2024シーズン振り返り 背番号16 隅田知一郎
【2024成績】
26試合 防御率2.76 9勝10敗 勝率.474 179.1回 161被安打 11被本塁打 154奪三振 奪三振率7.73 35与四球 3与死球 5暴投 56失点 55自責点 1完投 1完封 18QS QS率69.2 被打率.242 K/BB4.40 WHIP1.09
防御率8位、敗戦4位タイ、勝率10位、投球回2位、被安打2位、被本塁打8位タイ、奪三振5位、奪三振率6位、与四球9位タイ、暴投3位タイ、完封5位タイ、失点4位タイ、自責点2位、被打率7位、K/BB4位、QS4位タイ、QS率7位タイ、WHIP5位
【ルキナ査定】
ランク:B→A
点数:50点(☆1×2,◎9×2,◯4×2,△3×2,✖︎1×2,❌1×2) 前22点+後28点
年俸:7000万(+3000万)
※9000万(+5000万)
【今季振り返り】
昨年無援護の呪いから抜け出して9勝10敗、今年は二桁勝利を目指す形になります。オープン戦絶好調の流れから開幕2連勝スタート、しかしソフトバンク戦で負けてから6戦勝ち星なし、5月は日本ハム戦の大炎上もあり防御率4.38と跳ね上がります。この期間はQS投球しても深刻な貧打線もあり、昨年同様の無援護の呪いが懸念されます。
しかし中日戦で1点の援護を8回無失点で守り切り連敗地獄から脱出、広島戦ではマダックス完封勝利で6月3連勝と嫌な流れから断ち切ったと思いましたが7月0勝3敗、ソフトバンク戦ではモイネロ投手との投手戦で9回2アウト2塁の場面でこの日ノーヒットの山川でなくマルチ安打の栗原選手と勝負してタイムリー打たれて敗戦、これのせいで二桁勝利でなく二桁敗戦になったのを考えると、今でもこのクソ采配をした渡辺久信への怒りはおさまらないです。
8月は4試合でQS率100%、2勝0敗ですがロッテ戦で3点リードから追いつかれて最後サヨナラ負けしました。9月はオリックス戦で白星で二桁勝利に王手、しかしソフトバンク戦と日本ハム戦でHQS投球するも勝てず、二桁勝利をかけた楽天戦では2点先制するもその後追加点が取れず、さらに2点リードを守りきれずに9回2失点で勝ち負けつかず、2年連続で二桁勝利を逃しました。
【総評】
同じ9勝10敗でも意味合いは大きく変わります。内容は昨年よりも良くなり、さらに今年深刻な貧打線の中で9勝10敗なので、借金しても評価は高いと思います。今年は落ちる球の精度が良くなりチェンジアップ被打率.171、SFF被打率.226、両球種が決め球として機能しました。さらにコントロール面でも改善が見られて、昨年前半の血迷った脳筋ストレート投球を無くして低めの変化球勝負を選択したことでK/BBやWHIPなどの指標も大きく良化しました。他球団であれば間違いなく二桁勝利は出来ましたし、イニング数も有原投手に次ぐ2位とほとんど離脱なく先発としてイニング消化もしてくれたことになります。
課題のストレートは被打率.294とまだ高いです。今年はカーブやスライダーを使って緩急でなんとかしようとしましたが、やはり落ちる球に比べたらこれらの球種の被打率は高いですね。振り返ると勿体無い失点は決め球以外の部分で打たれたのは多い印象があります。さらに勝てたはずの試合で勝てなかった、というのが多々ありますね。ここまでくると本当に勝ち運から呪われているのではないかと思います。
【来季に向けて】
来年こそ二桁勝利、と言いたいですがこの歴史的貧打線と無援護負け運属性だと厳しい予想になってしまいます。発想を変えて二桁敗戦を阻止する方向性にします。大事な場面で打たれて負けることが多く、特に置きにいったストレートや高め失投のストレートを打たれることが多かったです。ストレート強化よりも、変化球を使ってストレートを速く見せる、打たせなくする方向で低めの意識や投球フォームを崩さない方がいいと思います。理想は勝てる投手ですが、現実的に負けない投手を目指してまずは二桁敗戦を回避したいです。そして奪三振タイトルに少しずつ近づいていければと思います。
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