2024シーズン振り返り 背番号14 増田達至
【2024成績】
13試合 防御率4.09 2敗3H3HP 11回 15被安打 1被本塁打 5奪三振 奪三振率4.09 2与四球 5失点 5自責点 被打率.357 K/BB2.50 WHIP1.55
【ルキナ査定】
ランク:B→E
点数:2点(◯8,△2,✖︎1) 前2点+後0点
年俸:引退(−24000万)
【今季振り返り】
200Sまで残り6S、しかし昨年数々の増田惨劇場でクローザー剥奪となった複数年契約最終年、今年は最初から勝ちパを外れての起用となります。今季初登板は楽天戦の同点の6回でした。そこでは1回無失点でホールドを記録、僅差のビハインドをメインに投げていきますが延長に入ってから同点の場面でも投げて2度のサヨナラ負けを喫します。
5月はオリックス戦で松井稼頭央ラスト試合で劇場開演となり1失点ながらも危うく同点に追いつかれる内容で即2軍落ち、交流戦で人手不足もあり1軍再昇格しますがDeNA戦で2失点して再び即抹消、そこから2軍戦では大炎上を度々起こして防御率7点台、来年の同行が注目された中で現役引退を発表、引退試合で岡選手にヒットを打たれて現役生活に幕を閉じました。
【総評】
ストレート平均球速145km、被打率4割越えと衰えを隠すことが出来なくなりました。どうにか変化球を使ってモデルチェンジを図りましたが変化球も空振りを取れずに打たれるだけなのでもう限界でしたね。ストレート投手の宿命に最後は潰されてしまいました。
12年ドラフト1位入団、1年目からリリーフとしてフル稼働してくれました。最初はセットアッパー、その後高橋朋己投手の跡を継いでクローザーと長きに渡って勝ちパターンを担ってくれました。ライオンズ一筋で築き上げた140HP194Sは長年ライオンズのブルペン陣の屋台骨を支えた確たる数字です。全盛期は本当にストレートだけで抑えてしまうほどにストレート投手としての力が冴え渡りました。しかし増田投手もリーグ連覇後の複数年契約から衰えが来てしまい、4年契約で30S以上記録したのは1年だけでした。平野投手のフォークや益田投手のシンカーがあればまだ現役を続けられたと思いますが、増田投手には変化球という武器がなかったのが全てです。どうにか先発転向含めて現役続行の道を模索したかったですが、最後引退試合のストレートを見るとこれが限界なのかと諦めてしまう形になりました。
長年ブルペン陣の屋台骨として、ブルペンリーダーとしてもチームをまとめてくれました。半ばカタコトで普段は何言っているのかよく分からない感じでしたが、引退セレモニーで平井投手をはじめ多くの投手が涙を流していたのを見ると、増田投手がこれまで築き上げたものの大きさを感じました。
【引退後】
現時点で引退後の話は出てないですが、ライオンズに籍を起きながら何かしらの仕事をするのではないかと思います。将来的に投手コーチの仕事があるかもしれません。その際は増田投手のストレートを引き継ぐ新たなクローザーを育て上げて欲しいと思います。
現役生活お疲れ様でした。
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