2024シーズン振り返り 背番号9 蛭間拓哉
【2024成績】
63試合 打率.220 232打席 214打数 47安打 8二塁打 1三塁打 1本塁打 60塁打 16打点 16得点 43三振 9四球 5死球 3犠打 1犠飛 3盗塁 1盗塁死 3併殺打 出塁率.266 長打率.280 OPS.547 得点圏打率.268 1失策
【ルキナ査定】
ランク:D→D
点数:−38点(◎5,◯12,△14,✖︎17) 前−11点+後−27点
年俸:2200万(現状維持)
【今季振り返り】
昨年ルーキーとして期待感を持たせる活躍を見せてくれました。しかし今年は春先から絶不調状態、状態が全く上がることなく開幕2軍スタートになります。2軍でも低空飛行ながらも徐々に打率を上げていき、1軍昇格は5月でした。スタメンされてタイムリーを打つなど昇格直後は勝負強い打撃を見せて5月打率.313、9打点、得点圏打率.381と好成績を残します。
しかし数字に対する指標と選球眼の悪さ、5月点数マイナスで数字の上振れが懸念された中で、6月に予想通りに数字を落とします。阪神戦では伊藤将司投手の140km前半のど真ん中ストレートを空振り三振、どん底を見せつけられて怪我も重なり登録抹消となります。
7月に復帰してからホームランを打ち10試合で打率.294、出塁率.351と改善傾向が見られましたが8月にまた打率1割台に低迷、9月は4試合でノーヒットに終わり2軍落ちでシーズン終了、全体的に昨年よりも指標など内容を悪化させて終わりになってしまいました。
【総評】
色々と方向性を見誤った感じがします。出塁能力がガタ落ちしましたが、純粋な選球眼能力がそこまで悪化したという感じではないと思います。早いカウントから決め打ちが多かったです。それがハマった5月と7月は好成績になりましたが、上手くいかないと早打ち凡退マシーンで成績を落としてしまいました。特に8月以降は初球ボール球に手を出して凡退など、立派にライオンズ脳筋族に染まってしまったのを見ると悲しい結末だったなと思います。
打撃スタイルを出塁から攻撃的にしましたが、それで長打率3割切ったのがマズイです。1年目課題だった速球対策ですが今年もストレート打率.230、インコースを打てず特にインローはヒット1本のみ、課題克服出来ない状態で無理に強行策のような打撃スタイルにして余計に悪化させてしまった感じです。栗山選手から色々と指導を貰ったはずですがそれでなんでこんな事になってしまったのか、期待値が高かった分ダメージも大きかったです。
【来季に向けて】
全体的なレベルアップは必須です。まずは脳筋族からの脱却です。自主トレを共にした栗山選手は初球ボール球打ちなんかしていません。昨年のアプローチはまずまずでしたから、全打席ヒットではなく全体的な出塁を増やして打撃内容を整理していきたいです。その上で速球に差し込まれないように身体の開きを修正したり、フライの落下地点を見誤らないなどの練習を重ねていきたいです。
不作年のドラ1指名2年目ですが、すでに阪神の森下選手が2年目で阪神打線の中軸を打っているのを見ると悲しい現実になります。単打マシーン、守備下手、渡辺久信愛人枠、これらの負の呼称を吹き飛ばす活躍をしてもらいたいです。来年ダメになると再来年以降一気に序列が下がる可能性が高くなるだけに、来年が勝負になると思います。
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