ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2024シーズン振り返り 背番号44 J.アギラー

【2024成績】

30試合 打率.204 124打席 113打数 23安打 5二塁打 2本塁打 34塁打 10打点 7得点 31三振 9四球 2死球 3併殺打 出塁率.274 長打率.301 OPS.575 得点圏打率.205 1失策




【ルキナ査定】

ランク:B→D

点数:−28点(◎1,◯9,△6,✖︎8,❌2) 前−28点

年俸:退団(−21000万)




【今季振り返り】

MLB通算114本塁打の大物スラッガー、昨年一定の成績を残したマキノン選手を切ってメジャーのホームラン打者獲得に動きました。大きな補強の一方で、コンスタントに活躍したマキノン選手との入れ替えで失敗した時のリスクが懸念されましたが、残念ながらこの予想は悪い方向に流れてしまいました。


キャンプから精力的に取り組み、紅白戦では隅田投手のインコースのストレートをホームランにして度肝を抜かしました。オープン戦でも順調にアプローチを重ねてこの時点では私も大きく期待していました。開幕戦4番出場、開幕当初はコンスタントにタイムリーヒットを重ねて出だしは非常に良かったです。


しかし低めが打てないのと何より初球ど真ん中を見逃す弱点が早々にバレてしまい、相手バッテリーもそこを突いて初球ゲロ甘ど真ん中ストライクから低めを突いて打ち取る術中にはまります。4月打率.212、ホームランこそ打っていますが2本ともどうでもいい場面のホームランで4番としての仕事はこの時点で果たすことは出来ませんでした。


5月に入りソフトバンク戦で0アウト満塁のサヨナラのチャンスで初球ど真ん中見逃して結果ホームゲッツー、外崎選手がサヨナラタイムリーを打ちましたがこの試合でアギラー選手への不満が爆発しました。このタイミングで嶋が初球見逃すアプローチへの不満を口にした記事が流れ、さらに次の試合でランナー2塁のチャンスで若林選手が無謀な三盗失敗、この直後に試合出場がなくなり登録抹消、詳細不明の右足痛を訴え始めてこのダブルパンチでへそ曲げたのを確信しました。


その後2軍戦をふんぞり返りながら観戦したり、日本観光楽しんでいたりでもはやユーは何しに?状態でした。最終的にデストラーデさんが来日して少し経った8月に手術を発表、このタイミングで渡辺久信が来年の契約更新を匂わせる発言をはしたことでファンは震えましたが、結局退団が発表されました。





【総評】

最下位の原因に直結しました。選球眼指標やアプローチは悪くなかったです。しかし全体的にフライの打球が少なく、打球角度が上がらなかったことで当初の期待値の役割が難しくなりました。実はキャンプの段階から右足痛だったらしいですが、これに関しては多少怪我の要素はあったかもしれません。


しかし怪我しなかったら活躍出来たかも、とは思わないです。それ以前に初球ど真ん中ストライクを平然と見逃したり、低めを突く投球でゴロを量産させられたりで実力要素の方が大きいでしょう。守備も範囲内なら動けますがその範囲が狭すぎてしまい、走塁にいたっては足の怪我もあり鈍足すぎて長打コースでも一塁から三塁への到達が間に合わないなど問題が多発しました。仮に怪我完治して来年も契約したところで加齢も重なり活躍は難しいでしょう。


怪我しながらも頑張って試合出場したり、コルデロ選手の兄貴分として献身的にサポートしたりで性格が悪いとかそういうのではないです。しかし日本野球へ適応する気はなかったということでしょう。初球見逃すアプローチで弱点突かれて、それを嶋に言われても変えず、そして若林選手の個人プレーでやる気を無くし、その後は日本で堕落した生活を過ごして挙句途中帰国して復帰絶望なタイミングで手術、シーズン終わってないのにSNSで楽しく食事をしている動画を見せられては舐められたもんだなと思いました。結局MLBの実績があり、その実績で日本野球に馴染むことを拒んでしまったのは痛かったです。黒歴史外国人に名前を刻んでしまいました。





【退団後】

足の怪我を治してから、どこかしらで野球を続けるとは思います。次の球団でヘソ曲げることなく頑張ってくれればと思います。


アギラー選手に関しては私も期待していたので誤算でしたが、その後の対応が問題ありすぎです。5月の時点でやる気無くしたコメントを見てアギラー選手は諦めて次の外国人野手を補強すべきでしたがフロントはそれをせず、途中退団もなく最後まで支配下枠を食い潰しました。最下位だからは理由でなく、伊原政権から田辺政権に変わった時でさえメヒア選手の途中獲得に動けたわけですから、完全にフロントの怠慢でしかないです。苦肉の策でガルシア選手の支配下上げとかプロ野球組織として終わっているも同然です。現時点でセデーニョ選手獲得に本格始動している様子がありますが、来年外国人野手が機能不全に陥った場合の予備策を本気で準備していかないと西口政権でも同じ過ちを繰り返すだけです。




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