田投手のプロ初勝利の裏には栗山選手の勝負強い代打としての存在があったからです。最後は代打の切り札としてライオンズファンの心の支えになって来年も現役続行を発表しました。
【総評】
今年は数字以上に存在が大きかったです。フォークやカーブに弱かったですがストレート打率.255、流石に衰えもありスタンド超えの打球は難しいですが、それでもまだまだ速球やスライダーなどの変化球の対応力は見せてくれています。
代打として初球打ち打率.333、初対決のオスナ投手の初球ストレートを打って逆転タイムリーヒットなど、代打の鉄則しての初球ストライク狙いも実行しています。そんでもって選球眼は全く衰える気配なく、三振よりも四球の方が多いです。代打でもスタメンでもベテランの技術を見せてくれました。
春先不調で2軍再調整を決断したことも良かったと思います。点数的にもマイナスが減って数少ないプラスになりました。昨年はどんだけ不調でも前半戦1軍帯同続けてチームの足を引っ張ってしまいましたが、今年はスパッと決断したことでより貢献度が上がりました。この決断が出来たことは後の栗山巧監督にとって間違いなくプラス材料だと思います。
【来季に向けて】
西口監督は外野コンバート推奨なので、来年のレフトスタメンはよっぽどのことがない限り無いでしょう。基本は指名打者と代打で勝負することになります。毎年が現役続行か引退かの勝負の中で、暗黒期に沈むチームの生きる希望としてチームを支えて欲しいと思います。
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