ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5月振り返り 野手陣

5月野手成績ですが、こちらも昨年の同時期と比較すると昨年がどれだけ酷かったかというのがよく分かります。基本は比較しながらになりますが、ワースト1位に関しては色々と問題があるだけに、そこも確認していきたいところです。





◎1位 ネビン選手 14点(☆2,◎4,◯5,△4,✖︎3)

24試合 打率.292 4本塁打 17打点 

5月1位はネビン選手です。グラスラとファースト守備の好プレーで最高評価を2つ取りました。5月途中から魚雷バットを使い始めて長打も出るようになりました。得点圏打率.444、17打点とチームで打点を稼ぐ役割をこなして、打力の低いチームの得点源を果たしました。昨年のこの時期はすでにアギラー選手とコルデロ選手がほぼ戦力外みたいな形になっていただけに、今年は一人でも外国人野手が活躍してくれるだけでも大きく違います。



◯2位 西川選手 6点(◎5,◯6,△1,✖︎3,❌1)

24試合 打率.278 2本塁打 5打点 3盗塁

2位は同点でたくさんいます。西川選手は5月に入り盗塁は落ち着きましたが、出塁率.352と立派な1番打者として活躍を続けました。得点圏打率の低さが課題ですが、先頭打者ヒットのチャンスメイクは継続して出来ています。課題の1番センターをようやく埋めてくれました。



◯2位 滝澤選手 6点(☆1,◎2,◯4,△2,✖︎2)

16試合 打率.250 3打点 3盗塁

2番セカンドとして安定感が増しました。オリックス戦ではサヨナラタイムリーをするなど大活躍を見せましたが、その矢先に怪我をしてしまったのが残念でした。



◯2位 源田選手 6点(◎3,◯5,△2,✖︎2)

18試合 打率.283 6打点 3盗塁

印象はそんな良くなかったですが、実はそれなりの数字は残しています。ショート守備は少し怪しいところも見え始めていますが、それでも二遊間の要であることに変わりありません。



◯2位 元山選手 6点(◎1,◯5,△2)

13試合 打率.276 5打点 

元山選手が同点2位はねーだろ、と思う人も多いと思いますが、実は打率は西川選手とほぼ一緒、さらに8安打のうち二塁打5本打ち得点圏打率.429、この試合出場の中でそれなりに打っていたので点数自体は稼げました。勿論控え選手の枠組みで西口監督贔屓枠は変わらず、打っているのも大体試合が決まった場面の死体蹴りが多いので、印象が上がらないのはその通りだと思います。



・平沼選手 4点(◎1,◯4,△3)

12試合 打率.222 2打点 1盗塁

打撃というよりも守備の貢献ですね。最低限1軍にいてほしい選手ではありますが、5番ファーストなど明らかに不釣り合いな起用法をするので結果が乏しくなります。



・長谷川選手 1点(☆1,◎1,◯4,△2,✖︎3)

23試合 打率.242 2本塁打 7打点 1盗塁

5月途中までボロボロでしたが、ロッテ戦のホームラン二発からきっかけを掴み始めました。その後も安定してヒットは出続けて、打率は2割に到達しました。渡部聖弥選手離脱の危機を長谷川選手がチャンスにしようとしています。



・牧野選手 1点(◯3,△2)

7試合 打率.333 

実は5月打率3割越え、オープン戦良かった打撃が戻りつつあります。西口監督発案の3番牧野選手もあながち否定は出来なくなってきました。



・中村選手 −1点(◎1,◯4,△2,✖︎2)

15試合 打率.222 2本塁打 4打点

逆に打っている印象があった中村選手ですが、5月は少しターンダウンです。田中正義投手とモイネロ投手からホームランを打つなどホームランアーチストとしては健在です。落ちてきた中でもしっかり踏みとどまりは見せています。



・野村大樹選手 −1点(△1)

2試合 打率.333 

5月はスタメンでマルチヒットはありましたがチャンスで打てず、そしてモイネロ投手から打てなきゃスタメンで使わないという西口監督から無茶な要求を突きつけられて2軍落ちしました。



・仲田選手 −3点(✖︎1)

11試合 打率.000

最後にスタメン起用されましたが、ヒットは出ないでしょう。打てる気配がないですが、控え選手としては重宝され始めています。



・モンテル選手 −3点(✖︎1)

4試合 打率.143 

まさかの支配下契約、1軍スタメンでヒットは打ったものの走塁判断ダメ、振り逃げで走らない、そもそも実力不足で一気にファンのからのヘイト枠になり下がりました。昨年の奥村選手の支配下と同じ過ちを繰り返しました。



