6-4で逆転負けです。交流戦首位のヤクルトに負け越してしまいました。

先発は十亀投手。初回、打ち取った当たりを秋山選手が打球を見失い、不運な形で先制点を取られます。ですが、守備のミスを引きずることなく後続を抑えます。

3回です。先頭の中村悠平選手に四球を出します。これは問題です。次の9番藤井選手にヒットを打たれます。青木選手は打ち取りますが、山田哲人選手の代わりに出場した三輪選手にタイムリーを打たれました。主力打者以外の選手に打たれての失点はもったいないです。

5回も藤井、三輪選手を四球、ヒットで出塁を許しますが、坂口選手をスライダーでショートゴロに抑えました。

6回です。先頭のバレンティン選手に3球連続でボールが抜けて、結局四球で出塁を許します。雄平選手の打球は浅村選手が上手くさばいてアウトにします。その後盗塁でピンチになり、川端戦にヒットを許しますが、外崎選手から完璧な送球、岡田選手もボールをこぼさずに走者をタッチして同点を許しませんでした。

7回にも、レフトの金子侑司選手のビッグプレーが飛び出て0に抑えます。ここまで105球です。そろそろ球威も怪しくなってきたので、ここからは不安ではありますが中継ぎ陣に託すのが普通です。

ですが、今年の投手コーチの采配は普通ではありません。なんと続投です。意味が分かりません。坂口選手に四球で出塁、バレンティン選手に2塁打を打たれて1点差となり、降板になります。

7.0回113球、被安打7奪三振2四球4自責点4でした。秋山選手のミスや首脳陣からの無茶振りもあった中、良く投げたと思います。しかし、無駄な四球が多かったり、下位打線や三輪選手といった、本来抑えなきゃいけない選手に打たれているのは良くありません。好投はしていますが、これで6敗目です。なかなか勝ち星がつかないのが少し気の毒です。

このピンチでワグナー投手。雄平、坂口選手に連打を浴びて降板します。何のために登板させたのでしょうか？回の頭から登板させないと思ったら0アウト2塁の場面で登板、しかも簡単に打たれて降板、これも意味が分かりません。ワグナー投手の今後に関してはまた後で書きます。

同点で尚0アウト1,2塁の場面という絶体絶命の場面で、大石投手が登板します。ストレートを中心に投げて、失点を許しませんでした。今日唯一の収穫でした。球速以上にストレートにノビがあります。今後は勝ちパターンに入れて問題ないはずです。

同点のまま9回は増田投手。同点で増田投手ですか。。。私は小石投手でも良かったと思います。先頭の青木選手に簡単にヒットを許し、2アウト2塁のピンチを迎えます。ここで、代打畠山選手。絶対に打ち取らなければいけない選手ですが、三遊間を抜けてしまいました。この時点で逆転負けも同然でした。雄平、川端選手にストレートを弾き返されて万事休すです。増田投手についても後で書きます。

流石に今日の投手起用は本気で論外です。本当にプロの人が采配しているのでしょうか？5点差リードで起用して、2点差リードでは起用を渋るセットアッパーなんて存在するのですか？しかも、十亀投手の7回の投球を見て、8回もいけると思ったのですか？8回は3番坂口選手から始まるクリーンナップですよ。そんでもって、投手交代はここまで打たれているワグナー投手ですか？なんで前回好投した大石投手に託さなかったのですか？さらに9回もここまで打たれている増田投手ですか。そんなにワグナー、増田投手以外信用出来ませんかね？私は9回は小石投手のほうが好投してくれると思いましたが。

本当に今年の中継ぎ投手の采配は意味不明なことばかりです。西口コーチは論外、土肥コーチも戦略、采配に関してはダメダメです。辻監督も、投手コーチに全て任せているなら、任せっぱなしにしている監督にも責任はあります。本気でこのままシーズン行くならBクラス転落だってありえますよ。いい加減に本気で投手起用を見直しほしいです。

打線です。苦手な左腕はとりあえず攻略は出来ました。

2,3番でハフ投手を攻略していきました。源田選手が塁に出て、浅村選手が返す。これを2打席連続で行えたのは良かったです。

外崎選手も攻守に渡ってアップルパンチを炸裂させました。ハフ投手を降板させる決定打となる2試合連続本塁打、守備でも完璧なレーザービームで同点を許しませんでした。

金子侑司選手もヒットから盗塁でチャンスを拡大させました。守備でもフェンスによじ登ってのキャッチはお見事です。岡田選手も十亀投手を頑張ってリードしていました。毎試合ヒットを打ってくれるのも助かります。

秋山選手は今年は守備でらしくないプレーが多いです。タイムリーヒットは流石ですが、その後に牽制で誘い出されてアウトになったのは良くありません。

今日無安打だった山川、メヒア、中村選手。メヒア、中村選手は確実性にかけるのは承知の上での起用なので今日は我慢します。本当は、中村選手のスタメンだけは本当にやめてほしいと毎回思いますが。守備の衰えも顕著です。3打席終わったら守備固め出さないと、栗山選手に示しがつきませんよ。

不安なのが山川選手。どうも最近大振りが目立ってきています。もう少し繋ぐ意識を持ってくれないと、4番が穴になるとまた打線全体が不調になってしまいます。

最後に、投手の配置転換です。もうワグナー、増田投手を勝ちパターン起用はやめましょう。現状だと、大石、ヒース投手が代役を務める形になります。ヒース投手はコントロール面に不安がありますが、他にいないので仕方がありません。この際なので、2人とも抹消でいいと思います。下からは、本田、相内、佐野投手あたりをまずはロングリリーフからスタートさせるべきだと思います。小石投手なら勝ちパターンも務まる状態です。(というか、現状のメンバーだと小石投手しか勝ちパターンを務めるしか方法はありません)

今年は選手の固定起用が顕著に現れています。不調な選手をいつまでも起用し続けているからこんな負け方ばかりになるのです。投手、野手関係なしに、1,2軍の入れ替えを活発にしていかないと、またすぐに日ハム、ソフバンに抜かされてしまいます。

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