5/11(日)ロッテ戦第7回戦—千葉ロッテマリーンズの暗黒パワー 3試合連続完封勝利で苦手克服へ—
10-0で勝利です。ライオンズの前に、まずはロッテについてです。さすがに今日の試合内容にはロッテに同情の念が出てしまうほどでした。先発は試合作れない、打線打てなすぎるしスタメン起用もよく分からない、そんでもって若手有望株の木村投手が4点ビハインドでエラー絡みで滅多打ちされる、完全に暗黒期そのものです。これ吉井監督途中休養という名のクビもあり得そうなレベルです。昨年91敗を経験した身としては痛いほど暗黒期の辛さは分かります。正直今年のライオンズの最下位はなくなったんじゃないかと思ってしまうほどでした。
【投手陣】
◎隅田投手 7回3被安打8奪三振2与四球無失点
1アウトから藤岡選手に二塁打を打たれて、藤原選手はサードゴロ、ソト選手はチェンジアップで空振り三振で無失点、3回は2アウトから四球とヒットで1,2塁、藤原選手はフォークで空振り三振で無失点、ずば抜けて良いわけではないですが、チェンジアップとフォークを決め球にロッテ打線を抑えていきます。
援護が入って5回、2アウトからヒットとエラー、藤岡選手は勝負できずに四球で満塁となり、藤原選手はフォークでファーストゴロに抑えたのが最後のピンチでした。その後7回まで無失点に抑えて8回続投予定でしたが、大量援護で試合が決まったので無理なく7回で交代となりました。
前回ストレートとカーブで打たれたのもあり、チェンジアップとフォークを決め球に変えた配球が上手くいったと思います。ロッテ打線の暗黒ぶりもなかなかでしたが、多少甘くても変化球で空振りを誘ったり、ストレートは球速勝負で抑えるなどして無事に無失点に抑えました。この時期に5勝は順調すぎる白星換算です。どこまで順調に行くか分かりませんが、3年間の借金は今年一気に返済したいです。
・佐藤隼輔投手 1回1被安打1与四球無失点
藤岡選手にフェンス直撃の二塁打を打たれ、四球で2アウト1,2塁でしたが石川選手の打球は西川選手の守備範囲内でした。いつまで敗戦処理の扱いで1軍帯同続けさせるのでしょうか。
◯ラミレス投手 1回1奪三振無失点
ストレートで奪三振込みの三者凡退、扱いがリリーフB班になっていますが、内容からして山田投手に次ぐ準勝ちパ候補の1人にしていいと思います。
【野手陣】
初回のバント采配以外上手くいきました。苦戦していた3番打者がタイムリーで息を吹き返してからは終始ライオンズペースでした。上位打線が形を作れているのは非常に良いことですし、最後は控え選手にも打席が与えられたのも良かったです。あとは課題のサードとライトをどうするかです。今打てているからではなく、上位打線を形成している選手がガス欠した時に、サードとライトの選手が次はカバー出来る準備をしておきたいです。
◯西川選手 3打数無安打2四球
打球が守備範囲内でノーヒットでしたが、ここ最近選べてない四球を選んで2出塁しました。
◯滝澤選手 3打数1安打1四球1犠打1盗塁
初回のバントは要らないです。ノーコンストレート四球出して早々にバントアウトは相手を助けるだけです。その後はヒットでチャンス拡大に四球を選んで活躍しました。
◎渡部聖弥選手 5打数3安打1打点
チャンスで外カットボールをセンターに運ぶタイムリーヒット、これまでタイミング合わなかった外変化球を意識して打つことが出来ました。そこから息を吹き返して猛打賞です。この一本で不調から脱してくれると火曜日からまた期待したくなります。
◯ネビン選手 4打数1安打2打点
チャンスでインハイ甘めに入った球を打って2点タイムリー二塁打、あとはエラーで出塁もありました。
◯中村選手 4打数1安打1打点
7回のチャンスで決め球がど真ん中に入ったところを打ってタイムリー二塁打でした。
・外崎選手 3打数1安打1四球1失策
一応2出塁ですが、内容がパッとしません。エラーはほぼ強襲ヒットですが、この内容で6番サードは難しいところがあります。しかし西口監督は2軍から選手を呼ばずにサード滝澤選手とかやりかねないのもあるので、外崎選手になんとかしてもらうしかないのでしょうか。
◎源田選手 5打数3安打2打点1盗塁
あとホームランでサイクルヒットでした。7回は逆球を打ってファウルかと思ったら切れずにフェンス直撃となる2点タイムリー二塁打、源田選手が打てていますが前後の選手がパッとしないので出塁を活かしにくいです。
・長谷川選手 2打数無安打1打点1犠打1犠飛
ただ試合出場しているだけです。犠牲フライもファウルフライを無理やりアウトにしたものでした。この枠が無駄に使い潰しているのが勿体無いです。モンテル選手はないとしても、ダメ元で平沢選手や蛭間選手にチャンス与えるしかないのでしょうかね。
◎古賀選手 4打数2安打2打点
長谷川選手に尻拭い枠でタイムリー2本の活躍でした。7回のタイムリーは見ていてロッテが気の毒に思うほどのトドメの一打になりました。ロッテ戦でチャンスに強くなったので、次のソフトバンク戦でも継続してほしいです。
◯元山選手 1打数1安打
バット折れながらもセンター前ヒットを打ちました。明後日の試合でセカンド元山選手、サード滝澤選手をやりかねないか不安です。
・仲田選手 1打数無安打
8回にチャンスで打席が回りましたが初球打ちレフトフライ、ほぼ出番がないので今日2軍のライト守備でやらかした平沢選手と便利屋枠の入れ替えも考えたいところです。
◯児玉選手 1打数1安打1打点
途中出場からボール球を打ってタイムリーヒットでした。
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