ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5月振り返り 投手陣

5月の成績を振り返ります。5月は13勝11敗で貯金2、もう少し貯金を増やせたなという試合もあった印象ですが、参考までに昨年のこの時期の成績を投手野手順次載せますが、それに比べたら遥かに今年がマシということを思い知らされます笑。昨年の5月と比較も踏まえていきます。







☆1位 今井投手 26点(◎4×2,◯1×2)

5試合 3勝 防御率0.97

5月ぶっちぎりの1位、昨年の武内投手以上の点数を叩き出しました。昨年は5月にガス欠を起こして負けが込みましたが、今年は5月に入ってもガス欠を起こすことなくHQS投球を続けました。5月も防御率0点台、一番悪くてオリックス戦7回2失点、非常に高いレベルで安定した投球で点数としては月間MVPも狙えますが、平良劇場や宮城投手とのエース対決で3勝止まりなので月間MVPは厳しいです。それでも絶対的エースとしての威厳は保たれます。



◎2位 隅田投手 14点(◎2×2,◯1×2)

4試合 2勝2敗 防御率1.84

4月が出来すぎなのもあり、5月は少しスケールダウンがありました。それでも今井投手との二枚看板はしっかり継続して、5月も全てQS投球で悪くても3失点にまとめる投球をしました。2敗も決して炎上したわけではなく、どちらも8回以上投げての負けなので悪くても先発の役目を果たしています。



◎2位 渡邉投手 14点(◎2×2,◯1×2)

3試合 2勝1敗 防御率0.86

同点の2位に入りました。3試合でHQS投球、失点はこどもの日に打たれた山川のツーランだけでした。5月に入ってから渡邉投手の本来の投球が戻りつつあります。今井投手と隅田投手に次いで先発投手としての活躍を見せることが出来ました。



◎4位 山田投手 13点(◎3,◯5,△1)

9試合 1勝1敗3H 防御率1.08

リリーフで一番の高得点は山田投手でした。5月はサヨナラ勝ちでプロ初勝利も記録、最後にサヨナラホームランを打たれましたが、それまでは無失点記録継続して立派な勝ちパターンの一人になりました。5月に入ってからフォークが決め球として使えるようになり、奪三振率も向上させて球速以外で弱点がない投手になりました。



◎5位 甲斐野投手 12点(◎2,◯6)

8試合 8H 防御率0.00

山田投手に次いでリリーフで高得点です。投げた試合全てでホールドを記録、楽天戦とロッテ戦では火消しを成功させました。失点と紙一重の場面もありましたが、5月に入ってからはストレートも簡単には打たれなくなり、フォークが決め球として使えるようになりました。5月頭にあった西口チョップの効果もあったと思います笑。



◯ウィンゲンター投手 8点(◎3,◯3,△4)

10試合 2敗6H 防御率2.89

5月に入り大炎上はないですが、小刻みに失点を重ねてチラホラマイナス評価を出してしまいました。特に楽天戦で2敗してセーブも失敗、楽天相手に滅法弱くなってしまいました。しかし抑えている試合では抜群の好投をしているので、点数は打たれても高いです。ランナーさえ出なければ完璧な投球は継続しています。



◯平良投手 5点(◯6,△1)

7試合 1H5S 防御率1.29

増田投手を引き継ぐ立派な劇場型クローザーです。印象は悪いですが失点したのは今井投手の勝ちを消したオリックス戦だけ(それが印象を悪くしていますが)、他の試合は三者凡退がほぼないだけで、劇場開演しながらもなんやかんやで無失点に抑えています。



◯ラミレス投手 5点(◯5)

5試合 防御率0.00

5試合無失点、ヒットと四球が1つずつだけで好投しています。本来であればリリーフ序列5番手のはずですがホールド以前に勝ちパとしての起用法がなし、西口監督の贔屓采配のせいで好投しても雑な扱いしかされずに不憫な立ち位置になってしまいました。



・與座投手 2点(◎2×2,❌1×2)

