2024シーズン振り返り 背番号11 上田大河
【2024成績】
17試合 防御率2.70 1H1HP 23.1回 17被安打 2被本塁打 11奪三振 奪三振率4.24 13与四球 1暴投 QS率0.0 7失点 7自責点 被打率.202 K/BB0.85 WHIP1.29
【ルキナ査定】
ランク:D→D
点数:4点(☆1,◯7+1×2,△1,✖︎3) 前−2点+後6点
年俸:1400万(+150万)
※1350万(+100万)
【今季振り返り】
大商大エースで大学ジャパンのクローザー、ドラ2指名で指名当初は武内投手との二枚看板として大きく期待されていました。しかし春季キャンプB班スタート、大学時代の投げすぎの影響からか春先はノースロー調整となり2軍スタートとなります。
その後調整を経て交流戦で1軍昇格、しかしヤクルト戦でいきなりホームランを打たれるほろ苦デビュー、3試合登板して防御率6.00、大学時代の豪速球が影を潜めてしまい2軍再調整になります。
8月に再び1軍昇格、ここでも山川にホームランを打たれましたがここから多彩な変化球を駆使して8月防御率1.80、オリックス戦では延長戦で2回無失点の好投でプロ初ホールドを記録、これが上田投手の今季一のベスト投球でした。9月再び打ち込まれたタイミングで先発転向、ロッテ戦では苦しみながらも4回無失点と粘りを見せて先発転向を示唆する幕切れでした。
【総評】
前評判と全然話が違いますね。大学時代はストレートとSFFの本格派のはずでしたがストレートは平均145km、大学時代の酷使の影響かストレートの馬力が全然なくなってしまい、奪三振能力が大きく低下していました。次いで投げていたのがカットボールですが、これが被打率3割超えと決め球としては機能しませんでした。
一方で、良い意味で違ったのは変化球が多彩でした。SFF、スライダー、カーブ、チェンジアップと6球種使って上手くタイミングを外しながら粘りました。個人的に気になっていたチェンジアップは割合は少ないですがヒットは打たれてないです。SFFも同様にノーヒットに抑えていて、落ちる球がキーポイントになっていたと思います。
【来季に向けて】
フェニックスリーグで先発起用だったので、来年は先発転向になりそうです。ストレートが弱くなったので勝ちパは難しいですが、どっちみち変化球の武器とコントロールを身につけないと先発も簡単ではないと思います。BB/9が5.01など、防御率に対する指標は悪いので確実にレベルアップは必須でしょう。先発にするなら本格稼働は再来年で、来年はローテーション回す体力とウィニングショットを磨いていきたいです。
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