2024シーズン振り返り 背番号20 田村伊知郎
【2024成績】
28試合 防御率1.82 1勝1H2HP 29.2回 24被安打 1被本塁打 24奪三振 奪三振率7.28 11与四球 10失点 6自責点 被打率.222 K/BB2.18 WHIP1.18
【ルキナ査定】
ランク:C→C
点数:7点(◎2,◯12,△2,✖︎3) 前−2点+後9点
年俸:1450万(+150万)
※1800万(+500万)
【今季振り返り】
昨年終盤にセットアッパーに成長しました。今年は勝ちパターン定着を狙いましたがまたもや春先の調整失敗によりオープン戦不調で開幕2軍スタート、4月半ばから1軍登録となり6月までビハインド中心で投げていきます。巨人戦ではサヨナラ勝ちで白星ですが阪神戦で自責0の3失点をして2軍落ち、防御率に対しての内容が全然良くないので今年も前半戦はダメでした。
2度の抹消を経て8月再昇格、ソフトバンク戦で近藤選手にツーランを打たれましたが、失点自体はこれが最後でした。得意の後半戦は今年も健在でそこから最終戦まで無失点投球、しかし序列が上がることはなくホールド場面は最終戦まで無し、1年間リリーフB班として投げることになりました。
【総評】
防御率は2年連続1点台ですが、内容は昨年に比べて落ちています。昨年に比べてストレートが145km台で止まり、フォークも落差が鈍くなって決め球として機能しにくくなりました。左右の変化球から縦の変化球へのモデルチェンジをしましたが、今年は縦の変化幅が弱くなり速球も伸びなかったので指標を落としました。
それでも後半戦は得意の巻き返しを見せました。しかしホールド場面で起用されたのは最終戦だけです。今年は後半戦に甲斐野投手、佐藤隼輔投手、さらに平良投手も配置転換で勝ちパ枠が埋まっていたのはありますが、田村投手も前半ダメで後半戦だけ活躍のパターンが続いて(しかもそのパターンはチームがBクラスの時だけ)、さらに年齢も30歳になったとなると頻繁にチャンスを与える気力もなくなってしまうでしょう。今年の序列の上がらなさは田村投手のキャリアの危機感を表す起用法でした。
【来季に向けて】
もう前半戦悠長に再調整している場合ではありません。ほぼ確でオープン戦で調子上がらずに開幕2軍スタートなので、まず春先から出力上げるように調整していかないといけません。個人的には増田投手の引退セレモニーで涙を流しながら増田投手と握手している姿が印象に残っています。立ち位置的に難しいですが、来年ラストチャンスのつもりで守護神引き継ぎを目指してもらいたいです。
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