・古賀選手 −4点(◎3,◯1,△2,✖︎4)

18試合 打率.255 4打点 

5月はそこそこ打ちましたが守備での細かいミスが目立ちました。



・蛭間選手 −4点(◯1,△2,✖︎1)

6試合 打率.211 

1軍昇格しましたが渡部聖弥選手と比べ物にならないほどに悲しい凡退が多いです。ヒットもコースヒットばかり、チャンスで貧弱な打撃でドラ1として悲しくなるだけです。



・平沢選手 −4点(△1,✖︎1)

5試合 打率.000

スタメン出場もありましたが全く打てる気配なくノーヒットでした。



△渡部聖弥選手 −5点(☆1,◎2,◯5,△3,✖︎6)

18試合 打率.243 4本塁打 8打点

3,4月大車輪の活躍を見せた渡部聖弥選手でしたが、5月に入りプロの壁にぶつかりました。相手も攻めが厳しくなり、変化球など交わす投球でタイミングを狂わされて打率が急落、5月は四球1つと選べない部分の苦しさもありました。それでも5月に入ってからプロ初ホームランが出て、そこからパワーフォルムとして途中から復調の兆しを見せ始めました。ロッテ戦でホームラン2発と覚醒したかと思った矢先にまた足を痛めて負傷交代、様子を見ましたが結局抹消となりました。



△セデーニョ選手 −6点(◯2,△2,✖︎2)

8試合 打率.130 1本塁打 1打点 

栗山選手と入れ替えで昇格しますがホームラン1本だけ、惜しい打球もありますが基本ストレートが打てないのと落ちる球ぶんぶん丸でかなり苦しくなってきました。



△栗山選手 −8点(△2,✖︎2)

6試合 打率.000

ここからワースト3位です。2人いますが1人は栗山選手です。5月からは全く打てずじまいで、衰えを象徴する凡退ばかりです。何より四球が選べなくなったのが最大の痛手です。西口監督が懲りずにチャンスの場面で凡退し続けて見ていて苦しくなるばかりでした。



△児玉選手 −8点(◯3,△2,✖︎2)

16試合 打率.130 2打点 

同じくワースト3位、単純に打てなくなりました。いくら守備固め選手でも1割台じゃ厳しいです。加えてバントも出来ないのでよりスタメンで足を引っ張る試合も増えてばかりです。



✖︎炭谷選手 −11点(◯1,✖︎4)

9試合 打率.100

ワースト2位、打ててないのもありますが、それ以上に守備力の衰えが顕著です。弱肩がさらに悪化したので基本フリーパス状態、ウィンゲンター投手なんかと組ませたら誰でも二盗出来る状態です。さらに壁性能も落ちて逆球ワンバウンドでも身体が反応出来ずにワイルドピッチにしてしまいます。いくらリード面が良くてもこれではスタメンマスクは厳しくなります。



❌外崎選手 −19点(◎2,◯5,△3,✖︎4,❌3)

21試合 打率.200 1本塁打 7打点 

ぶっちぎりのワースト1位、まず何がヤバいかですが、点数が−19点というところです。昨年のワースト1位が佐藤龍世選手の−21点ですが、基本負け試合の評価は低くなり、逆に勝ち試合の評価は高くなります。なので今年貯金2を作ったにも関わらずこのマイナス点数、仮に昨年ほど負けていたらマイナス点数がもっと跳ね上がっていたことでしょう。


当然打撃がダメ、守備は5月3失策で加えて記録に残らないほぼエラーみたいなヒットも多い、エラー内容も内野フライ落球とかありえないミスしかない、それなのに佐藤龍世選手干してサードスタメンでレギュラー扱いし続ける、そりゃ今年のヘイト枠1位になりますよね。こんなボロボロな選手を平然と使い続けている西口政権がおかしいのはいうまでもないです。1ヶ月だけで最低評価3つ出すのもどれだけおかしなことやらです。





【総評】

3,4月よりは点数が落ち気味ではあります。それでも勝ち試合が多いのでマイナス評価も減っています。開幕から2ヶ月経ち、大きな選手入れ替えがない中で我慢して起用し続けた選手はプラス点数を出すようになった一方で、結果を出せないながらも謎に1軍出場が続いている選手が大きくマイナス点数を出すようになりました。これは固定で使っている良し悪しが出ていますが、2ヶ月経っていまだに結果を出せてない部分は変えていかないといけません。野手起用に関しては闇が深い部分もあり、6月もこのメンバーでどれだけやっていけるか不安要素も残っています。





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