3試合 1勝1敗 防御率4.60

與座投手は5月から先発に入って最初は2試合連続6回無失点と好投、しかし私が現地観戦したロッテ戦でまさかの11被安打8失点の大炎上で最低評価となってしまいました。



・高橋光成投手 2点(◎1×2,◯1×2,✖︎1×2)

3試合 1勝1敗 防御率3.00

昨年のこの時期−24点でしたね笑。ソフトバンク戦2試合運だけの1勝1敗でしたが、前橋凱旋試合は7回1失点の力投を見せてくれました。



・菅井投手 2点(◯1×2)

2試合 1勝1敗 防御率1.74

5月は投げ抹消で2試合のみ、モイネロ投手相手には投げ負けましたが楽天戦では5回無失点で白星と投げる試合で最低限活躍をしてくれます。



・武内投手 2点(◎1×2,◯1×2,✖︎1×2)

3試合 1勝1敗 防御率3.38

5月に帰ってきてソフトバンク戦はボロボロながらも5回1失点で白星となりました。その後楽天戦は好投しながらも勝てない試合と3点リードから吐き出して逆転負けした試合でプラマイ0になりました。



・水上投手 1点(◯1)

5試合 防御率0.00

1軍昇格してから5試合無失点、しかしプラス評価になったのはロッテ戦の三者凡退だけ、他4試合は火消しで1失点と後3試合は自滅寸前になりながらも謎に無失点、被打率.350、WHIP1.59と全く抑えられずに敗戦処理以外出番がありません。



・羽田投手 −1点(◯2,✖︎1)

5試合 1勝1H 防御率4.15

5月頭にサヨナラ勝ちで白星、その後もホールド場面で抑えるなどして良くなったかなと思いましたが、その後出番が少なく2試合連続失点して登録抹消、良くはなくても佐藤隼輔投手より先に抹消されたのは謎です。



△田村投手 −2点(◯4,△1,❌1)

6試合 防御率5.14

ワースト3位、出番は敗戦処理ですが被打率.333とよく打たれています。失点自体はソフトバンク戦の4失点だけですが、基本バッピになっているので敗戦処理から先の評価はないです。



✖︎佐藤隼輔投手 −6点(◯3,△1,✖︎1,❌1)

7試合 1H 防御率5.40

ワースト2位、こんだけやらかしてなんでまだ1軍にいるのでしょうか。日本ハム戦でレイエス選手からスリーラン打たれたのを皮切りに、奪三振率2.70、WHIP0.40、被打率.308と昨年までの勝ちパから一転して敗戦処理以下と西口文也愛人枠として、外崎選手と並びファンからの袋叩き枠に落ちてしまいました。



❌上田投手 −10点(❌1×2)

1試合 1敗 防御率18.00

これはワースト1位は多くの人が予想していたと思います。モイネロ投手との捨て試合マッチで10失点の大炎上、最初から負けるものと思っていましたがここまでコテンパンにされるとは思わなかったです。2軍でも大炎上していたのもあり、今年頑張っている投手陣の中でここまで燃えているのを見ると逆に悲しくなるものもあります。




【総評】

やはり投手陣の頑張りで貯金を持ち込めたと言えます。マイナス点数は大炎上した上田投手とあとは敗戦処理で投げていた投手です。プラス点数の出やすい投手ですが、基本投げている投手がプラス点数になっているのは良いことだと思います。特に高得点を出した投手も多く、先発三本に勝ちパターンも開幕当初から違う形で頭角を現したので、嬉しい誤算にもなっています。守り勝つ野球の前提で投手陣の活躍は必要不可欠になります。


去年なんて武内投手個人軍みたいな形でこの時期アブレイユ投手が燃えていたのもあり勝ちパ全滅、松本航投手を無理やりリリーフに回すなどしている惨状でした。それに比べたら今年は勝ちパ4枚は揃えられているだけに、かなりマシになっています。佐藤隼輔投手への贔屓起用や所々で見られる先発引っ張り癖はありますが、投手運用に関しては松井稼頭央や渡辺久信に比べたら数段良くなったと言えます。





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