2025新加入選手 背番号136 黒木優太
前日本ハムの黒木投手を育成契約での獲得が発表されました。
【2024成績】
2試合 防御率4.50 2回 1被安打 1奪三振 奪三振率4.50 2与四球 1失点 1自責点 被打率.167 K/BB0.50 WHIP1.50
【経歴】
立正大ではチームのエースとして2部優勝などに貢献、16年ドラフト2位指名でオリックスに入団します。1年目からリリーフで勝ちパの一角として55試合登板、防御率4.22ながらも6勝3敗25H2S、奪三振率10.46と高い奪三振指標を記録して今後の勝ちパエース候補として期待されました。
しかし2年目の途中から離脱するなど疲労の影響が出始めて、19年に先発転向するも春季キャンプで右肘の炎症が発覚、6月にトミー・ジョン手術を行い育成再契約となります。20年オフに支配下に戻り21年は1軍登板なしでしたが、22年に27試合、防御率2.36と一定の数字を残して復活の気配を見せましたが23年に再び先発転向しますが1勝5敗、防御率6.58に終わりこの年のオフシーズンに吉田輝星投手との交換トレードで日本ハムに移籍、日本ハムでは2試合のみの登板で戦力外通告となりました。
【選手能力】
手術後良かった22年成績を参考に見ていきますが、ストレートとフォークを中心の本格派タイプです。22年フォーク被打率.083に対してストレート被打率.262、この手のタイプはビハインドエースの傾向が当てはまります。活躍した年の全体的な被打率は低いですが、やはりコントロールに課題ということで支配下に上がった場合の「俺たち」の仲間入りの可能性は高いと思います。
1年目は奪三振能力が高かったですが、怪我をしてからその能力が落ちてしまったのが残念です。先発転向してから余計にスペックを落としているので1イニング勝負していくべきでしょう。
【来季に向けて】
ひとまず西口監督の大学繋がりでの獲得です。黒木投手は肘の怪我をする前は1年目からバンバン投げていたので、怪我を完治出来れば戦力になると思います。なので育成指名であればこの獲得は問題ないでしょう。基準は中村祐太投手ぐらい投げられれば合格点ですかね。リリーフ陣は手薄なので、黒木投手はチャンスがあると思います。
ユーチューブでライオンズ入団を先に言ってしまった仲田選手より先に入団発表は予想外でした(というかここまで仲田選手の獲得発表を先延ばしにしているのは何か理由があるのか?)。あとは情報が錯綜しまくっている外国人補強の行く末が不安ですね。西口監督が不安視しているリリーフ補強はあとは現役ドラフトと新外国人投手で終わりそうです。株主総会で大々的改革を発言しておいて、蓋を開けたらコーチ人事以外は現場に丸投げ発言をした後藤高志にはやっぱりなという印象しかないでしょう。
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