2024シーズン振り返り 背番号75 奥村光一
【2024成績】
45試合 打率.177 84打席 79打数 14安打 2二塁打 16塁打 3打点 3得点 12三振 2四球 2死球 1犠打 2盗塁 3盗塁死 1併殺打 出塁率.217 長打率.203 OPS.419 得点圏打率.278
【ルキナ査定】
ランク:育成→D
点数:−16点(◯8,△9,✖︎5) 前−9点+後−7点
年俸:630万(+160万)
※700万(+230万)
【昨季振り返り】
独立リーグから育成6位指名、独立リーグ時代の成績は良く、運が良ければ支配下も0じゃないかなと思いましたが、この軽い予想がまさかの現実になりました。
3軍スタートですがすぐに2軍昇格となり、そして深刻なチーム状態の中で渡辺久信は交流戦中に奥村選手の支配下登録を決めます。阪神戦でいきなりの1番センターでスタメン起用しますがノーヒット、DeNA戦でプロ初ヒットを打ちますが9試合で打率.160、当初良いという話の守備も落下地点までグニャグニャに走って捕球出来ないという悲惨な状態で、渡辺久信の見る目のなさをはっきりさせて2軍落ちとなります。
その後7月に再昇格して7月打率.240、オリックス戦で宮城投手からタイムリーヒットを打つなど一時的に1軍でも活躍する期間がありました。しかし長続きせずに8月は再び1割台に低迷、9月は外野3枠が埋まったことで控えとして1軍帯同し続けて、最後はヒットを打てずにシーズン終了となりました。
【総評】
まず1年目から支配下登録で結果を求められた中で、奥村選手は成長の跡を見せてくれたと思います。支配下当初のとんでもない背走は終盤には落下地点に完璧に合わせたジャンプキャッチを決めるなど、1,2軍の行き来を経て練習を積んだ跡は確かにありました。
ただ、どう考えても支配下は時期尚早です。6月は深刻なチーム状態ではありましたが、そもそも新外国人など途中補強しないフロントは大問題であり、渡辺久信も苦肉の策とはいえ守備走塁型の奥村選手を支配下登録した判断は疑問ですね。昨年の2軍打率も.250に到達してないので、まだまだ2軍でやるべきことは多いです。まだ課題が多い中で無理やり1軍昇格というのは、奥村選手のキャリアにとっても急がせることになってしまいます。この支配下枠に関しては編成の失態で起きてしまった出来事だと思います。
【今季に向けて】
奥村選手としてはこのチャンスをこのまま掴みたいですが、課題は山積みです。こう見えて実はフライアウトが50%超え、パンチ力は確かにありますがまだホームランどうこうの段階ではないので、打ち上げすぎるところを改善していきたいです。ヒット性の打球を増やしながら打撃の確実性を高めたいところになります。守備走塁も1年間で改善の跡は見られたので、ここから磨きをかけたいところです。支配下選手として育成落ちにならないようにアピールしていきたいです。
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