2024シーズン振り返り 背番号32 山村崇嘉
【2024成績】
58試合 打率.219 223打席 201打数 44安打 5二塁打 1三塁打 2本塁打 57塁打 23打点 14得点 38三振 13四球 2死球 3犠打 4犠飛 1盗塁 2盗塁死 2併殺打 出塁率.268 長打率.284 OPS.552 得点圏打率.311 8失策
犠飛10位タイ、失策7位タイ
【ルキナ査定】
ランク:D→D
点数:−19点(◎3,◯18,△6,✖︎10,❌2) 前3点+後−22点
年俸:1400万(+600万)
※1500万(+700万)
【今季振り返り】
昨年最後に2試合連続ホームランを打ちました。今年は1軍スタメンが期待されましたが打撃の状態が上がらずに開幕2軍スタート、4月に入ってすぐに1軍昇格、ロッテ戦で逆転スリーランを打って昨年同様にZOZOマリンとの相性の良さを発揮しました。しかし活躍は長く続かず、2軍で内野だったのに急に1軍で外野起用で足がおぼつかないなと思ったら一塁への全力疾走で足を痛めて登録抹消となりました。
1軍復帰は6月下旬、1試合2失策するなどありますが5試合で打率3割、7月に入ってから文春砲で爆死した岸選手に変わって4番起用、7月打率.237ながらも今後を見据えて渡辺久信は山村選手の4番起用を明言します。
しかし8月12打点、得点圏打率4割と勝負強さを見せながらも打率.202と低迷、引っ張り一本の単打マシーンでは役不足が限界に達してしまい渡辺久信は山村選手を4番から外しました。平沼選手と元山選手が1軍合流してからスタメンを外れ、9月の日本ハム戦で代打出場からボール球に手を出して空振り三振、この試合サヨナラタイムリーを打った元山選手に1軍争いに敗れた形で2軍落ちしてそのままシーズン終了となりました。
【総評】
対応力という点では能力が高く、4回までの打率が1割台ですが5回以降から打率が上昇する傾向があります。終盤にかけてアプローチ調整をしかけて、さらに得点圏打率も高く犠牲フライなど最低限の仕事もチーム内では上位の部類にいたのではないかと思います。今年は変化球もスライダーやフォークもそこそこ打てていたので、そこは成長したところだと思います。
しかし4番打率.193、残念ながら渡辺久信が明言した4番起用を最後まで守ることは出来ませんでした。守備走塁はダメということで打撃に全振りですが、このスペックでアヘ単になってしまったのが致命的です。低打率以上に長打率が3割切ってしまったのはかなりマズイです。山村選手も元山選手や平沼選手同様に引っ張りメインの打撃ですが、それで打球が上がらずに単打メインで低打率で期待と大きくかけ離れてしまいました。
【来季に向けて】
まずポジションです。今年は2軍で内野を守っていたのに1軍昇格してから外野起用など意味不明な起用法がありました。いかに1,2軍の連携が出来てないかが明らかになった場面でしたが、当時2軍監督の立場にいた西口監督は同じ過ちは許されません。エラーが多いのは仕方ないですが、最低限内外野どちらかは決めて守備での負傷のリスクは減らすべきです。
その上で山村選手も来年がひとつ山場になりそうです。渡辺久信イチオシの20年ドラ3指名でしたが、今年の内容だと素材が微妙すぎて将来性が怪しくなってきました。20年ドラフトが次々にチームを去っていく中で、最後の砦として20年ドラフトの面目を保てるかどうかの勝負になりそうです。
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