2024シーズン振り返り 背番号4 山野辺翔
【2024成績】
50試合 打率.213 90打席 80打数 17安打 3二塁打 1三塁打 22塁打 10得点 17三振 5四球 5犠打 6盗塁 1盗塁死 1併殺打 出塁率.259 長打率.275 OPS.534 得点圏打率.133 1失策
【ルキナ査定】
ランク:E→D
点数:−14点(◯9,△5,✖︎6) 前−15点+後1点
年俸:1050万(+80万)
※1200万(+230万)
【今季振り返り】
毎年恒例の愛人枠ですが、今年は開幕2軍スタートです。その後4月に昇格しますがこれと言った場面もなく5月頭に登録抹消、この時点で今年松井稼頭央愛人枠に入ることなく流石に終わったものだと思いました。
そんな山野辺選手の不死鳥能力1つ目が松井稼頭央途中休養です。渡辺久信が監督代行になってから6月に1軍昇格、そこから適宜チャンスを与えられます。DeNA戦でアウトカウントを間違えて飛び出した結果フライゲッツー、しっかりお笑い芸を披露してこの日解説にいた春日さんに批判が飛び火する悲惨な事態を起こしましたが、このミスで渡辺久信が懲罰交代しなかったのが思い返すと愛人枠の証拠だったなと思います。交流戦では阪神戦で才木投手のノーノー阻止三塁打ぐらいであとはいつも通りでした。
そして凄かったのが後半戦、ここから与えられたチャンスでギリギリの場面で確実に結果を残すことで徐々に1軍控えの座を確立していきます。8月打率.250、9月打率.226とライオンズ基準では及第点の数字を残し、結果として後半戦まさかのプラス点数となり最後は文句を残すことなく最後まで1軍に生き残ることができました。
【総評】
凄いです。ここ数年で一番運が良かったと思います。実力に関しては毎年変わらないです。速球系統は対応していますが変化球に泳がされて打てないことがほとんどです。内訳を見ても内野安打が17本中6本で内野安打率.103(参考までに源田選手の内野安打率.068)、後半戦の内容はどん詰まりの打球が内野安打やコースヒットになったり、盗塁のスタートが遅くても相手の送球が悪くてセーフになり、走塁判断がひどくても次の選手が打って確実に返してくれるなど外部要因も多く山野辺選手の味方をしてくれました。
さらにライオンズ事情だと控え選手で児玉選手が肉離れ離脱、滝澤選手も打率1割台、高松選手は野球脳なさすぎて代走として使いにくい、外野はご覧の通り焼け野原、ということで山野辺選手を2軍に落とす理由もなくなりました。毎年何かしらのトラブルや事情があってクビ候補から生き残りますが、今年は暗黒期ならではチーム崩壊も重なり、より山野辺選手が生き残りやすい環境にもなりました。
【来季に向けて】
実力は間違いなく戦力外ですが、暗黒期に入ったことは山野辺選手の野球人生にとって味方していることは間違いないでしょう。誰が監督になっても媚入りの上手さは、社会人の私などは見習わないといけないのかもしれません笑。しかし来年は厳しめの鳥越コーチがいるので、山野辺選手のお笑い芸をみた時に鳥越コーチがどう判断するかです。これで鳥越コーチの愛人枠に入ったらもう一種の天才の域だと思います。開き直って山野辺選手が来年の首脳陣の懐にどう入っていくのかも見どころかもしれません。
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