2024シーズン振り返り 背番号61 平良海馬
【2024成績】
22試合 防御率1.66 3勝2敗9H11HP 勝率.600 48.2回 44被安打 1被本塁打 43奪三振 奪三振率7.95 21与四球 5与死球 1暴投 11失点 9自責点 4QS QS率80.0 被打率.250 K/BB2.05 WHIP1.34
【ルキナ査定】
ランク:A→C
点数:24点(◎4+1×2,◯9+2×2,△1,✖︎2) 前10点+後14点
年俸:20000万(−5000万)
※20000万(−5000万)
【昨季振り返り】
一昨年先発転向を直訴してキャリアハイの11勝を記録、昨年はポスティングも意識してより上の成績を目指します。しかしオープン戦から結果は残しますが内容はやや不安を残してシーズンが始まります。ホーム開幕戦で6回途中無失点で白星、これが先発として昨年唯一記録した白星となります。先発5試合で防御率1.42、しかし内容が大きく悪化して被打率.280、WHIP1.45とボロボロの状態で投げている様子です。
その後5月に肘を痛めて登録抹消、当初すぐに実戦復帰予定でしたが予想以上に治療が長引いてしまい、復帰は7月にずれ込んでしまいます。復帰しても長いイニング投げるのが難しいということで、渡辺久信が話し合いを行い、昨年限りでのリリーフ転向を決断します。
8月に1軍復帰して最初の試合で森選手にツーランを打たれ、ロッテ戦で暴投で追いつかれて2試合やらかしましたが他は抑えて1勝3H、9月はセットアッパーとして8試合投げて1勝6H、防御率1.13の数字を残して、最終戦は延長12回裏でサヨナラ負けしそうになりましたが無失点に抑えてシーズン終了となりました。
と思ったらこれで終わらないのが平良投手です。本人としてリリーフ転向はあくまでも昨年だけというつもりでしたが、西口監督から正式にリリーフ転向を打診してきたことでこれを保留、前回同様タクシー内でのユーチューブ配信を期待しましたが今回はそれはなく、結局インセンティブなどの出来高(+ポスティング容認)に納得する形で、今年のリリーフ転向を容認することになりました。
【総評】
指標を大きく悪化させました。肘を痛めたことで平良投手自慢の豪速球の威力が落ちてしまい、ストレート球速、奪三振率を大きく低下させました。先発としてはなんとか試合を作りながらも内容はボロボロ、リリーフは持ち前のポテンシャルだけで抑えましたが変化球の制度は大きく落としました。特にカットボールが被打率.348、空振り率4.60%、ストライク率39.1%と崩壊したのでカウント球の一つを無くす形になってしまいました。昨年は怪我が響いた1年になりました。
これが普通の投手なら怪我しながらも頑張ったで済みますが、ポスティング移籍を目指しているなら話は変わってしまいます。最終的な総額や評価は先発の方が良いですが、今年の内容を見ても馬力が落ちたのはありますが、1球毎の波が激しいタイプなので先発だと不用意な失投による事故のリスクは高くなります。現状リリーフ評が高く、怪我しても1イニング勝負ならどうにかなっていたので、西口監督の意向やポスティングも踏まえるとリリーフに置きたくなる考えも分かります。来年どうするか分かりませんが、先発だとどうしても1球毎の波を減らして欲しいところです。
正直今回の契約更改もゴネるかなと思いましたが、思いの外すんなりリリーフ転向で納得してくれました。渡辺久信が去って契約内容重視やおそらくポスティングの話もしたと思いますし、この点は個人事業主の平良投手に上手く入ったかもしれません。あとは子供も産まれたので、タクシー内でユーチューブ配信とかぶっ飛んだことは控えるようになったかもしれません。先発の頭数不足はありますが、アブレイユ投手退団で絶対的リリーフエースも不在になるので、どっちにしろ平良投手は活躍の場所があることになります。
【今季に向けて】
今年はクローザー起用を宣言されました。そうなると30Sは絶対条件、防御率1点台に負け数は3敗までに抑えることを目標にしたいです。リリーフ一本で持ち前のポテンシャルがどこまで発揮されるかに注目になります。カットボールの改善やツーシームの強化など、今後のキャリアに向けて今年はより一層強化していく年にしたいです。そして今年か来年までには正式にポスティング申請を決断すると思うので、その時に快く送り出せるほどの好成績を残して欲しいと思います。
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