2024シーズン振り返り 背番号30 元山飛優
【2024成績】
33試合 打率.143 81打席 77打数 11安打 2二塁打 1本塁打 16塁打 7打点 2得点 21三振 2四球 1死球 1犠打 2併殺打 出塁率.175 長打率.208 OPS.383 得点圏打率.294 4失策
【ルキナ査定】
ランク:D→D
点数:−17点(☆1,◎1,◯2,△12,✖︎5) 前−12点+後−5点
年俸:1050万(−50万)
※1300万(+200万)
【今季振り返り】
昨年宮川投手とのトレードで加入、呉選手に変わる左打ち内野手として白羽の矢が立ちました。春季キャンプから嶋からの引っ張り打法のアドバイスを受けてオープン戦絶好調、のはずがソフトバンク戦で2死球当たってから状態を落としてしまいました。開幕1軍スタートで日本ハム戦で移籍後初ヒットを打ちますがその試合でエラーをしてしまい、結局このヒット1本で4月は2軍落ちとなります。
5月末に1軍再昇格して巨人戦で途中出場からホームランとサヨナラタイムリーの大活躍、しかし交流戦の目立った活躍はこの巨人戦と広島戦の森下投手から打った先制タイムリーだけ、6月打率.133と4番を任されることもありましたがそれには全く応えられずに2軍落ちになります。
8月末にまた謎に1軍再昇格、そして9月頭の日本ハム戦は4安打でサヨナラタイムリーと巨人戦に続く大金星となりました。9月打率.261とまずまずの活躍ですが終盤に入ってからまた打てなくなり、最後はスタメンノーヒットでシーズン終了になりました。
【総評】
単純にプラス評価の試合は4試合だけ、しかしその中でサヨナラタイムリー2試合と当たった時の大活躍のインパクトは凄かったです。当たり率は無茶苦茶低いですが、感覚としては元山ガチャと言うべきでしょうか。正直トレード放出してまで欲しい存在ではなかったですが、放出した宮川投手がヤクルトでほぼ戦力になってないので一応ライオンズが少しだけ得をしたトレードにはなっています。
特徴としては得意不得意がはっきりしすぎて超極端という感じです。引っ張り方向を意識した通りにライト方向の打率3割、フォーク打率.250と意外にもフォークが一番打てています。しかしフォークとストレート以外でヒットはたったの1本、ボール球見極め率も65.47%、引っ張り意外の打球は1割台、守備も複数守れますが全部下手で4失策、不得意が不得意すぎて使いにくいタイプです。苦手なことが多い上に改善も出来てないので数字が低くなり、ガチャ感覚になってしまうのも仕方ないかなと思います。
【来季に向けて】
来年は即戦力内野手で古賀輝希選手や戦力外補強で仲田選手など、内野手補充が進んで元山選手の立ち位置は危うくなります。獲得に動いた渡辺久信もチームから去って後ろ盾もなくなりました。なので元山選手もユーティリティ性を上げていかないと、来年でさようならの可能性が出てしまいます。引っ張り一本でいくならストレートとフォーク以外にも対応出来るようにならないと打率は上がらないでしょう。不得意部分が大きく足を引っ張っていますが、一つでも克服して得意分野を増やしていきたいです。
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