2024シーズン振り返り 背番号58 中村祐太
【2024成績】
27試合 防御率3.09 1敗 勝率.000 32回 26被安打 2被本塁打 17奪三振 奪三振率4.78 12与四球 2与死球 2暴投 12失点 11自責点 被打率.224 K/BB1.42 WHIP1.19
【ルキナ査定】
ランク:E→D
点数:8点(◯15,△4,✖︎1) 前7点+後1点
年俸:1200万(+200万)
※1500万(+500万)
【昨季振り返り】
現役ドラフトでライオンズへ入団、発表された当初は名前を聞いてもピンとこず、調べると交流戦でボロ勝ちした試合で最後に得点した投手だったというぐらいでした。開幕前予想ではEランクでほとんど1軍の出番はないものだと思っていました。
しかしなんとか開幕1軍のリリーフ枠に滑り込んだことで少しずつチャンスが与えられます。敗戦処理などでコツコツ投げ続けていき、勝ちパ候補が軒並み壊滅したことで中村祐太投手の序列も上がっていきます。4月半ばの時点で1点ビハインドを任される段階になり、4月末のソフトバンク戦では延長12回裏を投げることになります。しかし先頭打者ヒットから送りバントを決められたところで交代、この試合古市選手のサヨナラパスボールで敗戦投手という理不尽な負け投手になりました。
そこから5月に入り内容が悪化、ロッテ戦4失点したことで2軍落ちします。しかしリリーフが深刻な人手不足なのですぐに昇格、広島戦では敗戦処理ながらも古巣相手に無失点投球、最速150km計測したことで広島ファンから頑張っている姿を見せたことが中村祐太投手の昨季ハイライトになったかもしれません。
その後敗戦処理としての仕事を最後までこなしました。夏場は自打球の影響があり1軍登板が激減、復帰後も勝ちパが戻ってきたこともあり序列が上がることはありませんでした。しかし最終成績はキャリアハイの登板数を記録して、現役ドラフトの意義を見出す活躍をしてくれました。
【総評】
来てくれて助かった存在です。広島ファンが驚いていたのは球速アップです。思い返すと入団当初はストレートの球速不足が懸念されていましたが、ライオンズに移籍してリリーフ一本で150km計測、確かに元いたチームファンからするとこの成長にはびっくりしますね。リリーフに専念したことで球速アップに成功しました。
投球内容を見るとメインはストレート、スライダー、カットボールです。カットボールとチェンジアップの被打率は1割台ですが、ストレートとスライダーの被打率が.250超えです。最後まで勝ちパターンに昇格出来なかった理由は奪三振能力が低すぎました。ゾーン内に一定の球威を投げることが出来ますが、勝ちパターンとして決め球と球威不足が顕著で、勝ちパに悩まされたライオンズでも結局勝ちパを掴むことが出来ず敗戦処理に終わってしまいました。
【今季に向けて】
今年もリリーフB班がまず最初の仕事です。敗戦処理という半ば汚れ仕事ですが、ライオンズでは1軍の敗戦処理すらろくに出来ない投手が多いだけに、中村祐太投手の役割は大事になります。敗戦処理で結果を残し続けて、勝ちパターンのチャンスを掴めるかどうかです。理想は田村投手みたいにリリーフB班からの勝ちパ昇格ですね。カットボールとチェンジアップで投球の幅を広げて、リリーフの序列を上げるのを狙いたいです。
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