今度は楽天のプロテクト予想を考えていきます。

楽天プロテクト予想

◎絶対にプロテクト

捕:嶋・堀内

内:茂木・藤田・今江・銀次・内田・西巻

外:オコエ・岩見・田中和基・島内

投:松井裕樹・岸・近藤・則本・美馬・塩見・藤平・安樂・渡邊・森原・高梨・辛島・西口・福山

計26人

◯プロテクト争い

捕:山下

内:渡辺直人・山﨑

外:岡島

投:森・小野・池田・西宮・濱矢・青山・古川

計11人 ここまで計37人

△おそらくプロテクト外

捕:足立・石原

内:三好・村林

外:島井・耀飛・八百坂

投:釜田・戸村・菅原・菊池・久保・石橋・今野

一応変な冒険をせずに考えましたが、楽天の今年の選手の切り方を見ると、高齢で高給取りの選手(福山投手、藤田選手等)を外してくる可能性もありそうです。今回はそのような可能性はなしで考えていきます。

まず気になるのは捕手ですが、プロテクトされるか微妙な立ち位置だと山下選手が候補になります。一番欲しいのは宇佐見選手ですが、宇佐見選手が取れずに山下選手がプロテクと漏れしていた場合は、獲得に動くべきでしょう。

仮に山下選手がプロテクトされていた場合ですが、足立選手に関しては私が見た限りでは基礎能力がかなり低かったので、あまり獲得には賛同出来ません。石原選手もニーズには合っていないので、山下選手が取れなかったら捕手補強は止めた方がいいと思います。

その次の補強ポイントは投手になりますが、個人的に興味があるのは森投手、西宮投手ぐらいですね。投手補強最優先は森投手、逆にこの2投手以外であれば、投手補強も見送っていいでしょう。

そしてあまり需要のない内外野手になりますが、少しお金はかかりますが、岡島選手の場合は一応捕手も出来るため、獲得に動くのはありです。

あとは渡辺直人選手。これは戦力補強というよりも楽天の情報入手、さらに将来の指導者としての獲得(というか奪い返す)も視野に入れていいでしょう。今年の楽天が菊池雄星投手を攻略出来たのは渡辺直人選手が攻略法を伝授したと言われていますし、山川選手が右打ちばかり意識していた頃に、渡辺直人選手が山川選手に「進塁打等は自分達がやることだから、お前は右に本塁打を打つつもりで打席に入れ」とアドバイスした話も有名でしょう。

選手からの人望も厚いです。正直言って、松井稼頭央2軍監督よりも指導者能力は高いと思います。渡辺直人選手ならば1軍確約なんてことをする必要がないので、仮に捕手も投手も目星の付く選手がなくて渡辺直人選手がプロテクト漏れしていたら、こちらも獲得に動いていいと思います。

ここまで考えていきましたが、一番思うことは、魅力のある選手がいない、の一言です。

強奪ばかりしているだけあってか、若い選手を見ても素質があったり将来楽しみという選手が非常に少ないです。少ないだけあって有望な選手はプロテクトもしやすく、プロテクト漏れの選手には厳しいことを言いますが、獲得したところでそのまま終わるような選手が多いです。

それに私にコメントを下さった方も指摘されていましたが、楽天の選手を獲得したところで西武の情報をかき集められて、数年後に楽天に情報を持ち帰られる可能性も否定出来ません。そんなことあるのかという話だと思いますが、ルール違反の囲い行為を二度も行い、しかも二度目(浅村選手)に関してはその事実を隠そうとする悪質な一面も見せているフロントなだけあって、真面目に考える必要のある話だと私は思います。

以上の観点から、この優先順位で行きます。

1.人的保障なし、金銭のみ(宇佐見選手次第)

2.山下選手(プロテクト争い、ただし巨人から宇佐見選手を取れなかった場合は最優先で獲得、逆に宇佐見選手を取れれば山下選手は見送る)

3.森投手(プロテクト争い)

4.渡辺直人選手(プロテクト争い、戦力としてではなく、楽天の情報入手と指導者候補としての獲得)

5.岡島選手(プロテクト争い)

プロテクト漏れに入れた選手は基本は見送る形にした方がいいでしょう。ソフトバンクだったら人的補償は宝の山でした。

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