3-1で勝利です。守り勝つ野球をコンセプトに勝つことが出来ました。若手の収穫に関しては、今日はかなりあったのではないかと思います。

【投手陣】

◯菅井投手　5回1被安打1被本塁打4奪三振3与四球1失点

連続三振から警戒しすぎて連続四球、2アウト1,2塁でフランコ選手は初球どん詰まりのショートゴロ、球自体は良いですが勝手に自滅しそうなのは今日も変わらずです。先制して2回は宗山選手と太田選手をストレートで連続三振で三者凡退に抑えます。

3回、中島選手にソロホームランを打たれて失点、後続は抑えますがかなり飛ばされ始めています。4回、阿部選手に勝負出来ず四球を出しますが後続は抑えて無失点、5回65球1失点ですがここでなぜか交代になりました。不安でしたがリリーフ継投で菅井投手の3勝目を守り切りました。

交代理由は分かります。フライボーラーで1点差で6回に苦手な浅村選手と阿部選手はリスクが高いと判断したということでしょう。ただ、後ろのリリーフ陣容や菅井投手の今後も見据えたら6回続投させるべきだとは思います。菅井投手としては球のノビやキレはありましたが、今日全体的に広いゾーン判定の中で3四球出してしまったのは良くなかったです。慎重になりすぎたのが西口監督の不満もあったかもしれません。次は6回は投げ切れるようにしたいです。

◯甲斐野投手　1回1被安打2奪三振無失点

小森選手に先頭打者ヒット、浅村選手の打球は外崎選手がダイビングキャッチしてセカンド送球を児玉選手が処理してアウト、これに助けられて阿部選手とフランコ選手はフォーク攻めで連続三振で無失点に抑えました。

失点寸前の内容だっただけに、西口監督からは半笑いでチョップを入れられ、豊田コーチからは結構なガチギレをされていました。本当にこれで菅井投手の勝ちを消したらブチギレものです。ストレートが酷すぎて炭谷選手がフォークで誤魔化してなんとかなりました。

◯山田投手　1回1被安打無失点

1アウトから宗山選手に真ん中に入った球を打たれてレフト前ヒット、伊藤選手はセンター正面のフライ、中島選手はフルカウントからツーシームでショートゴロで無失点、真ん中に入ると危険ですが簡単に四球は出さないので、そこは非常に良いです。今日も1点差を抑えて立派な勝ちパターン入りになりました。

◎ウィンゲンター投手　1回1奪三振無失点

小郷選手はど真ん中スライダーで見逃し三振、小森選手はセンターフライ、浅村選手がカウント3-1からボール球を無茶振りスイングしてファーストゴロ、浅村選手が焦って強振してくれて三者凡退でした。

◯平良投手　1回1奪三振1与四球無失点

簡単に2アウトから村林選手にご挨拶四球、進塁して2アウト2塁で宗山選手のピッチャーゴロを平良投手が一塁ベースへ全力疾走で踏んでアウト、2点差だと不安はありますが高めを武器になんとか抑えています。

【野手陣】

幸先良く2点取りましたが、渡部聖弥選手の走塁ミスで途中まで2点止まりになりました。なかなか先頭打者が出ずに渡部聖弥選手に全権託すと、ミスが出た時に為すすべなく終わってしまいます。ただ、ここ最近は下位打線も最低限出塁するので、下位打線からチャンスメイクする試合も少しずつ増えてきました。7回の追加点は昨年までならまずなかった得点です。ディフェンス野球で6回の失点を阻止して、長打がない中で西口監督も理想としている野球は出来ているかもしれません。

◎西川選手　4打数3安打1打点1盗塁死

また初回先頭打者ヒット、西川選手の初回先頭打者ヒット率が非常に高いのが先制点の多さを物語っています。その後はエラー込みで全打席出塁、7回のチャンスでタイムリーヒットなど、苦手な左投手相手にこれだけ打てたのは非常に良かったです。

盗塁は遂に失敗が出ました。スタートは悪くなかったですが、逸れた送球が西川選手方向に流れてしまいました。鬼ごっこしたら足速くなるらしいです笑。周東選手が抹消となっているのもあり、今年は盗塁数も狙っていきたくなります。

◯長谷川選手　4打数2安打

0アウト1塁、これまで生産性のないアウトばっかりでしたが、今日は変化球をセンター返しして二塁打を打ちました。その後も7回のチャンスでもレフト前ヒット、まだ半信半疑ですが少しタイミングが掴めてきた可能性が出てきただけに、明日の内容は大事になってきます。

◯渡部聖弥選手　4打数1安打2打点

0アウト2,3塁、ゴロでも1点という場面で昨日同様に右中間に打って余裕の2点タイムリー三塁打です。次のピッチャーゴロで飛び出してしまい戻れずアウトでゲッツー、あの場面は飛び出したら挟殺プレーに持ち込みなんとか2塁を作る走塁が必要です。この走塁ミスはなかなかに酷いので改善が必要ではありますが、それでも余裕でお釣りが出てしまう圧巻の打撃能力です。

ただ、その後3打席の凡退内容が長打欲しさが見えていたので、少し落ちないか不安はあります。まだ無理して長打を狙う必要はないので、自分のタイミングで強い打球を打っていきたいです。

△ネビン選手　3打数無安打1四球

0アウト3塁でピッチャーゴロ、渡部聖弥選手がすぐアウトになって併殺打になってしまいました。あれは渡部聖弥選手が悪いですが、ネビン選手もピッチャーゴロ打ってしまうのも困ります。

✖︎栗山選手　4打数無安打

これは采配ミスです。左に強い藤井投手にスタメンは無理があります。中村選手連続スタメンを避けたかったから野村大樹選手でも全然良いですよ。指名打者を骨牙以外の試合はあってもいいです。

◯外崎選手　3打数1安打1四球

最後バットが折れてどん詰まりの内野安打、サード守備で好プレー、さすが元セカンドゴールデングラブ賞という打球処理を見せてくれました。

◯炭谷選手　4打数1安打

魚雷バットでライト前ヒット、要所で見逃し三振を取って相手の狙いを外してくれました。

◯滝澤選手　3打数1安打

セーフティバントを仕掛けましたが、フランコ選手の好プレーでヒットにはなりませんでした。その後スライダーをうまくたたんでセンター前ヒットでチャンスメイクしました。

◯児玉選手　3打数1安打

打ち上げましたがポテンヒットでチャンス拡大しました。6回の守備は外崎選手だけでなく、児玉選手も難しいバウンドを掬い上げてくれました。

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